メタバース部門 募集要項
応募資格
- 半数以上が学生(中高校生、高専生、大学生、大学院生)で構成されるチームあるいは個人
- 社会人が含まれていても構わない。
- ただし教員がチームメンバーとして参加することは認めない。
- メタバース部門ではペンネーム等でのお申込みが可能です
募集作品
- メタバースを活用・テーマにした作品
- ワールド・パフォーマンス・イベント・独自開発のソフト etc.
- ※ 独自の/特殊な機器の使用を禁止します
- 市販されている機器や物品、一般に自宅にあるものを用いて体験を設計してください。審査員は投稿いただいた作品を手元で再現し、審査を行います。
- コンシューマー向けHMD、PC、タブレット、等は標準で使用可能です。
- HMDはPC接続型、スタンドアロン型などを想定しております。
- 詳細は使用可能な機器リストをご確認ください。
- VRSNS、HPなどを介して広く一般に作品の公開・追体験が可能なもの。
- 一般の人々がオンラインにて体験可能であること。
- 作品発表から1年以内のもの
- (※)本条件はIVRCは登竜門であるという大会理念に基づいて設定されたものであり、理念に反さない限りにおいては多少の条件緩和(公開から1年と1週間が経過した作品もOKにするなど)が認められる場合があります。すでに作成済みのものであってもIVRC投稿のためにブラッシュアップした要素を加えるなど新規作品と見做されるようなアレンジは歓迎いたします。
- 作品応募時点では未完成でも構いません。作品の核となる面白さが審査員に伝わるようにご準備ください。
- 応募者自身が権利を持っている(または権利者から出場の許可が得られる)もの。
- 作品体験の中心となるアイデアが応募者自身によるものであるもの。
- 審査用のデモ版が用意できるもの。
- 5分を目安とした体験ができるもの
- SEED Stageでの審査では審査員には各作品に5分の審査時間が割り当てられます。5分を超える体験の審査の実施は各審査員に委ねられます。5分間で十分に作品の魅力が伝わるように設計いただき、長時間審査に審査員を引き込むような作品を期待します。
- 個人で体験できるもの。
- 作品審査は各審査員が遠隔にて行います。現地にて複数人を前提とした作品の審査は困難ですので、代替となる体験をご用意ください。なお、遠隔にて複数人が同時に体験する作品はもちろん審査可能です。
- 5分を目安とした体験ができるもの
評価点
- 「メタバース」の捉え方と活用法補の魅力
- インタラクティブ体験に対する独創的な視点
- アイディアを実現する技術力
企画応募
- 企画書投稿締切: 2024年6月30日(日)23時59分
- 2024年度からIVRCメタバース部門では、企画の応募にあたり事前に企画書を提出していただく形となりました。ご注意ください。
企画書
- 応募時点での作品に関する企画書
- 企画書に記載する項目例
- 作品の概要
- 何を作るのか、どうやって作るのか、どのような手順で体験するのか
- 作品の魅力
- 自分たちにとっての魅力だけでなく、他の人が体験したときに感じるであろう魅力。
- 作品に込める意図
- メタバースの特長をどのように捉え、活用しようとしているか。あるいは、メタバースの未来をどのように描き、表現しようとしているのか
- 作品の概要
- PDF、A4サイズ、1ページ
- フォーマット自由
- チーム名、代表者名(ペンネーム可)、連絡先、Laval Virtual審査対象希望を申込みフォームに記入
- 申し込み時点の企画書は作品の概略と応募数を確認するためであり、審査には直接影響しません
応募締め切り、審査スケジュール
- 企画書投稿締切 :6月30日(日)23時59分
- SEED Stage 締め切り :9月8日(日)23時59分
- LEAP Stage 締め切り :10月18日(金)23時59分
- LEAP Stage 作品紹介、表彰式@サイエンスアゴラ + オンライン:10月26日(土)、10月27日(日)
- 作品体験交流会 :11月2日(土)20:00~
使用可能な機器リスト
記載にない機器でも、対応可能になる可能性があります。お問い合わせください。
- 想定環境の種類
