あ…ありのまま今起こったことを話すぜ! 「絵を描いていたら指が短くなっていた」(2020)
Tと奇妙な仲間たち~ぬりぬりめりぬり~(大阪大学)
原 直弥(大阪大学)、青戸 誠(大阪大学)、塚越 優治(大阪大学)、桂田 紗希(大阪大学)、浦西 友樹(大阪大学)、古川 正紘(大阪大学)、前田 太郎(大阪大学)
[作品概要]
自分の指を描けば描くほど擦り減っていくクレヨンに見立てて塗り絵をしてもらい,まるで自分の指が短くなっていくかのような体験を提案する.本体験では,触覚刺激として振動覚を用いたファントムセンセーション(Phantom Sensation; PS)および視覚刺激としてディスプレイに映し出した3DCGの指が短くなってゆく映像をそれぞれ提示できるデバイスを作成する.また,体験者の塗った絵にスコアを付け,ハイスコアを狙っていくようなゲーム性のある体験を考えている.触覚提示デバイスの予備実験としてPSを引き起こしやすい条件を振動モーターによって調べた結果,今後は振動の各パラメータを細かく調整し,位相の制御を行う必要があるという結論を得た.