IVRCメタバース部門 SEED STAGE
IVRCメタバース部門2024では、全22作品の応募がございました。応募して頂いた皆様、ありがとうございます。
メタバース部門審査員および外部審査員による審査を行い、LEAP STAGEに進む作品の選出を行わせていただきました。
作品一覧
和風ホラーワールド
(ぬかよろこびのにわ)
clusterで作成した短時間でプレイ可能なワールド内にあるオブジェクトやボタンを使
用することで次のイベントが発生するタイプのホラーワールドを作成しました。
このワールドは複数人ではなく1人でのプレイを最も推奨している。(複数人でも体験可能である)長時間のワールドではないため、ストーリー性に重きを置いていないが、様々な表現でプレイヤーを怖がらせることができると思う。
手元にHMDがないため、HMDでの実行環境は試せていないが、HMDでも問題なく進めれるワールドになるように設計して作った。
短時間となるようにギミックとしては6個、驚かすポイントとしては6個以外に進むことで自動的に発生するようにして短時間でも多くのホラー感が出るようにした。
事前の企画書フィードバックよりランダムエンディングの提案を受けたが、ホラーワールドにおいて一番面白くないものはある程度脅かしポイントがわかり切っている単調な作業ゲームとなったホラーワールドであるため、2回目以降のプレイは基本的に考えないものとしてマルチエンディングにしなかった。
仕様機器:
PC(Windows11) iPhone15
チームメンバー:
ぬかよろこびのにわ(電気通信大学)
体験する
リンク:
https://cluster.mu/w/51ac9c8c-fd1b-4f69-9c7b-d75b17880f00
体験方法:
光ったアイテムは持ったり使用したりできます。迷ったら光ったアイテムを押してみましょう。
VOID VOYAGER
(名大CGサークルMix3r)
本作品「Void Voyager」は、メタバースの可能性を宇宙空間という未知の環境で探索する没入型VR体験です。プレイヤーは宇宙飛行士となり、危険な小惑星帯で貴重な鉱石を探索・回収するミッションに挑みます。
本作品の特徴は、VRの多感覚的な特性を最大限に活用していることです。視覚、聴覚、触覚を総動員し、プレイヤーの感覚を拡張させる新しいインターフェースを提案します。例えば、放射線、磁力の変化など、現実世界では中々体験できない感覚をVR空間で再現します。
操作方法は直感的で、VRコントローラーを使用します。両手のコントローラーでスラスターを制御し、宇宙空間を自由に移動します。鉱石探知機を装備し、振動のパターンで鉱石の種類を把握します(振動が長いほど貴重な鉱石)。グリップツールを使って鉱石を掴み、回収コンテナに格納することで回収が完了します。
ゲームの難しさは、限られた燃料と体力の中で、いかに効率よく鉱石を回収するかという点にあります。プレイヤーは常に燃料と体力の残量を意識しながら、最適な探査ルートを選択する必要があります。また、放射線帯や強い磁力が発生する領域など、様々な環境ハザードが探査を妨げます。
本作品はメタバースを人間の感覚の拡張として捉え、それを宇宙探索に活用した作品です。現実世界では体験できない感覚をVRで再現することで、メタバースにおける人間の知覚の可能性を広げます。
ゲームデザインの面では、限られた燃料と体力の中での効率的な鉱石回収という課題が、プレイヤーの戦略的思考と瞬時の判断力を要求します。さらに、宇宙空間における様々な環境がプレイヤーの行く手を阻みます。これらの要素が絶妙なバランスで組み合わされ、挑戦しがいのあるゲーム体験を生み出しています。
仕様機器:
PC+VRHMD(Quest2 など)
チームメンバー:
アムロ(名古屋大学)
誰五味(名古屋大学)
きつねねね(名古屋大学)
mikajiro(名古屋大学)
hiro(名古屋市立大学)
Nel (名古屋大学)
kapiba-ra(名古屋大学)
体験する
リンク:
https://numix3r.itch.io/void-voyager
体験方法:
[実行方法]
PCのデスクトップ画面をVRHMDから表示(Quest2の場合はAir Linkなどを使用)
https://numix3r.itch.io/void-voyager からzipファイルをダウンロード
解凍し、中にあるIVRC2024.exeを実行
[ゲームプレイ]
VRコントローラーで両手のスラスターを制御し、宇宙空間を移動
鉱石探知機の振動で貴重な鉱石を発見(振動が長いほど価値が高い)
グリップツールで鉱石を掴み、回収コンテナに格納
〇〇王決定戦
(クイズフレンズ)
私の作品は『〇〇王決定戦』をメインとするメタバース向けクイズゲームです。初めてのワールド制作に挑戦し、試行錯誤を繰り返しながら形にすることができました。メタバースらしさは、双方向のコミュニケーションにあると考えており、対話こそがメタバースの本質だと思います。そこで、多人数で楽しめるクイズゲームを制作し、対話を通じて楽しさを体験してもらうことを目指しました。Clusterは、クイズゲームが少なく、敷居が低いことから選択し、初心者でも作りやすい環境で開発しました。
仕様機器:
PC、スマホ(PCが手っ取り早いと思います。)
チームメンバー:
king
体験する
リンク:
https://cluster.mu/w/de4f7a51-3ff4-4a93-9ac9-f54ff5b7dd2b
体験方法:
Clusterをダウンロードしてワールド検索から「〇〇王決定戦」と検索し「遊びに行く」でワールドに入れます。
バーチャル岡山理科大学
(バーチャルOUS)
このVRChatの世界では、メタバースが持つ可能性である「物理的な制約を超越した場」というところに注目をした作品であり、利用者が現実では不可能な体験を楽しむことを目指しています。自分たちの大学キャンパスを3Dモデルとして再現し、ユーザーがそのキャンパスの小物を投げ破壊したりできるという、現実では許されない破壊的な行為をバーチャルの場で実現しました。この作品は、物理的制限が存在しないメタバースだからこそ可能な自由な表現と、自らのアクションによって世界に破壊的な影響を与える感覚を受けることが出来ます。
また、メタバースについて考える上で、この作品は「参加型の破壊」と「インタラクティブな体験」が重要であると考えており。ユーザーは単なる観客ではなく、キャンパスの一部を破壊し、自分なりのカオスを生み出す主人公になることができます。これは、メタバースが単に現実を模倣するだけでなく、ユーザーの行動によってダイナミックに変化する空間であるといえます。
さらに、現実世界では重さや硬さが存在する自販機や消火器といったオブジェクトを、バーチャル空間で自由に操作し、非日常的な破壊行為を体験することは、ユーザーに新たな視点を与えることが出来ます。
仕様機器:
PC(Windows11) Meta Quest 2
チームメンバー:
鷹内_かい(岡山理科大学)
シセア(岡山理科大学)
さしみ(岡山理科大学)
バニラ(岡山理科大学)
体験する
リンク:
https://vrchat.com/home/world/wrld_c3953a0b-ec61-44f0-a373-7b112968a537
体験方法:
Joinをしたら校門をくぐり、街頭などを掴んで建物に向けて投げることで建物を破壊出来ます。
星蛍の幻想庭園 (The Garden of Luminous Fireflies)
(ほたる)
『星蛍の幻想庭園 (The Garden of Luminous Fireflies)』は、幻想的な音楽とともに無数の光が織り成す、神秘的で幻想的なワールドです。この作品は、星空と蛍の儚い輝きをテーマにした鑑賞空間で、プレイヤーや訪問者は、時間の流れを忘れるような癒しのひとときを過ごすことができます。庭園の空間は、広大なフィールドが広がり、頭上には無数の星々が輝き、足元には柔らかく瞬く草花が舞い踊ります。星の瞬きと蛍の光が一体となり、空と地が一つに溶け合う光景が広がり、訪れる人々はその美しさに魅了されます。
この庭園には、蛍の淡い光が時間と共に揺れ動く様子を楽しむことができます。また、空には満天の星が輝き、その下で蛍が舞う光景は、現実世界ではなかなか見ることのできない幻想的な情景です。庭園内を歩くと、風に揺れる草花や、地面に反射する光が繊細に描かれ、訪れるたびに異なる光の表情を楽しむことができるでしょう。
