■IVRC 2001 Authors Interview

B. インタラクティブCG部門
制作者:芝尾幸一郎
作品名:「そんな感字」
所属:岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー



いつもどおりローマ字入力漢字変換をしようとすると、読みがばらばらになって全く違う意味の漢字が記録されていく。昔なつかし「誤変換」作品。

現在のご所属は?

 IAMASアカデミー、DIT(designing information technology)コース。芝尾幸一郎(26歳)。

作品自己紹介

 「そんな感字」は漢字の意味と読みのずれを楽しむ作品です。そんなかんじ。

普段学校では?

 デザインの方法論を考える、とか情報伝達のアルゴリズムなど。わりと実学と言うよりはコンセプト部分を考えることが多いかな。

メンバー紹介

 自分ひとり。 DirectorのLINGOプログラムを書いて…それぐらいですかね…。普段はDirectorはやってなくて、この作品のために勉強しました。普段は写真をとったり紙媒体のデザインをしたりしてますので。


漢字システムなど開発について

 わりと変な意味を持つ漢字を選んだとおもいますね。読みからどういう風に漢字を抜き出すか、とか衝突判定とかが難しかった。数学的なトコ。数学が良くわかってないので…。LINGOにActionListというのがあってスプライトを制御するのですが、それで解決しました。やっぱりLINGOを勉強していて日が浅くて、良くわからないで作ってしまった。そこがたいへんだったというか。これがLINGOでつくった最初の作品だったので。

もういちどチャンスがあれば?

 ソフトウェアキーボードをつかって、指を使って文字を投げ入れたりするしぐさが入れられれば、もうちょっと判りやすくなるかなとおもいました。

次回に向けて。

(芝尾) 漢字はもう少し使いたいな、と思います。
(しらい) ところで、なぜゴチック?
(芝尾) 明朝よりはわかりやすいから。自分では四角いのが飛んでる、というイメージだったのでゴチック。

他に何かひとこと

 大会の雰囲気が、工学的なノリ、という感じで違いがおもしろかった。
 参加してみて、違う種類のヒトと会えたので新鮮でおもしろかった。

将来何かやりたいとかありますか?

 単純にコンピュータをつかってプログラムを書くという作業が日が浅いんですが面白いと思いました。
 一回やってみたいのですが、「C言語でラブレターを書いて見たい」と思った。数式だけで気持ちを伝えることができるのかな、と。言語という以上ラブレターぐらい書けるかな、と…。『言語のはずだ』とむちゃくちゃなことを…。

 
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