DANCE だんじり レボリューション(1999)

6-32

 

BIOMECH / 愛知工業大学

[作品概要]

普段なら見物する物であつただんじりを、VRを使い体験者にだんじりに乗り操作してもらおうというものである。
コンピュータの中に作られた町の中をただんじりを操作してをより早くゴールする。
だんじりを操作するためには三人の協力が不可欠でありこれは、VRでは数少ない一つの目標に複数の人が向かつてやり遂げる、協調型VRである。
プレイヤーは、台の上に乗る。台の前方と左右にはプロジェクターから投影された仮想空間の町が映し出されており。その町の中を障害物をよけてゴールまで走ってもらう。1(PLAYER1)はみこしの上(台の上のさらに上以下台1)で両手にうちわを持ち踊つてもらう。PLAYER1がみこしの上で動けば動く程だんじりを引つ張る人たち(コンピュータの中の人)が元気付いてだんじりを引く力が増し加速する。よつて、だんじりをを早くするには、うちわ上下左右に振つたり、台の上で飛んだりする必要がある。何もしなければ、だんじりは遅くなり遂にはだんじりは止まってしまう。だんじりの速さによつてプロジェクタこの映像の流れが速くなつたり遅くなったりする。
PLAYER2・3は、みこしの前に付いているだんじりを操作する為の棒(前てこ)を持つてもらい、棒を前に倒す事によつてだんじりの梶を取る。つまり右に回りたければ右の前てこ(右前てこ)を倒し、左に回りたければ左の前てこ(左前てこ)をたおす。また二つの前てこを同時に倒す事によって減速することもできる。PLAYER2・3の足には足の動きを検知するセンサーがついておりその場で駆け足をしないとだんじりが減速してしまうようになつている。