- PCVR(ゲーミングPC + HMD)
- HMD単体
- PCのみ
- スマートフォン、タブレット(iOS, Android)
- ※複数環境を組み合わせて使う(例:PCVRとスマートフォンを組み合わせるなど)場合はその旨別途記載してください
- 各環境における使用可能機器
- <PCVRの場合>
- PC : Windows,Mac
- HMD : SteamVR対応機器、Quest Link対応機器
- ※特定の機種が必要な場合(Vive Pro Eye, Quest Proなど)は別途記載してください
- <HMD単体の場合>
- Meta Quest系, Pico4
- ※特にQuest Proが必要な場合は別途記載してください。また、Hololens Nreal air等の記載にない機器を使いたい場合は事前にご相談ください
- <PC単体の場合>
- Windows, Mac
- <スマートフォン・タブレットの場合>
- iPhone, iPad, Androidスマホ, Androidタブレット
- ※iPhone/iPadのLiDARやFaceIDを使う場合は別途記載してください
- <PCVRの場合>
- その他追加で使用可能な入出力機器(使用する場合は別途記載してください)
- SteamVR対応トラッカー(アバターの6点トラッキングを想定。7点以上やアバター動作以外に使う場合は相談してください), mocopi, Kinect v2, Leap Motion
SEED Stage提出物
- 審査用情報
- 作品URL(審査対象)
- 作品解説文(審査対象、800字以内)
- 体験の様子の動画(審査対象ではない)
- 体験動画は、各自Youtubeにアップロードしていただき、そちらのURLを投稿フォームに記載していただくという形となります。
- web掲載用情報
- 作品名
- 作品概要文(140字以内)
- チーム名
- メンバーリスト(web掲載用)
- メンバーリスト(所属確認用)
- 作品サムネ画像
- 使用機器
- 体験方法
- 体験審査に最低限必要な人数
LEEP Stage提出物
- 審査用情報
- 作品URL(審査対象)
- 作品解説文(審査対象、800字以内)
- web掲載用情報
- 作品名
- 作品概要文(140字以内)
- 作品サムネ画像
- 使用機器
- 体験方法
- 体験審査に最低限必要な人数
- 広報用動画(最大3分、mp4で提出、審査対象外)
- IVRC公式Youtubeチャンネルにアップロードいたします
- 個人のYoutubeチャンネルやその他プラットフォームにアップロードいただいて構いません
- チームメンバーに変更があった場合は個別に運営までご連絡ください。
- LEAP Stage 進出者向けの展示ブース開発情報
- LEAP Stage進出チームはIVRC公式VRChat、clusterワールドに独自の作品ブースとワールドポータルもしくはパブリックURLリンクを設置することができます。
- 作品ブース内ではギミックは設置できず、3Dモデル、アニメーションのみの展示となります。こちらの独自ブースの制作は任意となっております。
- 展示ブース開発希望者
- 展示ブース開発用のリンク:
- ①ダウンロードリンクのファイルを用いてUnity(展示ワールドのUnity ver.: 2021.3.4f1)内で展示ブース(unitypackage化)を開発していただく.
- ②clusterおよびVRChatのworld/room idを記したファイル(doc, docx, txt, etc.)も合わせて作成していただく.
- ③作成した展示ブースのファイルとworld/room idのファイルをダウンロードできるリンクを提出用google フォームに記載して送信していただく(提出用フォームは,LEAP進出者へ個別に送信いたします).
- ダウンロードリンク内容ファイル:unitypackage, asset, objファイル
- ※ライトベイクしていないものに関しては,実行委員会の開発環境にてライトベイクを行います.
- ※開発に使用したアセット等の各利用規約(再配布,ライセンス)は事前にお調べください.