この作品の核心にあるのは「光と闇の調和」です。暗闇の中で蛍が織り成す光の舞、そして遥か彼方の星々の輝きは、一瞬のうちに消えてしまう儚い美しさを象徴しています。これらの光は、永遠ではないからこそ美しく、訪問者にその瞬間を大切にすることの重要さを感じさせます。庭園は、その静けさと美しさを通じて、鑑賞者に内なる平穏や心のリセットを促す場所でもあり、日常の喧騒から離れて深く自分と向き合う場となります。
『星蛍の幻想庭園』は、星と蛍という自然の儚い美しさを象徴する存在をテーマにした、心安らぐ癒しのワールドです。この庭園を歩くたびに、自然の静けさと美しさを再発見し、その中で自身の心を解放し、リラックスすることができる特別な空間を体験できるでしょう。
仕様機器:
PC(Windows・MAC) スマホ(Android・iPhone) SteamVR(OpenVR)対応PC向けVRデバイス Meta Quest 2
チームメンバー:
HIKKY
体験する
リンク:
https://cluster.mu/w/a3bf25d1-a401-475a-9ca1-f5b5eeef0b82
体験方法:
宝箱を開くと始まります。PCの場合、宝箱を開くにはマウスで宝箱をクリックするだけです。すると、幻想的な音楽とともにイベントが始まります。クリックするだけでOKなので、特別な操作は不要です。
SkyStrider
(SkyStrider制作部)
LEAP進出
本作品はフルボディトラッキング(以下フルトラ)を用いてスカイダイビングを体験することができるVRChatのゲームワールドです。
飛行機から飛び降りて地上まで落下する爽快感のあるアクティビティ、スカイダイビング。しかし、金銭面や安全面での理由で体験したことがない人の方が多いのではないでしょうか。
そこで、本作品ではVRとフルトラの技術を用いて、スカイダイビングの体験をできる限り再現しました。
まず、体験者はワールドに入った後、ベッドや椅子の上でうつ伏せになります。ワールドの案内に従ってキャリブレーションを済ませ、上空の飛行機に移動したのち、スカイダイビングが始まります。スカイダイビング中は、両足を曲げると前方に移動、手を片方あげると回転します。これは実際のスカイダイビングと同じ操作です。
フルトラで手足を用いることで、視覚のみならず、手足がコントローラーとなり、デスクトップゲームでは体験できなかったような没入感を体験することができる。また、実際のスカイダイビングと同じような感覚で、操作の難しさや楽しさ・爽快感を安全に何度も体験することができます。このような実際のスカイダイビングと同じような操作は、実際のスカイダイビングの練習につなげることができます。
本作品は複数人での体験に対応しているので、フレンドとスカイダイビングを楽しむといったこともできます。フレンドとスカイダイビングの体験を共有することで、スカイダイビングの練習のモチベーションに繋がるかもしれません。また、今後は落下速度を調整したり、プレイヤー座標の同期を改善することで、さらに複数人でのスカイダイビングを楽しくするアップデートをしたいと考えています。
VRならではの臨場感と、フルトラを用いて体全体をコンテンツの一部とする仕組み、メタバースならではの交流をぜひ体験してみてください。
仕様機器:
PC (Windows10, 11), SteamVR対応HMD, フルボディトラッキング機材(6点トラッキング以上)
チームメンバー:
れおぱぁど
Yothy
体験する
リンク:
https://vrchat.com/home/world/wrld_15810370-9e11-444b-a37c-1c56996ed2df
体験方法:
VRChatを起動します。起動後、作品URLからVRChatのサイトを開きます。ログインをしていなければログインをします。作品ページの右側にあるLaunchの横の矢印を押し、でてきたメニューの、Invite+と住んでいる地域のアイコンを押します。その後、CreateInstanceを押し、表示されたページのInvite meと書かれているボタンを押します。VRChatのウィンドウに戻り、左コントローラーのメニューボタンを押したときに表示されるクイックメニューを表示し左上に表示される通知を選択します。通知のチェックマークを押すと、体験ワールドに移動します。
体験ワールドに移動したら、お使いのトラッカーを起動し、VRChatのクイックメニューのキャリブレーションを選択して、キャリブレーションを完了してください。キャリブレーション後は、近くにある看板でキャリブレーションを開始するボタンを押してください。押すと、正面にキャリブレーションの案内が表示されるので、椅子やベッドなどうつ伏せになれる場所に移動し、案内に従ってキャリブレーションを完了してください。キャリブレーション終了後、近くの飛行機に乗り込むことで上空の飛行機に移動することができます。上空の飛行機に移動したら、扉の右上にあるボタンを押すことでスカイダイビングの準備態勢になります。キャリブレーションをしたときと同じ場所でうつ伏せになったら、両方のコントローラーのトリガーを押すことで、スカイダイビングが始まります。
スカイダイビング中は両手、両足で移動を制御します。両足をあげると前方に移動、両手を上げると後方に移動、右手か左手片方を上げると回転、右手足か左手足をあげると左右に移動します。高度1000mまでスカイダビングをお楽しみください。高度1000mを下回ると自動でパラシュートが展開します。パラシュートが開いている間は、左コントローラーのジョイスティック、またはタッチパッドで前後移動と回転を操作します。ジョイスティックを例にとると、ジョイスティックを奥に倒すと高速で前進、手前に倒すと停止、左右に倒すと旋回します。パラシュートが地面に到達するとパラシュートから降ります。
以上で体験は終了です。クイックメニューからリスポーンを選択すると、再度スタート地点に移動し、再度体験することができます。
ノミチャ
(さくらんぼクリエーション)
LEAP進出
この作品はフェイストラッキング技術を使って視野拡張を行うことで、離れている人同士が同じバーチャルワールドに存在しているかのような没入感を感じられる、Webコミュニケーションツールです。このシステムはPC上で行うものであり、VRゴーグルは被りません。ZoomやDiscordなどのWeb会議システムでは、誰かが喋っている時、横から割って入って喋りづらく、複数人が絡み合って話す談話が現実に比べて向いていないと感じていました。その原因は視線の向きであると考え、clusterというメタバースプラットフォームでのコミュニケーションを試したところ、Web会議システムにはなかった方向感や距離感が生まれました。しかし、VRゴーグルの重さやVR酔いなどで疲労し、長くは続けられませんでした。そこで、私はメタバースの良さを残しつつ、VRゴーグルを被ることなく、PCのみで会話が弾むツールを実現できないかと考え、開発に至りました。
このツールでは自分が顔を動かすことで、ゲーム内のカメラが連動して動き、辺りを見回すことができます。また、Webカメラの表情検出によってアバターは瞬きや口の動きまで表現することができます。そして、話し手の顔の向きによって聞こえる声のボリュームが変わります。例えば、相手が自分の方を向きながら話している時は、大きく聞こえ、逆に相手が反対方向を向いている時は、相手の声は小さくなります。また、3D音源を採用しているためどちらの方から声が聞こえたかが分かります。
この作品はZoomなどのPCさえあれば気軽に参加できるWeb会議ツールとメタバースの利点である、方向感や距離感のあるコミュニケーションを実現した、いいところどりのコミュニケーションツールとなっています。
この作品を通して、メタバースでしか生まれないと思っていたコミュニケーション体験にVRゴーグルは必要かを改めて考えるきっかけになる作品になることを願っています。
仕様機器:
PC(Windows)、Webカメラ、マイク
チームメンバー:
小木曽 直輝(岐阜大学大学院)
体験する
リンク:
https://drive.google.com/file/d/103dyqLJKmB-3lH4dfGVA4wPc1y1IaVq1/view?usp=sharing
体験方法:
※事前に準備が必要になります。
用意するもの
・PC(Windows)
・Webカメラ(内蔵しているものでも大丈夫です)
・マイク(内蔵しているものでも大丈夫です)
・ヘッドホンもしくはイヤホン
事前にダウンロードするもの
・VSeeFace(フェイストラッキングソフト)
VSeeFaceの設定
