作品展示のご案内

IVRCでは、コンテスト参加チームによって制作された作品を、予選大会・決勝大会の2回にわたって展示します。いずれの展示も一般公開(無料)され、来場いただいた方には実際に作品を体験していただくことができます。 作品展示・公開の詳しい情報はこのWebサイトにて随時掲載していきます。ぜひ会場に足をお運びいただき、学生による最先端のインタラクティブ作品をご体験ください。


審査結果

総合優勝 「VR消防体験 -炎舞-」チーム:CyberSpaceLab(筑波大学 システム情報工学研究科)
日本VR学会賞 「La Plume et la Lanterne」チーム:Frenchie Kokonattsu(Arts et Metiers ParisTech)
川上記念特別賞 「昆虫体験・かぶとりふと」チーム:餅は餅屋(慶應義塾大学 大学院メディアデザイン研究科)
Laval Virtual Prize 「きになるき」チーム:チルドレン(東京大学 大学院情報理工学系研究科)
審査員特別賞 「Tabletop ARrietty」チーム:借りぐらし(東北大学 電気通信研究所)
審査員特別賞 「悪い、やっぱつれぇわ、生理痛」チーム:ふあふあ☆ゆーとぴあ(甲南大学 知能情報学部)
観客大賞 「渡し舟教習所始めました」チーム:かつぞう、かわをわたる(立教池袋高等学校 数理研究部)

協賛企業賞

GREE賞 「グランドサーフィン」チーム:鯖缶(大阪大学 基礎工学部)
Unity賞 「おかえり感覚」チーム:AKチーズバーガーズ(東京芸術大学 絵画科, 関東学院大学 理工学科)
Unity賞 「超・呼吸体験: VReath」チーム:ももまる(慶應義塾大学 メディアデザイン研究科)
ソリッドレイ賞 「VR消防体験 -炎舞-」チーム:CyberSpaceLab(筑波大学 システム情報工学研究科)
チームラボ賞 「グランドサーフィン」チーム:鯖缶(大阪大学 基礎工学部)
ドスパラ賞 「VR消防体験 -炎舞-」チーム:CyberSpaceLab(筑波大学 システム情報工学研究科)


決勝大会

決勝大会はサイエンスアゴラ内で開催されます.一般来場者の方は同会場内サイエンスアゴラの受付を通り,IVRC展示スペースにお越しください.

日程: 2019年11月16 - 17日
場所: テレコムセンタービル 1階ホール
〒135-0064 東京都江東区青海2-5-10
交通アクセス 
スケジュール:
2019年11月16日(土)
 10:00~12:00		審査コアタイム
 12:00~15:00		展示一般公開
 15:30~16:30		表彰式(一般参加可能)
2019年11月17日(日)
 10:00~16:30		展示一般公開

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予選大会通過チーム

渡し舟教習所始めました
チーム:かつぞう、かわをわたる(立教池袋高等学校・数理研究部)

多くのVRコンテンツが基本一人での体験を前提としている。そんな中私たちは二人でプレイし、それぞれが別の動きをして構成するVRを作成するにあたって、この目標を実現するため渡し舟をテーマとしたマルチプレイ型のVRコンテンツを企画した。このVRには漕ぎ手、舵取りの役割があり、どちらとも別の視点、動作を行う。渡し船を操作し障害物をよけながら対岸まで船を運ぶことがコンテンツの目標である。

悪い、やっぱつれぇわ、生理痛
チーム:ふあふあ☆ゆーとぴあ(甲南大学知能情報学部)

本体験では電気刺激と振動覚刺激を組み合わせることにより,子宮収縮感のある痛みを下腹部に与えるデバイスを作成する.また,日常行動を加速度センサで検出し,それに応じた温感提示をすることで血が垂れる感覚を与える.これらの要素を組み合わせ,誰でも月経を体験することを可能にする.

VR消防体験 -炎舞-
チーム:CyberSpaceLab(筑波大学システム情報工学研究科)

本企画では,消防隊員の視点から消火活動の体験が可能であるシステムを開発する.体験者は,火災現場を再現した映像を提示され,ホース型コントローラを操作することで消火活動を行う.システムは映像提示装置と大風力を知覚させる風覚提示装置,水噴流反力を提示する力覚提示装置から構成される.風覚は温冷覚,聴覚,皮膚感覚,深部感覚を刺激することで知覚させ,水噴流反力は牽引力及びジャイロモーメントを用いて再現する.

