募集要項


応募方法

専用のWebフォームを通じて行います。応募受付期間内に必要事項の記入と必要書類のアップロードを行って下さい。

応募資格

  • 過半数が学生(中高校生、高専生、大学生、大学院生)で構成されるチームあるいは個人
    • 社会人が含まれていても構わない。
    • ただし教員がチームメンバーとして参加することは認めない。
    • ユース部門などの区別はありませんが審査時に参加者の年齢を考慮する場合があります。このためU18のチェックボックスが設けられます。

作品の条件

  • インタラクティブな作品。
  • 未発表で実現可能なもの。
  • 審査を通過した場合、SEED STAGEおよびLEAP STAGEに参加できること。(日程の詳細は5月中に公開する予定です。)
    • SEED STAGE:
      • 9月12日~14日に東京で開催される日本バーチャルリアリティ学会大会内で行われます(開催日数は7月に確定します)。
      • 表彰式は別日にオンラインで行う予定です。
    • LEAP STAGE:
      • 11月18日(土)~19日(日)、テレコムセンターの予定です。
  • SEED STAGEでは会場の都合上、1.8m x 1.8m の範囲内で体験できること(180cm x 45cmの長机と椅子が提供されます)。LEAP STAGEについてサイズ変更がある場合は要相談とします。

企画応募

書類投稿締切: 2023年5月31日(水)24時00分

締切時間以降のアップロードは一切受理していません。例年、以下の様なケースが発生します。余裕を持った投稿を心がけて下さい。

  • 締切り時間近くは応募が殺到し、アップロードに時間がかかります。
  • 応募者側の回線不調などでアップロードが失敗することもあります。
  • あわてて投稿すると、間違ったファイルをアップロードするかもしれません(締切後は差替えも受け付けません)。

応募に必要な書類

  • 概要(VR学会大会予稿形式)
    • PDF 、 A4サイズ 、 2~4ページ
    • 書式ファイルのダウンロード
    • 注意点
      • 書類審査は応募者の情報を伏せた状態で行うため、著者・所属は応募時点では記載しないでください。予稿内にもチーム名・所属・チームメンバーの氏名等の情報を含めないようにしてください。
      • フォーマットに従い、参考文献等も適切に記載して下さい。
      • 必ずPDF形式に変換してください。
  • 企画書
    • PDF、A4サイズ 、 9ページまで
    • 書式ファイルのダウンロード
    • 注意点
      • 書類審査は応募者の情報を伏せた状態で行います。企画書内にチーム名・所属・チームメンバーの氏名等の情報を一切含めないようにしてください。
      • 必ずPDF形式に変換してください。
過去のサンプル
  • やがて雪だるまになる(2022年参加作品)[企画書PDF][概要PDF]
  • Mechanical Brain Hacking: ロボットアバタを用いた自らの脳改造・身体システム改造体験(2022年参加作品)[企画書PDF][概要PDF]
  • 適法!日本酒醸造シミュレータ(2022年参加作品)[企画書PDF][概要PDF]

書類審査

  • 審査委員・実行委員によるWeb審査
  • 審査のポイント:チャレンジの魅力と、その達成のための道筋の明確さ
    • システム図の記載を推奨します。また企画書にはフロアプランも記載ください。ラフプロトタイプの状況の記載も推奨します。
  • 審査は以下のカテゴリで行います。投稿の際には作品がどのカテゴリに当てはまる挑戦であるかを選択してください(主カテゴリ1つ、副カテゴリ2つまで)
    • DIY:VR体験のための自作デバイスの開発やレシピやソースコードの公開による普及を目指すもの。
    • エンタテインメント:エンタテインメント性、コンテンツ性があるもの。
    • アート:新しいコンセプトや先端的な表現を目指したもの。
    • 新規事業:まだ世の中に存在しない新たな事業につながる可能性を感じさせるもの。
    • 社会:世の中に存在する問題を創造的に解決することを目指すもの。
    • 技術:先端的な技術の挑戦。新規性だけに限らず、スケールや有用性も評価する。
  • 最大25件程度の企画を選出 → 作品制作へ

制作補助費について

書類審査ならびにSEED Stageを通過したチームには,それぞれ制作支援金(昨年実績2万5千円),制作加速支援金(昨年実績2万5千円)を支給します.
今年度の金額は現時点で未定ながら,昨年同程度となる見込みです.
また展示審査に際しては,数名分の交通・宿泊費の支援を予定しています.昨年は距離に応じた交通・宿泊費2名分を支給しました.