- cluster world id 共有方法参考:
- VRChat room id 共有方法参考:
- 展示ブース開発を希望しない
- ①実行委員会で制作したデフォルトの展示ブースにて作品を展示
- LEAP Stage進出チームはIVRC公式VRChat、clusterワールドに独自の作品ブースとワールドポータルもしくはパブリックURLリンクを設置することができます。
LEAP Stageオンライン審査会
審査では作品制作者による解説を聞きながら審査員が体験審査を行います。
審査員は団体で各作品を体験して回ります(各作品の審査は1度です)。
- 審査日:10月19日(土)、20日(日)(時間は調整中です)
- 場所:オンライン
- VRSNSを用いた作品の場合は同一インスタンスにご参加いただき作品の解説をお願いいたします。審査用URLは公式Discordより共有ください。
- 独自アプリケーションの場合はマルチプレイ機能がある場合は作品内で、ない場合はDiscordやZoomなどのビデオチャットを併用して解説をお願いいたします。
- 1作品あたりの審査時間:20分(質疑込み
作品体験交流会
IVRCメタバース部門参加者間の交流の促進を目的に相互に作品の体験を行う交流会を行います。
IVRC2024メタバース部門にご応募いただいた方、協賛企業の皆様、実行委員が参加できます。
詳細は参加者用Discordにてご案内いたします。
- 日時:11月2日(土)20:00~22:00
- 場所:オンライン
- 内容:懇親会 + LEAP Stage進出作品のうち数作品をツアー形式で体験(体験作品は後日運営より展示のご相談をさせていただきます)
Laval Virtual
- 2024年度よりメタバース部門作品もLaval Virtual awardの審査対象となりました。Laval Virtualはフランスのラヴァルにて開催されるVR/AR/空間コンピューティングなどに特化した国際的な会議と展示会です。IVRCとLaval Virtualは協力関係にあり、Laval Virtual awardを受賞した作品はLaval Virtualにて作品展示が可能です。
- メタバース部門作品のうち、Laval Virtual審査対象に選ばれた作品は一般部門LEAP Stage(サイエンスアゴラ in テレコムセンター)にて一般部門作品と同じく現地審査を行います。審査を希望される制作者の方は現地展示か遠隔展示を選択できます。
- Laval Virtual award審査は英語で行い、審査時間は5分間です。
注意事項
応募して頂く参加チームには、下記の条件に同意していただきます。
- 参加者は、IVRCの期間中、作品の企画・制作および関連業務に注力する義務を負うこととします。
- 応募企画または作品(以下応募作品)に、著作権に関する問題がある場合、全面的に参加団体または参加個人(以下参加者)がその責任を負うものとします。使用する文章、音楽、画像、ソフトウェア等に著作権上の問題がないよう、注意してください。また、応募作品が他の団体/個人の著作権を侵害している恐れがある場合には、失格とみなします。応募作品には、必要があればコピーライトを明記してください。
- 各応募作品の著作権は参加者に帰属するものとします。
- IVRCの期間中に撮影した静止画像、動画像を大会は参加者に通知することなくIVRC の広報活動に用いることができることとします。ただし、肖像権に関しては、参加者からの申し出があればその意思を尊重します。
- 参加者およびIVRC実行委員会は、チャレンジの広報活動、IVRC以外での実演展示活動(SIGGRAPH、LavalVirtualでの展示)に誠意を持って協力し合うものとします。
- 作品を体験する一般の方、審査委員等に危害を及ぼすことの無いよう、細心の注意を払って作品を設計してください。
- チームメンバーにもこの条件を承諾していただく様、ご確認お願いいたします。
Q&A
Q. メタバース部門に出した作品を、他のコンテストにも提出することは可能ですか?
A. IVRC2024メタバース部門としては二重投稿(審査期間の重複する他のコンテストに同じ作品を応募すること)は妨げませんが、他のコンテストの側においても二重投稿が認められているか十分に確認してください。
(2024/07/11追記)IVRC2024メタバース部門とXRクリエイティブアワード2024は協力関係にあり、二重投稿が可能です。 https://xrc.or.jp/award2024/
Q. 一人で複数の作品を応募することはできますか?
A. 同一の代表者による複数の作品の応募や、複数作品にチームメンバーとして参加していただくことも可能となっています。
Q. 審査の流れは制作者側が作品URLを提出し、審査員個人個人がそれぞれのタイミングで作品URLを開き、体験する(そこに制作者は介入しない)。その時の体験に応じて5分以上になることもある(審査員個人にゆだねられる)。という認識であっていますか?
A. はい、あっています。
Q. SEED STAGEの作品提出時には作品URL以外に作品を補足する情報を提出できますか?
A. 800文字の作品解説文と作品体験動画を提出できます。作品体験動画は審査をスムーズに行うため作品の体験方法を簡潔に記録したものであり、審査対象ではありません。
Q. 「5分間で十分に作品の魅力が伝わるように設計いただき、長時間審査に審査員を引き込むような作品を期待します。」と記載されていますが、厳密に5分以内となるように設計する必要がありますか?
A. 審査は厳密かつ機械的に5分で打ち切られるわけではありませんが、審査時間の都合上、5分を超えた審査を確約することはできません。目安として5分以内となることを目指すと共に、5分以上の体験が必須となる場合は審査員を長時間審査に引き込むような設計を推奨します。
Q. 「5分以内に作品をいい感じに体験するにはこういう経路をたどってください」のような指示を作品URLとは別で提供することは可能でしょうか?
A. はい、解説文や作品体験動画を活用ください。