はじめに、VSeeFaceをダウンロードしてください。
VSeeFaceのホーム画面が立ち上がったら、ウェブカメラやマイクを選択してスタートボタンを押して開始してください。
次に「設定」を押してから「一般設定」を開いてください。「一般設定」の中のOSC/VMCプロトコルで送信するにチェックをつけてください。この時「127.0.0.1 / 39539」となっていることを確認してください。※チェックがついていないとUnityと連携できません。
正面を向いた状態で「位置をリセットする」を押すことで正しい向きにリセットされます。
「ミラーモード」はONにしないでください。
VSeeFaceでの設定はこれで終わりです。
VSeeFaceを立ち上げた状態で添付したアプリを開いてください。
部屋の作成
誰か1人がリーダーとなって部屋を作成します。「部屋をつくる」を選んで、お好きな部屋IDを作成してください。(例:1111)
部屋に入る
リーダー以外の人は「部屋をさがす」を選択し、リーダーが作った部屋IDを入力することで同じ部屋に入ることができます。
部屋に入ると画面左側にキャラ選択と座席のUIが表示されるので、キャラクターを選択してから、座る席を選んでください。
Recursive Me
(Recursivers)
【特徴】
本作品『Recursive Me』は、入れ子構造を活用したVRアクションパズルゲームです。プレイヤーは、異なる大きさで自分の世界と完全に動きが同期している別の世界に干渉しながら、自分の世界の道を切り開き、ゴールを目指します。干渉の方法は多岐にわたり、進めない場所でも、小さな世界を操作することによって突破できるようにしたり、他の世界からモノを持ち込む、または自分の世界のモノを他の世界へ移動させることで、ステージ内のギミックを解くといったものがあります。
また、音も各世界で個別に発生しているため、視覚だけでなく聴覚を通じても入れ子構造を感じ取ることができます。このように、このようにプレイヤーは、自分自身を俯瞰的に観察し、自分自身に観察されるといった世界を体験することによって、メタバース空間内で視覚的な広がりだけでなく、今までにない感覚的な広がりを得ることができます。
【操作方法】
左手サムスティック:移動。プレイヤーが向いている方向を前方として、スティックを傾けた方向に移動するため、直感的な移動操作が可能です。
右手サムスティック:視点移動(回転)。:左右のどちらかの弾いた方向に20度プレイヤーの視点が回転します。
グリップボタン(中指トリガー):モノを掴む。ステージに固定されておらず、掴むことができるモノの近くでグリップボタンを押すとモノを掴み、移動や動作をさせることができます。掴むことができるモノは、オレンジ色のアウトラインが表示されています。
左手サムスティックの押し込み:入れ子となっている小さな世界を自身の近くに呼び寄せます。
右手サムスティックの押し込み:プレイヤー以外のステージの状態を元の状態にリセットします。
メニューボタン:ステージセレクト画面に移動します。
【注意事項】
このゲームは、手を頻繁に動かしてプレイします。安全のため、ガーディアン(境界線)を正しく設定し、十分なスペースを確保して遊んでください。また、プレイ中に床に手をつく場面があるため、床の高さを正確に調整してください。もし床に手が届きにくい場合は、床の高さを少し高めに設定してプレイしてください。
仕様機器:
Meta Quest2, Meta Quest3で動作確認済み
チームメンバー:
西陽平(熊本大学)
稲田 健真(熊本大学)
井手 宗則(熊本大学)
佐藤 将太郎(熊本大学)
平良 琉人(熊本大学)
髙野 真櫻(熊本大学)
野間 裕介(熊本大学)
松本 大翼(熊本大学)
山﨑 功大(熊本大学)
体験する
リンク:
https://drive.google.com/file/d/1sQz9z8NpN8NMzOsJayuO75Fae9_sGGtM/view?usp=sharing
体験方法:
【起動方法】
1.事前に、使用する機器(Meta Quest2または、 Meta Quest3)の開発者モードを有効にしておいて下さい。(有効化する方法は後述します。)
2.ダウンロードリンク先より、「Recursive.zip」をダウンロードしてください。(ウイルススキャンが実行できないと表示されますが、「このままダウンロード」を選択してください)
3.ダウンロードしたzipファイルを解凍してください。
4.「Meta Quest Developer Hub」をインストールしてください。
5.「Meta Quest Developer Hub」を起動し、ログインしてください。
6.Meta Questとパソコンをケーブルで接続し、Quest内で「このパソコンを信頼するかどうか」の表示が出た方は、「信頼する」を選択してください。
7.「Meta Quest Developer Hub」の画面の左上の「Device Manager」タブを開いてください。
8.開いたタブの左側の「Add Build」をクリックし、先ほど解凍したフォルダの中にある「RecursiveMe.apk」を選択し、「開く」を押して下さい。
9.しばらくするとインストールが完了します。
10.Meta Questを装着し、メニュー画面の左下の「ライブラリ」を選択し、「アプリ」画面を開いてください。
11.「アプリ」画面の上側のプルダウンから、「提供元不明」を選択してください。
12.「Recursive Me」と書かれている項目を選択するとアプリが起動して遊ぶことができます。
【操作方法】
左手サムスティック:移動。プレイヤーが向いている方向を前方として、スティックを傾けた方向に移動するため、直感的な移動操作が可能です。
右手サムスティック:視点移動(回転)。:左右のどちらかの弾いた方向に20度プレイヤーの視点が回転します。
グリップボタン(中指トリガー):モノを掴む。ステージに固定されておらず、掴むことができるモノの近くでグリップボタンを押すとモノを掴み、移動や動作をさせることができます。掴むことができるモノは、オレンジ色のアウトラインが表示されています。
左手サムスティックの押し込み:入れ子となっている小さな世界を自身の近くに呼び寄せます。
右手サムスティックの押し込み:プレイヤー以外のステージの状態を元の状態にリセットします。
メニューボタン:ステージセレクト画面に移動します。
人差し指トリガー:UIボタンのクリック
【注意事項】
このゲームは、手を頻繁に動かしてプレイします。安全のため、ガーディアン(境界線)を正しく設定し、十分なスペースを確保して遊んでください。また、プレイ中に床に手をつく場面があるため、床の高さを正確に調整してください。もし床に手が届きにくい場合は、床の高さを少し高めに設定してプレイしてください。
【開発者モードの有効化方法】
1.スマートフォンの「Meta Horizon」アプリを起動&ログインしてください。
2.中央下部にあるアカウントアイコンを選択し、右上の三本線のボタンを選択してください。
3.「デバイス」を選択し、使用する機器を選択し、接続してください。
4.「ヘッドセットの設定」を選択し、「開発者モード」を選択して下さい。
(この際、Meta アカウントが開発者登録をしていない場合は、開発者登録を要求されるので登録してください。)
5.開発者モードのトグルをオンにすると、開発者モードの有効化は完了です。
Pentatonic Room
(Pentatonic Room)
LEAP進出
「Pentatonic Room」は、空間全体を奏でて音楽を創る「VR作曲体験システム」です。この名称は、作品全体のタイトルであり、同時に実装されたバーチャルな部屋自体を指します。ユーザはこの部屋で音を奏でますが、壁を鳴らすことで音を出すため、「Pentatonic Room」は部屋であり、かつ楽器でもあります。
本システムの基盤は「魔法の伴奏」にあります。これは、ペンタトニック・スケールの音であれば、何を鳴らしても音楽的に妥当な響きとして聞こえる伴奏を指します。バーチャルな部屋の内部では、この伴奏が絶えず鳴り響いています。また、全ての壁にはペンタトニック・スケールの音が割り振られています。この設計により、音楽初心者でも壁を鳴らすことで、響きとして妥当な音楽を作り出すことが可能です。
本作品では、音を鳴らす手段として「ボールを投げること」を採用しています。物理世界での演奏は、一般に直接的な力覚的フィードバックが得られます。一方、市販されるVRシステムでは獲得が困難です。「ボールを投げる」という間接的な方法を用いることで、演奏の実感を得られるようにしています。