企業からの提供品について

2023年度は、パートナー企業から次の物品を提供いただけることになりました。これらを利用は審査には一切影響しませんが、利用申請状況の把握のため企画書に項目を立てて明記してください。ハードウェアの場合は数に限りがあるため、利用する場合は、利用できない場合の代替手段についても記載してください。

  • Diver-X [説明資料]
    ContactGlove Standardモデル(SMAハプティクスなし、本体ハプティックリアクタあり)
    ContactGlove Hapticsモデル(SMAハプティクスあり、本体ハプティックリアクタあり)
  • Yamaha [説明資料]
    立体音響SDK Sound xR Core for Unity
  • CRIミドルウェア [説明資料]
    サウンドミドルウェア CRI ADX LE

注意事項

応募して頂く参加チームには、下記の条件に同意していただきます。

  • 参加者は、IVRCの期間中、作品の企画・制作および関連業務に注力する義務を負うこととします。
  • 応募企画または作品(以下応募作品)に、著作権に関する問題がある場合、全面的に参加団体または参加個人(以下参加者)がその責任を負うものとします。使用する文章、音楽、画像、ソフトウェア等に著作権上の問題がないよう、注意してください。また、応募作品が他の団体/個人の著作権を侵害している恐れがある場合には、失格とみなします。応募作品には、必要があればコピーライトを明記してください。
  • 各応募作品の著作権は参加者に帰属するものとします。
  • IVRCの期間中に撮影した静止画像、動画像を大会は参加者に通知することなくIVRC の広報活動に用いることができることとします。ただし、肖像権に関しては、参加者からの申し出があればその意思を尊重します。
  • 参加者が、作品協賛企業/研究室等から機材を借用した場合、機材の管理運用は各参加者が責任を持って当たることとします。大会側では、借用期間中、事故が起きた際にこれを補償することができません。
  • 参加者およびIVRC実行委員会は、チャレンジの広報活動、IVRC以外での実演展示活動(SIGGRAPH、LavalVirtualでの展示)に誠意を持って協力し合うものとします。
  • 会場の設備や観客、審査委員等に危害を及ぼすことの無いよう、細心の注意を払ってください。
  • チームメンバーにもこの条件を承諾していただく様、ご確認お願いいたします。

IVRC参加者向けDiscordについて

IVRCでは、Discordを利用して各種連絡を行う予定です。参加を希望される方はこちらからDiscordに入っていただくようお願いします。Discord内ではチームメンバの募集や、書類投稿前の質問・相談も受け付けております。参加を検討中の方もぜひ実行委員・参加予定者との交流にご利用下さい。

Q&A

Q. 参加者は学生でなければなりませんか?また専門学校等でも参加できますか?
A. 過半数が学校教育法に定めがある各学校(中高校、高専、大学、大学院、専修学校、各種学校)所属の学生で構成されるチームあるいは個人と定めています。メンバーに企業所属の社会人等が「任意の個人として」参加している場合は、協力者としての参加を認めます。ただし、上記学校の教員がチームメンバーとして参加することは認めておりません。なお、18歳未満の参加者は、必ず保護者の許可を受けてください。