グランドサーフィン
チーム:鯖缶(大阪大学基礎工学部)

ウインドサーフィンとは風の力を利用することで海の上を走るスポーツである。自然の風と波を使って走る感覚は日常では体験できない爽快感と独特の楽しさがある。本企画では,海に行かずに屋内でウインドサーフィンの魅力を体験できるシステムを構築する。セイル型デバイスでは、ユーザーの操作と映像上の風のインタラクションを可能にする。ボード型デバイスでは振動により波に乗っている感覚を再現する。またユーザーに風と海の匂いを与えることで体験の没入感を高める。

超・呼吸体験: VReath
チーム:ももまる(慶應義塾大学メディアデザイン研究科 Embodied Media)

本作品は、体験者が息を吸ったり、吐いたりすることで VR 空間内の映像とインタラクション する装置である。体験者はHMD と特殊なエアジャケットを着用し、息を「吸う」「吐く」を繰り返す。 呼吸が検知されるとエアジャケットが体験者の腹部を圧迫し、非現実的な大きさまで膨らむ感覚を生み出す。そして、体験者が HMD に映された映像見ながら息を吐くと、VR 空間内が一瞬にして変わる。体験対象者の呼吸の深度によって、エアジャケットの膨らみ・映像コンテンツが変化していくのがポイントである。

おかえり感覚
チーム:AKチーズバーガーズ(東京芸術大学油画科 関東学院大学理工学科)

本企画はVR空間と現実空間にわずかな差をつけることでヘッドマウントディスプレイを外す瞬間に不思議な感覚(おかえり感覚)を呼び起こさせる、ヘッドマウントディスプレイを外す瞬間をテーマとした企画です。

Tabletop ARrietty
チーム:借りぐらし(東北大学 電気通信研究所 )

360度カメラ映像やAR表示を組み合わせることで,“小人”としてVR体験するHMD装着者と,スマートフォンを利用してAR体験する非HMD装着者が,別々の視点からバーチャル空間を共有する対戦型コンテンツを提供する.

きになるき
チーム:チルドレン(東京大学)

森林は森に住む様々な生物の生態系の根幹になっている。木々は生物から見た世界を考える際に単なる環境として扱われる事が多いが、あらゆる生物に必要不可欠な存在である。本企画の目的は、「木になる」体験を通じて木々を「気になる」存在とすることである。普段ほとんど意識しない森林という大切な存在に気を向け、木と周りの生物が構成する環世界に力覚・触覚・視覚提示などのVR技術を用いて入り込む。本体験は森林に興味を示すきっかけとなるはずである。

昆虫体験 -かぶとりふと-
チーム:餅は餅屋(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)

人間は「頭部が固く、分離不可能」という身体的制約のもと生活を営んでいる。本企画では人間が餅に置き換わった際の感覚を2つのデバイスを介して提示し、身体的制約を取り払った新たな体験を可能にする。

(予選大会 作品名「もっちゃぶる」)

国際部門

La Plume et la Lanterne
Member: Charlotte DUBOSC (3d artist), Kaourantin LE NOAN (3d artist), Simon PASI (developer), Thomas JEAN LOUIS (developer), Assim KALOUAZ (scenario), Gregoire RICHARD (scenography), Lorenzo CARLY(scenario), Lisa IZZOUZI (producer)
Affiliation: Arts et Metiers ParisTech (ENSAM), Laval

It is a VR experience with 2 players and asymetrical gameplay, the actor is led in different altered fairy tales by the storyteller whose choices change the narrative storyline.

フロアマップ

テレコムセンタービル 1階ホール

ブースレイアウト


一般学生部門予選大会・ユース部門本選

審査結果

ユース部門本選大会

金賞 「渡し舟教習所始めました」チーム:かつぞう、かわをわたる(立教池袋高等学校 数理研究部)
銀賞 「おかえり感覚」チーム:AKチーズバーガーズ(東京芸術大学 絵画科, 関東学院大学 理工学科)
銅賞 「ねこ放題-もふもふを求めて-」チーム:バステトの盾(慶應義塾大学 SVRC)

決勝大会選出チーム

1位通過 「グランドサーフィン」チーム:鯖缶(大阪大学 基礎工学部)
2位通過 「VR消防体験 -炎舞-」チーム:CyberSpaceLab(筑波大学 システム情報工学研究科)
3位通過 「渡し舟教習所始めました。」チーム:かつぞう、かわをわたる(立教池袋高等学校 数理研究部)
4位通過 「Tabletop ARrietty」チーム:借りぐらし(東北大学 電気通信研究所)
5位通過 「きになるき」チーム:チルドレン(東京大学 大学院情報理工学系研究科)
6位通過 「もっちゃぶる」チーム:餅は餅屋(慶應義塾大学 大学院メディアデザイン研究科)
7位通過 「超・呼吸体験: VReath」チーム:ももまる(慶應義塾大学 メディアデザイン研究科)
8位通過 「悪い、やっぱつれぇわ、生理痛」チーム:ふあふあ☆ゆーとぴあ(甲南大学 知能情報学部)
9位通過 「おかえり感覚」チーム:AKチーズバーガーズ(東京芸術大学 絵画科, 関東学院大学 理工学科)