「Pentatonic Room」では、ユーザは自由に音を奏で、その場で音楽を作曲する体験が可能です。さらに、自らが演奏・作曲した音楽を鑑賞することも可能です。これにより、即興的な音楽創作から完成した作品の鑑賞まで、一連の音楽体験をVR空間内で完結させています。本システムにはクオンタイズ機能が搭載されており、ユーザの鳴らした音は一定の拍に合わせて再生されます。
本作品は第74回駒場祭において、東京大学VRサークル「UT-virtual」の有志チームによりプロトタイプが作成されました。「Pentatonic Room」は、ユーザごとに異なる音楽体験を、そして「音楽を作った」という実感を提供することを目的として制作されています。
仕様機器:
VR ready PC (Windows11), Quest3 (Quest2でも可)
チームメンバー:
Rintaro (明治大学)
体験する
リンク:
https://drive.google.com/file/d/1Hzjz6pw2KUkbkHLiTGXmPEq3XkFKj8SP/view?usp=sharing
体験方法:
1. はじめに
「Pentatonic Room」は、VRで音楽を作曲する体験です。どんな音を奏でても必ず音楽になる不思議な部屋で、壁にボールをぶつけて音を鳴らします。
2. 準備
– VRヘッドセットを装着します。
– kf2023_warudakumi.exeを実行します。
– 画面の指示に従って初期設定を行います。
– 「Game Start」ボタンを押して体験を開始します。
3. コントローラの使い方
– コントローラの握り方:中指と人差し指で外側のボタンをそれぞれ押さえるように握ります。
– ボールの掴み方:胸の位置に浮かぶボールを、中指のボタンを押して掴みます。
– ボールのリスポーン:胸の位置に手を近づけ、中指を押すと、いつでもボールを掴み直せます。
– こぶしはぐっと胸の方へと近づけて、中指を握りなおしてください。
4. 音楽の作り方
– 部屋の壁に向かってボールを投げます。
– 壁ごとに異なる音が鳴ります(木琴のイメージ)。
– 自由に壁をめがけてボールを投げ、音楽を作りましょう。
5. 操作方法
– すべてのボタンは近づいて叩くことで操作できます。
– メニュー画面の開き方:左手のくぼんだボタンを押します。
6. メニュー機能
メニューから以下の操作ができます:
– 現在の録音の破棄
– 操作説明の非表示
– 体験の終了(一番右のボタンを選択)
7. 音楽の鑑賞
作った音楽は自動的に録音されます。体験終了時に鑑賞できます。
注意:音はクオンタイズ(一定の拍に合わせて調整)されます。
花火人 ~Shall We Explode?~
(桔梗組)
LEAP進出
本作品は自身が花火となり全身を使って思う存分自己表現をするというメタバースでしかできない体験を提供します。
体験の流れとしては、花火になるための参加登録、自身の好きなパーティクルと色の選択の後、思うがままに動き「爆発」といった流れになっています。表現の仕方は自由。優劣や決まりはありません。自分が思い描く花火になることを楽しんでください。
私たちは、現実とは異なる方法での自己表現の機会、さらには創発性を持ったコンテンツを生み出したいという思いから本作品を制作しました。また、花火は「個の集合によって構成される」「主観でそれらを味わうことは現実ではかなわない」「自己表現をするにあたって他者と差別化できる要素が多数存在する」「瞬間的に美しさを表現できるため、冗長にならない」などといった特徴から創発性をもった自己表現の場として選ばれました。そして、デジタルでありながら全身を使った表現ができる、各々が自由にふるまい表現をする、他者とリアルに空間を共にすることができるというメタバースの特徴が楽しむうえで重要となるワールドとなっています。花火の爆発とともにプレイヤー自身の思いや個性を爆発させ、それらと会場の雰囲気とが組み合わさることで単純な総和にとどまらないものが出来上がれば最高だと考えています。
今後本作品は自己表現のメインシステムであるパーティクルの種類を増やし、身体による表現を花火の造形として生成する機能を実装する(今回は未実装ですが次までには必ず実装します)、その際花火となる人が気持ちよく爆発できるようなインテラクションシステムを導入します。また、観客側と花火側の双方向間でのやり取りが活性化される環境を整備することを考えています。
仕様機器:
PC(Windows11), HMD(指定なし)
チームメンバー:
阿LaLa儀(明治大学)、emuto(明治大学)、えもり(明治大学)、おりがみ(明治大学)、ななみん(明治大学)、Yucky(明治大学)
体験する
体験方法:
ワールドに入った後そのまま直進し、参加登録システムにて花火となるための参加登録をして頂きます。その後、参加登録システムの右手側にありますギミックにて自身のなりたいパーティクルの種類、色を選択します。登録が完了すれば人数(最大4人)が揃い次第スタートボタン(太鼓)が出現するので、参加プレイヤーの内誰かが押すと体験開始となります。
スタート後、プレイヤーは花火玉となり打ち上げられます。打上後は全身を使って(腕をふる、動き回るなど)自身を表現してください。動けば動くほど爆発時の花火の大きさが大きくなります。打上から10s後に花火が爆発するので爆発時はポーズをとりましょう。花火の爆発後は実際に花火の目線になって辺りを見回すことが出来ます。ぜひ花火になる瞬間を楽しんでください。以上が体験の流れとなります。体験終了後は自身が表現した花火の写真を第三者目線で撮ったものを確認することができます。(設定からネームプレートが映らない設定にすることを推奨します)
NoahNoAnimal
(takebamboo)
LEAP進出
このワールドでは、ノアの箱舟に乗って脱出を目指す4名の動物プレイヤーと、脱出を阻止する1名の人間プレイヤーでかくれんぼを行う。ワールドは、中央に位置するノアの箱舟、それを囲む4つの浮島と、船や各浮島を繋ぐ橋によって構成される。動物プレイヤーは、ワールド内で4種類の動物に変身することができる。動物に変身することにより、各動物の視界を疑似体験することができ、動物が見ている景色が再現され歪んだ視界や普段とは異なった色彩の世界が広がる。また、各動物のもつ固有能力を駆使しながら人間から隠れつつ脱出を目指す。他の動物プレイヤーと協力し、制限時間内にすべての動物をノアの箱舟に集めることができれば動物プレイヤーの勝利となる。一方、人間プレイヤーはワールド内に置かれた道具を用い、すべての動物を捕まえて脱出を阻止することができれば勝利となる。
本作品の魅力は、4種類の動物の視界・能力の取得とアバターの変更により、疑似的に各動物になりきることができる点にある。これは、様々な身体を体験できるメタバースの特徴の一つであり、このワールドでは身体の変更に加え、動物の色覚や視界の歪み・特性の体験にゲーム性を持たせることによって、様々な身体・動物に没入することを可能にしている。
今後このワールドをさらに発展させれば、今よりも多種多様な動物に変身できると同時に、より複雑な生態系としての動物どうしの協力が促進され、動物の能力を組み合わせることにより戦略性の広がる作品となることが期待される。
仕様機器:
PC+Quest3,PC+pico4(動作確認済み)
チームメンバー:
Aruto(明治大学),炬燵(明治大学),Tankette(明治大学),flouris(明治大学),マレー(明治大学),羽根木鳩(明治大学)
体験する
体験方法:
ワールドに入ったら、ゲーム参加者は「Join」ボタンを押してください。参加人数が集まったら「Start」ボタンを押すことでゲームがスタートします。動物プレイヤーになった方はフィールドに散らばった動物に対してクリックすることで変身し、中央のノアの箱舟に連れて帰ることで動物を集めましょう。動物に変身している間は、動物の持つ固有の能力を使うことができます。能力の効果や使い方は正面から見て左手にある看板をご覧ください。人間プレイヤーはフィールド上にある虫取り網を持った状態で動物に向かってトリガーを押すことで動物を捕まえることができます。制限時間内に動物をすべて集めることができれば動物の勝利、人間が動物をすべて捕まえるか、制限時間内に動物を集めきることができなければ人間の勝利となります。
間違えた部分は許可しないィィィィィィーーーッ!!