Q. U18の条件を教えて下さい
A. 「大学生、専門学校生、高専4年生以上を含まないチーム」または「高校3年生以下または同等の学年以下」です。判断に迷う場合はお問い合わせください。

Q. 参加者は必ずグループである必要がありますか?
A. 制作を行う技術や時間があれば、1名のみで構成されたチームも応募可能です。

Q. メンバーは、何人ぐらいが望ましいのでしょうか?
A. 特に制限等は設けておりません。人手が必要ならば、制作期間だけ手伝ってくれるメンバーを増やすのも良いかと思いますが、「三密」には十分注意しつつ作品制作を行ってください。

Q. 「未発表の作品」とはどのレベルですか?
A. 新たなチャレンジが認められる作品であることを指します。
例えば既存の作品を改良したものや、学会等で発表した基礎技術を応用したものでも企画内容に応じて「未発表の作品」として認める事があります。また、卒業制作等で、学内の発表会で展示しただけという作品も、未発表と認める事があります。発表を行っていないとする基準としては、他のコンテスト等での受賞等の経歴が無いこととします。
もちろん『名前を変えただけ』といった改良では『チャレンジの魅力に乏しい作品』として審査される可能性はあります。

Q. どんな企画でも良いのでしょうか?
A. 学生を中心としたグループによって企画提案されたインタラクティブな作品でSEED STAGEでオンライン体験審査が可能な作品であればどのような企画でも構いません。但し、安全性を十分に考慮しないもの、差別や中傷など社会的に問題のある作品や、公序良俗に反する作品は企画書審査の段階で落選する可能性があります。

Q. 水や食品を使ってはいけないのでしょうか?
A. 今年はSEED STAGEでは国内数カ所に分散した体験会、LEAP STAGEでは東京での体験会を行う予定ですので、水道等は用意できない場合があります。また現在の社会情勢により食品の使用は高い配慮が求められます。企画内容を十分精査し、必要であれば問い合わせてください。

Q. 書類審査の図に人物が入った写真を使ってもよいでしょうか?
A. 図版へのプロトタイプの写真や想定される体験の様子としての写真資料の利用は可能です。一方で、書類審査においては、審査の上での有利不利がないようにするための配慮として応募者の情報を伏せた状態で行うため、著者や制作者の所属が読み取れる写真、作品提案に直接関係ない人物や背景などが含まれる誤解を生む写真を使用しない、もしくは適切な画像処理を施して利用してください。
また書類審査を通過した作品は日本VR学会大会への予稿として収録されるため、肖像権や著作権が解決されていない画像を使用しないよう注意してください。

Q. 応募段階での所属は何のために記載するのでしょうか?どのような情報を記載すればよいのでしょうか?
A. 所属や関連団体による有利不利、審査員の利益相反を防ぐため、書類審査評価システムには組織を同じくする審査員が審査することがないようコンフリクト解決システムが設定されています。大学等の所属の場合は最低限「学部/研究科」までご明記ください。その先の学部・専攻、研究室・サークル名等もできるだけ詳細にご記載ください(審査員が作品と紐づけて確認することはできない仕組みです)。

Q. 制作はいつから始めればよいのでしょうか?
A. 書類審査を通過したチームのみに実際の制作・展示を行っていただきます。但し、制作開始は特に定めておりませんので、プロトタイプ制作を早めに始めておくことをお勧めします。

Q. 技術的に制作が不安なのですが…
A. あなたの技術的不安はどのような部分ですか?IVRCはインタラクティブ作品のコンテストであり、あなたのイマジネーションを体験可能とする「技術」は最低限必要ですが、作品制作を通して習得することを期待しています。。まずは企画を考える段階で、いろいろな「挑戦」をしてみてください。必要な技術の調査をする、エンジニアリングに秀でた協力者を探す、企画を実現可能なレベルに練りこむ…こうしたさまざまな挑戦によって、自分たちのイマジネーションを「体験可能な状態」にしていきましょう。

Q. VR学会での発表の際に、参加費等はかかるのでしょうか?
A. 発表者(各チーム1名)が学生の場合、その方については費用はかかりません。通常、VR学会での発表に際しては、発表者はVR学会会員である必要があり、会員になるためには入会金と年会費の負担が必要です。さらに大会参加費が必要です。学生の発表者(各チーム1名)については、入会金ならびに初年度の年会費をVR学会が負担し、大会参加費をIVRC実行委員会が負担します。
くわえて各チーム学生2名まで、VR学会に無料で入会可能です(入会金・初年度の年会費はVR学会が負担)。ただしこの2名の方が大会に参加する場合、その大会参加費は自己負担となります。