会期:2019年9月11日(水)~13日(金)
会場:東京大学 本郷キャンパス工学部 二号館六号館
日程:
 9月11日(水) ポスター発表(工学部二号館) ※1
 9月12日(木) ポスター発表(工学部二号館) ※1
 9月13日(金) 12:00-15:45 展示(工学部六号館3F IVRC会場) ※2
※1 聴講には第24回日本バーチャルリアリティ学会大会への参加登録が必要です.
※2 どなたでも無料で入場いただけます.

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一般学生部門

Re:born ~生まれる体験出産VR~
チーム:Internal Space(北陸先端科学技術大学院大学, 東京大学, 東京工業大学, 明治大学)

本企画では“生まれる”体験を通じ、「生まれてきてよかった!」という喜びを届けたい。空気圧制御で締め付けられる装置を用いて、苦労して暗く狭い産道を通る様子を再現する。そして、生まれた事は奇跡的である事を映像や音で表現する。

悪い、やっぱつれぇわ、生理痛
チーム:ふあふあ☆ゆーとぴあ(甲南大学 知能情報学部)

本体験では電気刺激と振動覚刺激を組み合わせることにより,子宮収縮感のある痛みを下腹部に与えるデバイスを作成する.また,日常行動を加速度センサで検出し,それに応じた温感提示をすることで血が垂れる感覚を与える.これらの要素を組み合わせ,誰でも月経を体験することを可能にする.

VR消防体験 -炎舞-
チーム:CyberSpaceLab(筑波大学 システム情報工学研究科)

本企画では,消防隊員の視点から消火活動の体験が可能であるシステムを開発する.体験者は,火災現場を再現した映像を提示され,ホース型コントローラを操作することで消火活動を行う.システムは映像提示装置と大風力を知覚させる風覚提示装置,水噴流反力を提示する力覚提示装置から構成される.風覚は温冷覚,聴覚,皮膚感覚,深部感覚を刺激することで知覚させ,水噴流反力は牽引力及びジャイロモーメントを用いて再現する.

グランドサーフィン
チーム:鯖缶(大阪大学 基礎工学部)

ウインドサーフィンとは風の力を利用することで海の上を走るスポーツである。自然の風と波を使って走る感覚は日常では体験できない爽快感と独特の楽しさがある。本企画では,海に行かずに屋内でウインドサーフィンの魅力を体験できるシステムを構築する。セイル型デバイスでは、ユーザーの操作と映像上の風のインタラクションを可能にする。ボード型デバイスでは振動により波に乗っている感覚を再現する。またユーザーに風と海の匂いを与えることで体験の没入感を高める。

N-KOKUDO
チーム:稀代の人形師(大阪大学 大学院情報科学研究科)

従来のXR 技術は,視覚情報と触覚情報に訴えかけるものが多い.したがって,本企画は音に着目し,
音声データとデバイスの動きがリンクしたマイク型デバイスを用いる.このデバイスを使って喋っている人
の言動を第三者がスマートフォン越しにハッキングする.またはデバイスを使って喋っている際に別の人間
にハッキングされるという体験を提供し,これまでにない新たな音のXR 体験を実現する. いっこくどうの
本音マイクにちなんで,タイトルをN-KOKUDO とした.

超・呼吸体験: VReath
チーム:ももまる(慶應義塾大学 メディアデザイン研究科)

本作品は、体験者が息を吸ったり、吐いたりすることで VR 空間内の映像とインタラクション する装置である。体験者はHMD と特殊なエアジャケットを着用し、息を「吸う」「吐く」を繰り返す。 呼吸が検知されるとエアジャケットが体験者の腹部を圧迫し、非現実的な大きさまで膨らむ感覚を生み出す。そして、体験者が HMD に映された映像見ながら息を吐くと、VR 空間内が一瞬にして変わる。体験対象者の呼吸の深度によって、エアジャケットの膨らみ・映像コンテンツが変化していくのがポイントである。

兎にも角にも
チーム:Rabbit’s〜コーナーで差をつけろ〜(神奈川工科大学 KaitVR)

低質から平均的なヘッドフォンを着用して音を聞くと、前後の音が聞き分けることが困難である。そこで、私たちは耳が特徴的なウサギに注目した。ウサギの耳は向きを変えることで警戒する方向を選んでいる。HMDとセンサー付きグローブを使用し、人間の手がウサギの耳の様に使い、音の発生源を直感的に感じる体験できるVRコンテンツを制作する。

Tabletop ARrietty
チーム:借りぐらし(東北大学 電気通信研究所)

360度カメラ映像やAR表示を組み合わせることで,“小人”としてVR体験するHMD装着者と,スマートフォンを利用してAR体験する非HMD装着者が,別々の視点からバーチャル空間を共有する対戦型コンテンツを提供する.

