■IVRC 2001 Authors Interview

企画委員長へインタビュー
企画委員長 牟田憲太郎
(東京工業大学機械制御システム専攻M1)



今回のIVRCを振り返って
 12月から11月になって、けっこう時間が短くなった割には何とか大丈夫だった、のかな。去年は委員だったんだけど今年は委員長。大丈夫かと思ったが、どうかなった、かな?企画委員長を自分がやれているか不安だったんだけど…。指示を出すのが苦手で、企画委員長と言う立場も難しいところがあって。企画委員が何をやるべきなのか、判らなくなることもあった事も。メーリングリストで反応がおそかったりもしたので…。大会全体では何も大きな失敗は無かったので、良かったと思います。ロ技研(東工大サークル)でロボットコンテストの運営などもやってるんですが、上下で連絡がぜんぜんできていないまま当日を迎えるようなこともあって大変だった。それにくらべれば雲泥の差。かなりちゃんと出来たと思う。

委員長自身「開放感」についてどう思うか?
 (そもそも私はテーマ選定には関わっていないのですが)難しかったと言うか、伝わりにくかったと言うか。どうなんでしょう?でも、タイムボッカーンの緊張感からの開放感というのは面白かったかな。僕はIVRCでのテーマと言うのは必ずしも重要でないと考えてるから、テーマに縛られずに「〜つくりたいな」という気持ちを大事にしていいと思う。IVRCは制作費が出るのでやりたいことに挑戦できるいいコンテスト。ただお金をもらうので、もらっただけの責任を果たさねば成らない。「当日に必ず動くもの」というのが前提です。

学んだこと
 こまめに発言して「顔通し」しないとダメですね。メーリングリストは、答えようかな〜と思っているところで誰かが発言したり流れちゃったりして。仕事を割り振る役、というのをもっとしっかりやらないとと思った。あと人の前で話すのはやっぱり難しい。
 あと辛かったとしても、学生の経験は後で役に立つと思います。少なくとも私はこういう経験をつめるのは学生のうちだろう、ということで委員をやったので。社会人になったら責任が重くなるでしょうから、いい経験が出来たと思います。

今年出場した全員にひとこと
 A部門は時間の管理とかスケジュール管理の大切さとか、わかってくれたかなぁ。でも自分もできてないしな(笑)。
 B部門はまだまだ「インタラクティブCGがどんなものだろう」というのが試行錯誤、発展途上にあると思う。もっと宣伝しよう。
 企画委員のみなさん、本当に良く頑張ってくれたと思います。宿舎とおにぎり手配をやってくれた太田さんと鹿野さん。本当にありがとうございました。田中さんと甲斐さんにも手配や司会などをやってもらって。本当にありがとうございます。松崎さんと岸本君には泊り込みで各チームへのアドバイスをやってもらって、ありがとうと思います。全ての企画委員、それから中村さんに感謝したいです。中村さん。中村さん。本当に頭が上がりません。ありがとうございます。


愛用のPC98と共に。会期中の1ショット。
来年の企画委員長へ
 「企画委員長」という名前に負けないで下さい。そんなに怖い役職じゃありませんよ。学生のうちに色々な、珍しい経験をもっておいてください。こんなイベントに参加できるなんてなかなかありませんよ!

その他ひとことアドバイス

・プロジェクトマネージャは必須だ!
・自分が可能なだけの予定を立てよう
・A部門はプログラム・回路・CGの三位一体が重要。どれかに偏ってもいけない(と、思う)。

 
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