Sense-Roid (2010)

こうしゅうはせいぶん / 電気通信大学

[ 作品概要 ]

私たちは、人を抱きしめると安心感を覚える。身体に触れ合うという触覚を用いたコミュニケーションは「会話をする」「見つめる」という行為よりも踏み込んだ、人間にとって最も親密度が高いコミュニケーションの一つだからだ。しかしながら、他者がいつも自分の期待に応えてくれるとは限らない。また、応じてくれたからといって、自分の望み通りの満足感が得られるとは限らないだろう。では、もしも自分を自分で抱きしめる事ができるならば、いつでも自分が望む通りの安心感、満足感を得ることができないだろうか。本企画は、人間が真に望むコミュニケーションに迫り、人型デバイス「Sense-Roid」を開発することによって、他でもない自分との触覚コミュニケーションを実現する。

[ 決勝大会映像 ]