■IVRC 2001 Authors Interview
A. 手作りVR部門
VRanko製作委員会? 東工大のサークル、ロボット技術研究会の中で『IVRCに出たい!』と思って作った集団です。学科とかはまちまち。設計メンバーが3年生。あとの製作メンバーが1・2年に手伝ってもらったり、あとはOBに助言してもらったりしています。 いいだしっぺ:田崎(3年) メカ、プロジェクトリーダー、経理 なぜブランコ? 最初に企画会議をやっていくつか出た。ボツ案は「どこでもドア」「ナウシカのメーヴェ」とか上がったんですが、ブランコが投票で3位だった。最初はどこでもドアでいこうと思ったんですが、設計始まったとたんに難点が続出しまして…。なんだかんだで結局3位のブランコになりました。 開発の流れ (田崎)田崎、田中、野田、つまり主要設計メンバーが「川崎ロボット競技大会」に出場していて、それが終わる9月半ばまで製作に入ってなかった。それからは昼も夜も無い地獄の製作スケジュール。とりかかりは基本的に分担がはっきりしていたのでそれぞれがそれぞれの担当をはじめていました。10月半ばぐらいに合体。10月末に半分出来上がった状態で学園祭で公開。そのときの反応はけっこうウケが良かった。ただし試作なので本当に同意を得た人しか乗せなかったんですけど。 いちばん大変なのは時間が無いこと。こんなに時間が無いのは今回がはじめてで。〆切一週間前は「授業さぼれ」という状態で(笑)。とにかくこんなデカブツを作ったのは僕としては初めてだったので。あける穴の大きさひとつとっても違う。大きいものを作るというのがそれだけで大変だということを体験しました。 うちの企画は人が乗ってもらえば直ぐ体験できる。他の企画は乗ってから稼動するまで時間がかかる。一般客を乗せる場合には回転することが大事。手軽に体験できると言うことが大切だと思いました。 もっと時間があれば? 4月に新入生歓迎会があるのでそれまでにやりたいのは、まずは「風を起こして」勢いを表現したい。あとは音、ギコギコ音とか風を切る音など。CG関係は突貫作業で作ったものなのでこれから時間が出来たらもう少し作りこんでいきたい。 (田崎)僕としてはIVRCは今年単発のつもりだったんですけど…こんないい賞をもらってしまったので。 将来の参加者に向けて とりあえず壊れないものを作ること。あとはよほど時間無い限り、あまり手を広げないこと。
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