きになるき
チーム:チルドレン(東京大学)

森林は森に住む様々な生物の生態系の根幹になっている。木々は生物から見た世界を考える際に単なる環境として扱われる事が多いが、あらゆる生物に必要不可欠な存在である。本企画の目的は、「木になる」体験を通じて木々を「気になる」存在とすることである。普段ほとんど意識しない森林という大切な存在に気を向け、木と周りの生物が構成する環世界に力覚・触覚・視覚提示などのVR技術を用いて入り込む。本体験は森林に興味を示すきっかけとなるはずである。

匣内ルービックキューブ
チーム:Solvers(熊本県立大学 総合管理学部)

 VR空間にルービックキューブを置くことで内側から解くことを実現したシステムである。ユーザーはヘッドマウントディスプレイから映像を見て、手動デバイスと足動デバイスから体全体で操作を行う。ストーリーと制限時間によってエンターテイメント性のあるゲームとなっている。

蠢刺青
チーム:彫師団(東北大学 電気通信研究所)

皮膚感覚を伴って身体の表面をまるで生きているかのように蠢く刺青を「蠢刺青(シュンシセイ)」と呼び,その体験および人と蠢刺青との今までにない新たなインタラクションを可能にする.

チョコレート工場
チーム:チャーリー(熊本県立大学 総合管理学部)

工場見学は誰でも一度は体験したことがあるはずだ.本企画はチョコレート工場の工場見学をチョコレートの目線から行っていく.そこで,チョコレートを作る8 つの工程を, オフィスチェアを用いた体感型システムと,ヘッドマウントディスプレイ,ヘッドフォン等を利用し,その場に居ながらチョコレートの感覚を疑似体験できるシステムの構築を目指す.

ひらひらワープ
チーム:チームyume(熊本県立大学 総合管理学部)

本企画では,「布」を利用したワープVRをコンセプトに,VR物体と「布」を連動させた新しい感覚提示と,室温の違いからくる温度の感じ方の違いに着目した移動体験である.体験者は温度や湿度,風量などが変化する二つの空間に,布を潜り抜けることによって,空間をめくり,別の空間へワープするような感覚を楽しむことができる.

触覚ステルスゲーム 「シノビアシ」
チーム:ヌキアシサシアシ(東京大学 UT-virtual)

本提案では、自身の足が床を軋ませる振動のフィードバックをもとに敵に気配を察知されないように慎重に足を運び、また床の振動から敵を察知するという、触覚情報による駆け引きを用いたステルスゲーム体験を構築していく。

ほおずり電話
チーム:スリスリ(東京大学 UT-virtual)

本提案では使用者の「頬ずり」を伝達する機構を電話機に搭載し、電話での音声での対話に身体的な触覚コミュニケーションを足すことでより満足度の高い遠隔コミュニケーションを実現するシステム「ほおずり電話」を提案する。

涙腺ダム
チーム:仙累ダム管理局(京都産業大学 コンピュータ理工学部)

『涙腺崩壊』という比喩表現を聞いたことはないだろうか。もしもこの言葉のように、目から大量の水が止めどなく溢れ出て、涙腺が壊れたかのような感覚を体験できるとしたら…? 本企画では、この“涙腺崩壊”体験を土木構造物の『ダム』に当てはめ、頭部を貯水池、まぶたを水の流れ出すゲートに見立てたシステム『涙腺ダム』を作成する。

ザ ウォーキングネッコ
チーム:ユウマズ(関西学院大学)

ユーザが仰向けに寝転び、その体の上を猫デバイスが移動することであたかも本物の猫が体の上を歩いているかのような感覚をユーザに提供する。またユーザが猫を撫でると、猫デバイスに仕込んだ袋に温水が入り猫の体温を感じるとともに、猫が体の上で寝転んでいる感覚を味わうことができる。

もっちゃぶる
チーム:餅は餅屋(慶應義塾大学 大学院メディアデザイン研究科)

人間は「頭部が固く、分離不可能」という身体的制約のもと生活を営んでいる。本企画では人間が餅に置き換わった際の感覚を2つのデバイスを介して提示し、身体的制約を取り払った新たな体験を可能にする。

バーチャル空間でつかまえて
チーム:Mr.インビジブル(大阪大学 大学院情報科学研究科)

VR用のHMD装着者は,HMDが目隠しとなり当然外の世界を見ることができない.これに体験者と周囲の人とのインタラクションを加えれば,現実世界を見ることができないというHMDのデメリットを逆手に取った新しい体験を両者ともに提示することができる.本企画では,HMD装着者が視認できない周囲の人を,透明人間がバーチャル空間にいるという設定で,透明人間にいたずらされる体験ができるシステムを提案する.

