the String I & II(2005)
藤木 淳 /九州大学
[作品概要]
「the Strings Ⅰ & Ⅱ」は,音の本来もつであろう “ 姿 ”を二つの異なる視点から映像として表現することを試みたインタラクティブメディアアート作品である.the Strings Ⅰでは「遊戯」をモチーフとし,Strings がまるでシンクロナイズドスイミングのように音に合わせて舞い踊る.the Strings Ⅱでは「木霊」をモチーフに,入力された音を木霊するString が木を連想させるカタチを展開する.“音の姿”は現実には存在するものではないが,音の印象を基に創られる “ 音の姿 ” からは神秘性を帯びつつも自然な印象を与えるものと期待する.本作品はそれぞれのモチーフから音の印象に合わせて描かれる “ 音の姿 ” から,参加者に喜び,感動,共感を与えることを目的とするものである.
[ 岐阜本大会映像 ]