MAHO-PEN(2002)

maho-pen

モヒカンズ / 多摩大学

[作品概要]

現在、VRにおいてボタンやハンドルといった機械的なデバイス類を通すよりも、人間の自然なジェスチャ入力による制御が主流となりつつある。この流れを、今まVRに興味の無かった人達にも馴染み易い、アミューズメント的なコンテンツとして利用したのが本企画である。
体験者は魔法使いの卵となり、「魔法のホウキ」に乗っで空を自由に飛び回りながら、もう一つのデバイスである「魔法のペン」で空中に特定の図形(魔法陣)を描くことによって、様々な「魔法」を使うことが出来る。
ジェスチャ入力を取り入れる事で、体験者は画面を見ながら、自らのモーションで動きをコントロールしたり、魔法を使って敵キャラクタを倒したりして行く。
また、この世界では他の体験者は頼れる仲間であり、最も手強いライバルでもある。協力はもちろん、時には妨害すらも必要となるだろう。 つまり、体験者は「体験するだけ」という、受身かつ唯一の存在ではなく、この VR 世界の登場人物の一人として、積極的に参加 、 没頭する事が出来る。

[ 大会映像 ]