vibroSkate / ヴィブロスケート (2014)
[作品概要]
本企画では体験者はスケボーに模した板型デバイスに乗り,スクリーンに投影されたヴァーチャル世界を滑走する.板型デバイスで足を乗せる部分に振動子を計四つ組み込む.スピーカーはヴァーチャル世界上の地表の種類や段差に応じて振動を提示する.現実のスケボーには車輪は4つあるが,この各車輪を介して地面から足に伝わる振動の大きさや種類,振動のタイミングの差を再現することで,レンガ道や砂利道など,地表の材質感だけでなく,スケボーで移動している感覚,移動速度の感覚を提示する.圧力センサは体験者の重心位置を推定するために用い,推定した重心位置を入力としてスクリーンに描画する風景を更新することで方向転換を表現する.さらに,板型デバイスは体重を乗せることでロール方向にある程度回転するように作成し,スケボーと地面の相対速度や地面をこいだり止めたりすることによって,加減速を表現するためにクローラーを配置,制御をする.
[予選大会映像]
[報道]
- 【トレたま】スケートボードを体感(テレビ東京 2014年12月18日)
[放送]
- 『タモリ倶楽部』:「名門大学が開発!VRマシーン体験完全レポート」(平成29年3月24日)
https://vrsj.org/news/8398/