メリーさんの電話
チーム:稀代の人形師(大阪大学 大学院情報科学研究科)

本企画では電話ボックス型の空間を舞台に,ヘッドマウントディスプレイやディスプレイといった視覚情報に重心を置くデバイスを用いずに,主に触覚情報を与えることで,全身にぞくぞくとした恐怖感を感じさせるVR 空間を実現する.受話器型デバイスを用いて予期しないタイミングで耳に気配や冷気を提示することで,触覚情報から恐怖感を提示する.有名な都市伝説「メリーさんの電話」をモチーフに,電話ボックスの中でメリーさんからの電話をとるという体験を用意する.

ユース部門

渡し舟教習所始めました。
チーム:かつぞう、かわをわたる(立教池袋高等学校 数理研究部)

多くのVRコンテンツが基本一人での体験を前提としている。そんな中私たちは二人でプレイし、それぞれが別の動きをして構成するVRを作成するにあたって、この目標を実現するため渡し舟をテーマとしたマルチプレイ型のVRコンテンツを企画した。このVRには漕ぎ手、舵取りの役割があり、どちらとも別の視点、動作を行う。渡し船を操作し障害物をよけながら対岸まで船を運ぶことがコンテンツの目標である。

おかえり感覚
チーム:AKチーズバーガーズ(東京芸術大学 油画科, 関東学院大学 理工学科)

本企画はVR空間と現実空間にわずかな差をつけることでヘッドマウントディスプレイを外す瞬間に不思議な感覚(おかえり感覚)を呼び起こさせる、ヘッドマウントディスプレイを外す瞬間をテーマとした企画です。

ねこ放題-もふもふを求めて-
チーム:バステトの盾(慶應義塾大学 SVRC)

あなたはオフィスや教室で「猫を撫でたい」と思ったことはないだろうか. しかし,場所や体質の制約上,その実現は難しい.そこで,本企画は膝上に猫がいる感覚を提示し,いつでもどこでも猫に触れて癒される体験を提供する.

ブースレイアウト


※2019年8月26日 更新しました。

IVRC-01 蠢刺青 (チーム名:彫師団)
IVRC-02 涙腺ダム (チーム名:仙累ダム管理局)
IVRC-03 ほおずり電話 (チーム名:スリスリ)
IVRC-04 触覚ステルスゲーム 「シノビアシ」 (チーム名:ヌキアシサシアシ)
IVRC-05 グランドサーフィン (チーム名:鯖缶)
IVRC-06 ザ ウォーキングネッコ (チーム名:ユウマズ)
IVRC-07 超・呼吸体験: VReath (チーム名:ももまる)
IVRC-08 VR消防体験 -炎舞- (チーム名:CyberSpaceLab)
IVRC-09 もっちゃぶる (チーム名:餅は餅屋)
IVRC-10 Tabletop ARrietty (チーム名:借りぐらし)
IVRC-11 チョコレート工場 (チーム名:チャーリー)
IVRC-12 匣内ルービックキューブ (チーム名:Solvers)
IVRC-13 N-KOKUDO (チーム名:稀代の人形師)
IVRC-14 悪い、やっぱつれぇわ、生理痛 (チーム名:ふあふあ☆ゆーとぴあ)
IVRC-15 ひらひらワープ (チーム名:チームyume)
IVRC-16 きになるき (チーム名:チルドレン)
IVRC-17 兎にも角にも (チーム名:Rabbit’s〜コーナーで差をつけろ〜)
IVRC-18 Re:born 〜生まれる体験出産VR〜 (チーム名:Internal Space)
IVRC-19 バーチャル空間でつかまえて (チーム名:Mr.インビジブル)
IVRC-20 メリーさんの電話 (チーム名:稀代の人形師)
IVRC-Y1 渡し舟教習所始めました (チーム名:かつぞう、かわをわたる)
IVRC-Y2 おかえり感覚 (チーム名:AKチーズバーガーズ)
IVRC-Y3 ねこ放題~もふもふを求めて~ (チーム名:バステトの盾)