(くまの森さん)
本作品は、VR空間での間違い探しをテーマにしたゲームです。体験者は、2つの部屋を行き来しながら間違いを探し出すという体験をします。まず、ある部屋に入ると、鏡を使ってもう1つの部屋にワープできます。このワープ先には、先ほどいた部屋にそっくりな空間が広がっています。体験者は、2つの部屋を行き来し、手に持っている指示棒で間違いを指摘していきます。間違いを見つけるたびに15秒が加算される設定です.本作品の魅力は、2Dの間違い探しでは不可能な、VRならではの特性を活かした体験を提供する点にあります。視覚的な間違いだけでなく、聴覚的や動的な要素も取り入れることで、これまでの「間違い探し」とは異なる新しい体験を提供します。プレイヤーは、屈んだり、振ったり、持ったりと、身体を自由に動かすことでしか見つけられない間違いを探し出すことが求められます。これにより、単なる視覚的な違いを見つけるだけでなく、さまざまな動作を通じて間違いを発見する楽しさが加わります。さらに、制限時間が設けられているため、ワープする回数やタイミングを計画的に考える必要があります。また、簡単な間違いをいかに多く見つけるかという効率も重要な要素です。特に、正解と間違いの画面全体を同時に見ることができないため、いかに効果的にワープを利用するかが攻略の鍵となります。すべての間違いを指摘すると鍵が出現し、部屋のドアを開けることでゲームクリアとなります。
この作品が多くの方に楽しんでいただけることを、制作チーム一同、心より願っております。
仕様機器:
PCVR(Windows10, Windows11) – Meta Quest2, 3のQuest Linkで動作確認済
チームメンバー:
酒井優斗(熊本大学)
相浦奏士(熊本大学)
小野恭輔(熊本大学)
前田夏希(熊本大学)
岡元拓天(熊本大学)
飯泉誠悟(熊本大学)
体験する
リンク:
https://drive.google.com/file/d/1-6A8v_JFRMgFAhOM6gBwQOKWmc4jaGeY/view?usp=sharing
体験方法:
VRゴーグルを装着した状態で周囲を見渡すことで空間内で向いている方向を変更することができます。また、左手コントローラーのジョイスティックを動かすことで空間内の向いている方向に対する移動ができます。左手コントローラーは手と対応しています。右手コントローラーは初期状態では手と対応していますが、Bボタンを押すことで、指示棒や入手した鍵などの所持しているアイテム、また改めて手にも切り替えることができます。
また、扉などの開閉できるもの、電気のスイッチ、ベルやテレビのリモコンについては、手の状態でオブジェクトに触れ、Aボタンを押すことでインタラクトできます。これらのオブジェクトは緑色のアウトラインで表示されます。ベルを手に持った状態で右手コントローラーを振ると音が鳴り、リモコンを持っている状態でAボタンを押すと、テレビの点灯・消灯が可能です。これらのオブジェクトは橙色のアウトラインで表示されます。
間違いの指摘は、指示棒を右手に持った状態で行います。fake room にいる間に、指示棒の先端を間違っていると思われるオブジェクトに向け、Aボタンを押すことで指摘できます。指摘可能なオブジェクトは、緑色や橙色のアウトラインが表示されるものに加えて、赤色のアウトラインが表示されるものも含まれます。部屋同士の移動は鏡を通して行うことができます。鏡に接触すると自動的にもう一つの部屋にワープします。ワープを駆使し、合計10個の間違っている箇所を指摘しましょう。10個の間違いを指摘することができると、鍵を入手できます。この鍵を右手に持った状態でfake roomのドアの鍵穴と接触させAボタンを押すことで鍵が開きます。
制限時間は初期状態で2分です。間違いを一つ見つける毎に15秒ずつ加算され、最大10個の間違いを見つけることで4分30秒間プレイできます。もし制限時間を過ぎるとゲームオーバーとなります。もし4:30以内に間違っている箇所を全て指摘し、鍵を開けることができればゲームクリアです。
仮想身長研究所
(きくはなチーム)
LEAP進出
本作品はVRChat上で体験できる、身長差を題材にした謎解きアクションゲームです。プレイ人数は2人以上です。
【体験の流れ】
「仮想身長研究所」という架空の研究施設を舞台に、博士の実験の被験者となる形でストーリーが進行します。「アバターの身長差がコミュニケーション方法に与える影響の検証」の実験のため、プレイヤーは巨人側と小人側のグループに分かれ、いくつかの課題に挑戦することになります。巨人側と小人側でそれぞれ出来ること・出来ないことがあるため、それぞれの特徴からどう課題を達成するか予想をしながら挑戦してみてください。
【特徴】
本作品は、身体の大きさが異なる体験者同士で協力して課題を達成するという、身体拡張表現の自由度が高いバーチャル空間ならではの体験をテーマとしています。メタバースでの身体の大きさを題材にした前例としては、巨大なアバターの身体を登る行為をクライミング競技に見立てたイベントや、物体を持ったまま身体の大きさを変えることで物体の大きさを変化させる謎解きゲームなどがありますが、この作品の特徴はプレイヤー間で協力・連携することが必要不可欠な点にあります。異なる大きさ同士で協力することの難しさや、うまく連携できたときの達成感などは、それらの前例では得られない面白さだと考えています。
【メタバースに対する考察】
本作品の制作では、「メタバース空間での他者との交流」と「メタバースにおけるアバター文化」の2点について焦点を当てました。メタバース上の作品は必要な機器があれば誰でも体験が可能です。さまざまな背景を持つ方と作品内での協力・連携を通してコミュニケーションを楽しむなど、メタバースを使って実現できる交流の形を模索しました。また、様々なアバターが使われるであろう未来において、その多様性を理解・尊重するためには何が必要かを投げかける体験作りを目指しました。
仕様機器:
PC(Windows11推奨)Quest3 などVRHMDデバイス(PCVR環境を想定)
チームメンバー:
尾瀬泰規、金沢大学大学院
yuki-jp
サックー、社会人
体験する
リンク:
https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_4b66bd61-0e9f-4e5a-9375-c2bccefb3db4
体験方法:
この作品はVRChat上で体験できます。
初めに、PCまたはVRデバイスにVRChatアプリをインストールしてください。
次に、VRChatの利用にはアカウントが必要なので、アカウントを作成し、ログインしてください。
ログイン後、ワールドリンク先の「Launch World」をクリックすることでワールドに移動できます。
チュートリアリティ
(チーム わきあいあい)
LEAP進出
VRChatなどの現在のメタバースには、実世界と類似している部分と、実世界にはないメタバースならではの部分が混在している。例えば、ユーザーのアバターは重力に従って下に落ちる一方、カメラなど一部のオブジェクトは空中に留まるように作られている。ここには「実世界と見まがうようなリアリティ」とは別に、実世界とは異なるが納得感があること、いわば「バーチャルリアリティとしてのリアリティ」が存在している。今のVRChatは、この種のリアリティを基に「実世界に類似したもの」と「実世界にはないもの」が混在する独特なバランスの上に成立しており、ユーザーはその状態に慣れ日常のものとしている。本作品ではあえてそのバランスを崩し、過度に実世界に寄せたメタバースや、実世界とかけ離れたメタバースを提示する。今のVRChatにおいて普段意識されない現実と非現実のバランスをありありと見せつけ、現在の形に落ち着いている「VRChat独自のリアリティ」を浮き彫りにする。
本作品は、設計思想の異なる3つのメタバースのチュートリアルを体験する、という内容のVRChatワールドである。3つのメタバースとは、実在する「VRChat」と2つの架空のメタバース「ツインバース」「Idealter」である。「ツインバース」はもう一つの現実を作ることを目的とし、実世界に即した直感的な体験のために、物理的制約や社会制度をも実世界に大きく寄せている。「Idealter」は個々人にパーソナライズされた理想の環境を作ることを目的とし、実世界とは全く違う、よりユーザー中心的で「慣れが必要だが慣れれば便利」なシステムが構築されている。各チュートリアルの流れは概ね統一されており、体験者は、やりたいことが同じであってもメタバースの設計思想によって実現方法が異なり、体験が大きく変わることを意識させられる。
