Maruliana (2000)

田中エリ子 / 多摩大学

[作品概要]

「言葉を紡いでいこう」・・・このキャッチフレーズのもと、プレイヤに3DCGキャラクタの“Maruliana”と「しりとりゲーム」を楽しんでもらうのがこの作品の目的である。プレイヤはマイクを使って“Maruliana”に話し掛け、“Maruliana”は音声によって返答する。マイクを使うことで“Maruliana”に、より親近感を持ってもらうことが狙いである。しりとりのシステム部分は、現段階において“Maruliana”が答えるときに辞書からまだ使用していない名詞をランダムに取り出し、ユーザーに返す。現在の辞書の登録語数は約5万語である。最終的には言葉を学習するようにしたい。プレイヤが制限時間内に答えられないか、“Maruliana”の語彙が尽きたところでゲームオーバー。制限時間を設定することでゲーム性向上を図る。

[ 大会映像 ]