ピーピングボックス(2005)
竹谷康彦 /情報科学芸術大学院大学
[作品概要]
市販の材料だけで位置検出のできるシステムの制作と,その応用としてメディアアートコンテンツを制作しました.位置検出は赤色LEDを反射する再帰性マーカーを,Web カメラで取得することで 3 次元位置をリアルタイムに取得します.OSC (Open SoundControl) でネットワーク接続されたビューワーで,窓から覗き見た室内を表示し,視点移動による室内観察を行うことができます.仮想生物体が室内で行う行為が何かを観察・想像することにより,自己の好奇心と罪悪感の狭間にある心の動きを捉えたいというテーマでコンテンツを制作しました.展示においては,多くの方から価値あるご指摘やご指導をいただいたことに感謝しています.
[ 岐阜本大会映像 ]