仕様機器:
VRChatをプレイ可能なPC、VRHMD(Oculus・Vive推奨、その他デバイスは動作未確認)
チームメンバー:
こんしる、えい、ナゾ
体験する
リンク:
https://vrchat.com/home/world/wrld_5187ce2f-9863-44f8-b396-70fb981b84f0
体験方法:
– VRChatのアカウント登録を事前に行い、VRChatをPCVRで遊べる環境を用意します(詳細は外部解説記事等をご確認ください)
– VRChatを起動します。
– ブラウザ上で体験用URLのリンクを踏み、「Launch」ボタン→「Create Instance」ボタンの順に押します。
– 移動した先のサイトで、「Invite me」のボタンを押すと、VRChatのアプリ内に通知が届きます。通知を開き、チェックマークを押すとワールドに移動でき、体験できます。
– 複数人で体験する場合は、体験開始前に全員集合してから行くことをお勧めします。
School Breakin’ Tag
(School Breakin’ Tag制作チーム)
LEAP進出
(新要素の追加や軽量化などを検討したが行えず、企画書の提出後に作品を修正できなかったため、企画書の文章を再掲する)
[概要]
School Breakin’ Tagは、リアルな学校で様々なアイテムを駆使しながら戦うVRオンラインおにごっこゲームである。学校を破壊できるユニークなアイテムが特徴で、これにより多様な逃げ方・捕まえ方ができるようになる。
VRChat上でゲームワールドとして公開されており、2~12人で遊べる。
ふえおにである。捕まった人はおにとなって行動できる。
[魅力]
リアルな学校でおにごっこができるだけでなく、爆弾などのアイテムを用いて相手陣営を翻弄しながら逃げることができる。
一番の目玉アイテムとして、爆弾を用いると当たった周辺の部分が壊れる。これにより逃げる人が鬼を落としたり、逃げる人が目の前の壁を破壊して逃げたり、逆に鬼が逃げる人を落としたりできて戦略性がある。
[意図]
子どもの頃にやりたかった人も多いだろう「学校でのおにごっこ」を、VR空間という没入感の高い空間で実現した。また、VRChatというプラットフォームの上で開発することでユーザーがVRChat用に設定したアバターをそのまま自由に使えるようにした。
与えられたフィールドでプレイヤーが遊び回るだけではなく、プレイヤーがフィールドに作用して道を切り開くことができるよう、爆弾アイテムを用意した。
仕様機器:
PC(Windows) + VRChatに対応したVR機器(Quest2, Quest3, Valve Indexなど)
チームメンバー:
s9, pikachu, inutamago_dogegg, Renard, ikura-hamu, orioritu, isak, kommiya
東京工業大学デジタル創作同好会traPに所属(10月より東京科学大学~に命名を変更予定)
体験する
リンク:
https://vrchat.com/home/world/wrld_5fddc89d-6c2f-4208-8873-038ea25f80c5
体験方法:
あらかじめVRChatの操作方法に慣れておいてください。また、一緒に遊ぶフレンドさんが必要です。
リンクからVRChatを起動してワールドに入り、フレンドさんをInviteするなどして部屋に複数人いるようにします。UIを操作してゲームを遊びましょう!
CronUS
(ホムンクルス)
この企画では、時間を超えたインタラクションを開発し、現実世界における時間の限界を超えたメタバース体験を提案する。
従来メタバースでは、異なる空間を繋ぐことや共時性が魅力として認知されてきた。一方で、「時間」へのアクセスはあまり実現されていなかった。私たちは、異なる時刻や時の速さが併存し、その中で自由にインタラクションを行える可能性がメタバースにあると考え、本企画を考えた。本企画では、異なる時間の速さで生きる二人のプレイヤーが各々のエリアを探索し、時間内に協力して多くの宝の獲得を目指す。
プレイヤーは、時間の流れが速く他者の世界に入れる介入者と、時間の流れが遅く自分の世界でのみ活動できる探索者に分けられる。介入者は自分の世界での探索時間は短いが、探索者の世界に干渉することができる。探索者は介入者の世界を見れないが、時間の進みが遅く長時間探検できる。探索者の世界では開始時に高得点の宝がある一部の部屋には入れない。この部屋へ入るには、介入者が探索者の世界へ干渉し、壁を取り払う必要がある。今回、介入者の時間の速さは探索者の倍であり、介入者は自身の時刻の半分までの時刻を自由に選び、探索者の世界へと潜入することができる。この際、介入者の動ける時間は10秒に限定されており、探索者のいる場所も介入者に影響を与える。介入者の与える変更が探索者の世界に反映されるのは、介入した時刻に探索者の時刻が追いついた時であり、時差が存在する。
より高得点を目指すにはこの介入が必須となる。介入者のプレイ時間や介入できる範囲は限られているため、双方が時間を超えて協力することが求められる。
このような設計により、介入者は現在にいながら探索者の未来の世界へアクセスすることができ、探索者はその変化を受けた行動をとることで介入者の行動への応答を示すことができる。このような形で時間軸を超えたインタラクションが可能となる。
仕様機器:
PC(Windows11)2台、MetaQuest(2以降)2台
チームメンバー:
小山功太郎(東京大学大学院)
高柳綾香(東京大学大学院)
李彦淳(東京大学大学院)
体験する
リンク:
https://drive.google.com/drive/u/2/folders/1ZpMEczGJltCLbS7He20BmNZQCpSlPx3Z
体験方法:
HMDが必要です。HMDをPCに繋いでMetaQuestLinkと繋いでリンクを開いてください。先にゲームに入った方がplayer1(介入者)で、後からゲームに入った方がplayer2(探索者)となります。player2がアクセスした時点で、自動でゲームが始まります。制限時間は5分です。ゲームには、一度に2人以上は入れません。プレイヤー同士で口頭で意思疎通を行わないでください。
VSnapシステム
(A-kun-Lab)
メタバースの住人が、現実世界での旅の思い出を回想し、語り合えるシステムを開発しました。本システムは、現実空間での体験を記録するAndroidアプリ、データを蓄積・管理するサーバー、そしてその情報をVRChat内で閲覧できるワールドギミックから構成されています。
Androidアプリでは、スマートフォン内の写真をサーバーに送信できるだけでなく、AR機能を用いて自分のキャラクターと共に写真を撮影することも可能です。この機能により、現実の体験を自分の理想的な姿で残すことができます。サーバー側では、アップロードされた写真が位置情報や日付とともに記録され、さらに当時のニュースや天気情報と共に保存されます。
VRChatのワールドギミックでは、サーバーに蓄積された写真や動画を鑑賞することができ、これにより旅先での思い出をさまざまな角度から楽しむことができます。特に、当時の出来事や風景といった要素が複合的に提示されることで、よりリアルで臨場感のある回想体験を提供します。忘れかけていた記憶が、写真やその時の周辺情報を通じて蘇る瞬間を、メタバースの独自表現を活用して再現することを目指しています。
また、アバターの写真やメタバース空間内での自分の姿を通じて、現実と仮想の境界が曖昧になるような新しい思い出の作り方や、その拡張性についても、このワールドで検証していきたいと考えています。
仕様機器:
HMD(Quest2, Quest3, Pico4など), Android
チームメンバー:
A-kun
体験する
体験方法:
Seedステージの今回はサーバーにアップされた画像やメタデータがどう演出されるかのサンプルを体験していただけます。
VRChatのアカウントを取得し、VRChatにログインしてください。
UI上にある検索欄から「VSnap」という名前を検索して見つかるワールドを見つけてJoinしてください。デフォルトでサンプルが体験できるように準備しております。
Leapステージまでに。Androidで動くAR写真・音声記録アプリ、およびサーバーを制作します。
Action!Wolf
(おでん)
「Action!Wolf」は、体験者の身体動作のみを使用する対戦型VRアクションゲームです。メタバースは、従来の2Dモニター上で行う体験とは異なり、体験者の身体を直接プログラムに取り込み、リアルタイムで表現できるのが特徴です。一方で現実空間でのコミュニケーションと比較すると、メタバース上では相手に表出する身体がプログラムによって制御可能であるという点で特徴づけられるといえます。
私たちは、このメタバースという「現実とメディアの狭間にある空間」を、直接的な身体表現を用いた新しいコミュニケーションの場として強調するために、「Action!Wolf」を制作しました。このゲームのコンセプトは、「伝わりすぎて困る」というものです。現実のボードゲームなどで見られるような、身体による意識的・無意識的な意思表示が生む心理戦を、VR空間で再現することを目指しました。技術的な制約から、目線や表情といった要素の導入には至りませんでしたが、身体動作のみで意思を伝える難しさと、そこから生まれる解釈のズレを楽しんでいただければと思います。
体験を実現するために、いくつかの工夫を行いました。まず、プレイヤーは会話を禁止され、各自の役割をこなしながらスコアを競います。陣営は「いたずらっ子」と「妖精」に分かれていますが、陣営に関わらず各プレイヤーが個別にスコアを競い合うバトルロワイヤル形式です。さらに、いたずらっ子は他プレイヤーの視覚情報を操作したり、他のキャラクターと一時的に身体を交換する能力を持っています。
本作では「伝わりすぎて困る」というコンセプトを完全に実現できたわけではありませんが、現実でもよく見られる身体表現による意思疎通の「誤解」や「齟齬」を感じてもらえる体験になっています。また、現実世界と2Dメディアの境界に位置するメタバースの独自の特徴を活かし、VRならではの体験を提供しています。
仕様機器:
WindowPC(Windows 10以上、GPUが搭載されていることが望ましい) Meta Quest 2 あるいは 3
チームメンバー:
marimo(立教大学)、kaiba(東京大学)
体験する
リンク:
https://drive.google.com/drive/folders/1Tl_IWrLMN4x1eO5aBTA2jPMlg86b3mwj?usp=sharing
体験方法:
metaquestもしくはPCでアプリを起動し、タイトル画面で参加方法を選んでください。詳しくは以下のcanvaをご確認ください。
https://www.canva.com/design/DAGQEZUlLks/LxrmuaLuuU0237IPtJhE9A/edit?utm_content=DAGQEZUlLks&utm_campaign=designshare&utm_medium=link2&utm_source=sharebutton
繫の形(きづなのかたち)
(A.P通信社)
LEAP進出
この作品は2~9人で遊ぶVRChat向けのワールドである。PC版のVRChatユーザーであればVR、デスクトップ問わず遊ぶことができる。
このワールドには複数の部屋がある。体験者はそれぞれの部屋でマイクをミュートされたり、アバターを変更されたりする。指定された状態でいかに情報を共有するのかがゲームクリアのカギとなる。
私たちはメタバースに最も重要な要素はコミュニケーションであると考える。ここで言うコミュニケーションとは、通話やテキストチャットのような言語コミュニケーションだけでなく、非言語コミュニケーションも含む。特に、VRChatなどに代表されるメタバースプラットフォームを熱心に利用する人々の中にはHMD、フェイストラッカー、ボディトラッカーなどに多くの資金を投入し、その動きを入力することで肉体が出す非言語コミュニケーションを再現している人も多い。
そこで、このワールドではコミュニケーション手法に制限をかけることをコンセプトに置いた。普段頼っている音声通話がなかったり、アバターが透明になったりした状況で、どのようにすれば仲間に情報を伝えることができるのか?プレイヤーがその場で考え実行しなければ先に進めないゲームデザインで、新たな手段の開拓を参加者に促す。コミュニケーションがテーマの本ワールドでは1人でのプレイができないようにした。複数人で謎解きを楽しみながら、我々は普段どのようにして情報を共有しながら暮らしているのか、それが制限されるとどのような不便なことが起きるのかを体験者に問う。
また、プレイ後、解放される言語コミュニケーションやジェスチャーなどの手段が意思疎通する上でどのような意味を持つのかを体験者に再発見してもらうことも意図している。
仕様機器:
VRChatPC版がプレイできるもの。PCVR、デスクトップPC
チームメンバー:
高見優翔(もとねふ) 会津大学
豆腐 会津大学
千葉大雅 会津大学
t9 会津大学
らーゆ 会津大学
とっとこ 会津大学
ソラシド 会津大学
トクリン 会津大学
yamamo 会津大学
体験する
リンク:
https://vrchat.com/home/world/wrld_4ee6f569-0157-4870-86a8-f8fd3d67b624
体験方法:
VRChatを起動し、複数人でリンクのワールドへ移動します。ワールドの案内に従いエントリーボタンを押し、全員が押し終わったらStart Gameを押してスタート。また、途中でゲームを離脱する方がいた場合はインスタンスを開きなおしてプレイしてください。
Here I Wonder / 私はここで何をする?
(チームかがみもち)
本作品は、VRChatのワールドを中心とした体験型コンテンツです。
メタバースの住人は「アバター=自己/他者」という思い込みの下過ごしていますが、この左辺は「もの」でもあるため、現実にもある「ものと自己/他者」の境界の曖昧さが強まっています。
本作品は思い込みを崩し曖昧性を提示する体験を複数提供します。
その一つは『鏡の世界』。本ワールドでは『現実世界の住人』に対する『鏡の世界の住人』が存在し、『鏡』により『現実世界』の動きが『鏡の世界』に鏡映される従属関係にあります。この関係が逆になりうる事象にプレイヤーは巻き込まれます。
体験時プレイヤーは現実側だと思い込まされた後、鏡側であることが明かされます。思い込みが崩される中、プレイヤーは『鏡』に則る従属関係を反転させるか決断を迫られます。公平と報いのために関係を反転させるのか、自己犠牲の精神と諦念をもって関係を保持するのか、『鏡の世界の住人』の立場から判断することになります。
主導権を一方に残す選択の他に、別の選択:アバターギミックによる解決も用意されています。本ワールドの『鏡』はパーティクルシステムでの信号により無力化され、これにより従属関係も解消されて両方の世界が自由になることがワールド内で探索を行うと判明します。プレイヤーはワールド外でアバターにギミックを導入することでこの選択を実現します。
『現実世界』と『鏡の世界』の関係、枠外の活動による解決手段を通じて、それと類似する現実空間とメタバース、「現実空間の私」と「メタバースの私」の境界と従属関係を問い、自己や世界の見方や在り方に対して示唆を与えます。
本作品は以上のように境界の曖昧性を再度認識させ、各々の思考を促進させることを目的としています。曖昧性を認識した上で、現実空間とメタバースの境界線ではなく、自分が成すことこそが重要と考えることを想定しています。
仕様機器:
PC(Windows10, 11)と Quest 2, 3
チームメンバー:
落雁(東京大学)
Ogajum(東京大学)
剥_Haku(東京大学)
nirila
twilight_noly(神奈川工科大学)
こんしる
Tankette(明治大学)
K山
A-kun(北海道大学大学院)
体験する
リンク:
https://vrchat.com/home/world/wrld_d07c7ddb-02ec-4624-b74b-3848920fb667
体験方法:
本作品はVRChat上で、VR状態で遊ぶことを想定しています。デスクトップでの動作は現在想定しておりませんので、ご了承ください。
①Steamから「SteamVR」および「VRChat」をダウンロードしてください(どちらも基本プレイ無料です)。
②VRChat公式サイトから、VRChat用のアカウントを作成してください。
③VR機材をパソコンに接続し、「SteamVR」を起動してください。なお、使用する機材によっては追加で行う手順がありますので、詳しくはご自身のVR機材についてインターネットで調べてみてください。
④「VRChat」を起動し、先ほど作成したアカウントでログインしてください。
⑤以下のリンクから本ワールドのサイトに移動し、「Launch World」を押してください。
⑥本ワールドへようこそ。壁に書かれたあらすじや操作方法をよく読み、体験をお楽しみください。
『自由な制約展』ワールドリンク
https://vrchat.com/home/world/wrld_d07c7ddb-02ec-4624-b74b-3848920fb667
Grabity Dungeon
(Grabity)
LEAP進出
GrabityDungeonは、反重力をテーマにした協力型VRアクションアドベンチャーです。このゲームでは、プレイヤー同士が手を繋ぐことで互いの重力を共有しながら、複雑なダンジョンを探索していきます。反対の重力を受けるチームメイトと協力することで、通常では進めないエリアも攻略可能となり、プレイヤーたちはダンジョン内に隠された財宝を目指して進んでいきます。
本作の特徴的な要素は、手を繋ぐことで触覚フィードバックを通じて、チームメイトのHPがリアルタイムで伝わる点です。HPが少ない時には小さな振動が速く伝わり、逆にHPが多い時には大きな振動がゆっくりと返ってきます。このシステムにより、言葉や視覚情報を介さずに、身体的な感覚でチームメイトの状態を把握することができ、プレイヤー同士の直感的なコミュニケーションが可能になります。現実世界でも、言葉を使わずに感覚や動きで意思疎通を図ることがあるように、このゲーム内でも、手を通じて新しい協力の形を体験することが期待されています。
さらに、反重力の世界では、重力が逆転しており、複雑な迷路が存在するため、チームプレイが不可欠です。特に、ダンジョン内には落下ダメージや物理的な障害が数多く存在するため、プレイヤー同士が手を取り合って互いをサポートし合う必要があります。この協力プレイにより、ゲームの進行だけでなく、プレイヤー同士の関係性も深まり、信頼や絆が自然と生まれることが期待されています。
手を繋ぐというシンプルな行為が、ゲーム内での協力をより緊密にし、共に目標を達成するための重要な要素として機能します。プレイヤー同士が互いをサポートし合いながら進む過程で、触覚フィードバックを通じて直感的なコミュニケーションを楽しむことができ、ゲームを超えた新しい形の絆や関係性が紡がれることを目指しています。
仕様機器:
PC(Windows11)、Oculus Quest Pro, Quest 3で動作確認済み(VRChatが動作する環境)
チームメンバー:
Nats, Sonoken
体験する
リンク:
https://vrchat.com/home/world/wrld_c1ac3121-4ea1-43bf-a989-dfdeca61b719
体験方法:
VRChatのダウンロードとインストール
まずは、VRChatをダウンロードしてインストールしましょう。VRChatは、Windowsで利用可能な無料のVRプラットフォームです。公式サイトやSteamから簡単にダウンロードできます。スペックを確認して、パソコンで快適にプレイできるよう準備しましょう。
アカウントの作成
VRChatを利用するためには、アカウントの作成が必要です。VRChat公式アカウントか、Steamアカウントを使用してログインします。アカウントを作成し、メールでの確認を済ませてください。
デスクトップモードまたはVRモードの選択
VRChatは、VRヘッドセットがなくてもデスクトップモードでプレイ可能です。VRヘッドセットをお持ちの方は、VRモードでさらに没入感のある体験を楽しめます。HTC ViveやOculus RiftなどのVRデバイスが対応しています。
VRChat内でGrabityDungeonを検索
VRChatにログインしたら、メインメニューの「ワールド」タブを開き、検索バーに「GrabityDungeon」と入力して検索します。表示されたGrabityDungeonワールドに移動して、ゲームを開始します。
基本操作の確認
「GrabityDungeon」では、キャラクターを移動したり、ジャンプしたり、手を繋ぐ操作が求められます。デスクトップモードではキーボードとマウス、VRモードではVRコントローラーで操作します。ワールド内のチュートリアルで操作に慣れておくとスムーズに進められます。
協力プレイで進む
GrabityDungeonは2人1組で協力して進行するゲームです。チームメイトと手を繋ぐことで重力を共有し、複雑なダンジョンを攻略していきます。メタバース初心者の方でも、コミュニケーションを取りながら楽しくプレイできるよう設計されています。
触覚フィードバックを楽しむ
プレイヤー同士が手を繋ぐことで、相手のHPがコントローラーの振動として伝わるシステムを採用しています。HPが少ないと速い振動、HPが多いとゆっくりとした振動が手に伝わるため、言葉に頼らず直感的にチームメイトの状況を感じ取ることができます。
目的を達成する
ダンジョン内で財宝を探し出し、ゴールに到達することがゲームの目的です。反重力を駆使し、落下ダメージや障害物を避けながら、協力して目標を達成しましょう。
灯りの記憶 ーコレクトとクラフトで人類と灯りの歴史を体験ー
(ミミミ)
LEAP進出
VRを活用した「コレクト」と「クラフト」を通じて人類と灯りの歴史や仕組みを体験できる作品です
1)初めての火
人類が山火事から原初の火を得るというテーマ
探索して得た小枝をつなぎ合わせて自由に形をつくり高所にある火を手にいれるギミックが特徴。夜の闇と光の心強さを感じます。
2)たのしい焚き火
火を道具にして森で採取したものを調理するなど火と人間のかかわりを楽しめるステージ。力をあわせてアイテム収集も
3)ろうそくを作ろう ※制作中
室町時代に誕生した「和ろうそく」を原料となる櫨の実からロウを得るという「立木式ロウ絞り機」を資料に基づき再現予定
● 今後の開発予定
4)電気の灯り
白熱電球をゲーム感覚で作る体験
5)蛍光灯になろう
蛍光灯の内部に入って電子になりきって発光の仕組みを体験
6)持続可能な灯り
太陽光パネル配置ゲーム
7)未来の灯り
ホログラムで焚き火を再現する回帰のエンディング
仕様機器:
PC(Windows10 or 11 )※SteamVRが動作すること VR HMD (Quest2など) ※6DoF、要ハンドコントローラー(OculusTouchなど)
チームメンバー:
Luna
桜実 狐ン
ドコカノうさぎ
体験する
リンク:
https://vrchat.com/home/world/wrld_ddd9ef6f-20c9-420c-817f-05000298c253
体験方法:
VR機器での操作を前提としてVRChatワールドです。
一人または複数人数での体験ができます。
0)オープニング・チュートリアル
最初のタイトルシーンはチュートリアルや待ち合わせに使用します。
複数人で体験する場合はこのシーンで待ち合わせをしてそろってからはじめてください。
小枝に火をつけてポータルに投げ込むと冒険が始まります。
ポータルの左右にならべてある小枝を持つことができます。
小枝どうしをくっつけると連結できます。
くっつけられたほうが根本になり、持つことができます(根本と反対側の小枝を持つと分離できます。
小枝を火に近づけると燃えます。これを利用して次のステージでは落雷で燃えた火を得ることができます。
1)初めての火
人類が原初の火である山火事の火を道具にするというテーマです。
フィールドを探索し小枝をあつめつなぎ合わせて火を手にいれます。
探索と枝の連結ギミックも楽しいステージ
小枝は10個程度をつなぐと届きます。
2)たのしい焚き火
火を道具にして森で採取したものを焼く・焚き火で料理するなど火と人間のかかわりを楽しみながら感じられるステージ
広いワールドからの収集になるのでみんなとわいわいたのしめます。
洞窟内の焚き火に小枝はくべて火を大きくするゲームです。
小枝はフィールドから探索します。
食べ物などのアイテムをみつけたときは焚き火でやくと調理済みの姿に変化します。
小枝100本、または食べ物を50個焼くとクリアです。
3)ろうそくを作ろう ※制作中
室町時代に誕生した「和ろうそく」を当時の手法を体験
原料となる櫨(ハゼ)の実を蒸して絞ってロウを得るという体験ができる予定です。
絞り器については資料をもとに再現予定。
現状は制作した3Dモデルと和ろうそくの製造方法の簡単な解説を展示しています。
再プレイ時は新しいインスタンスで開き直してください。