新着情報
- 2018年7月 IVRC2017開催報告書を掲載しました。
- 2017年12月1日 決勝大会の写真を掲載しました。
- 2017年11月13日 本年のIVRCは終了いたしました。出場者の皆さま、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
- 2017年10月28日 決勝大会の結果を掲載しました!
- 2017年10月12日 決勝大会に参加する作品の情報を掲載しました。
- 2017年9月16日 予選大会の結果を掲載しました。
- 2017年9月15日 決勝大会のスケジュールを掲載しました。
- 2017年8月17日 予選大会のスケジュールを掲載しました。
- 2017年8月17日 予選大会に参加する作品の情報を掲載しました。
- 2017年7月3日 書類審査の結果を順次お知らせしています。今しばらくお待ち下さい。
- 2017年6月26日 一般・ユース合わせて138件の応募がありました。多数のご応募をありがとうございます。
IVRCとは
国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC, International collegiate Virtual Reality Contest)は、学生が企画・制作したインタラクティブ作品の新規性・技術的チャレンジ・体験のインパクトを競うコンテストです。1993年から開催され、これまでにバーチャルリアリティ(VR)の既成概念を拡張するような、独創的で親しみの持てる作品を数多く生み出してきました。
参加チームは、第一線の研究者を中心とするスタッフと関わりながら、約半年の間、全く新しいインタラクティブ作品・VRシステムを企画し、実際にデバイスの製作やコンテンツの作り込みを行なっていくことになります。完成した作品は、体験型展示を通じて審査され、受賞作品が決定します。
コンテストの目的
- 自ら考え・学び・手を動かすことのできる優秀な人材の育成
- バーチャルリアリティの啓蒙普及
- 地域・企業・学界を結ぶ、バーチャルリアリティ・コミュニティの醸成
「バーチャルリアリティ」「ロボット」と言うと高価で特殊な機械を使って実現するものというイメージがありますが、実際は手作りの装置で表現できることがたくさんあります。このコンテストの狙いは、参加者がインタラクティブ(相互作用的)なシステムを企画し、デバイスを自作したり、コンテンツを作り込んだりすることで、インタラクティブ技術を深く理解すると共に、より身近なものと感じる様になることにあります。
IVRCはコンテストという形態を取っていますが、行政・企業・学会が一体となって「自ら考え・学び・手を動かすことのできる」優秀な人材を育成するための21世紀型の教育システムを形作る試みでもあります。その実績は国際的にも高く評価され、世界最高峰のVR技術の展示会SIGGRAPHやVRアート作品の展示会Ars Electronicaなどで高く評価されています。
2012年からは、VRシステム研究者の裾野を大きく広げるために一般部門よりも若い世代を対象とした「ユース部門」が新設されました。
「国際」学生対抗コンテスト
IVRCの特徴の一つとして、国内に閉じない国際的なコンテストであるという点があげられます。ヨーロッパのVRにおける最大のイベントであるフランスのLaval Virtualとは交流が深く、2003年から相互に学生コンテストの優秀作品の招待参加を実施しています。例年10-12月に行われるIVRC決勝大会では、本大会の設定した賞とは独立してLaval Virtualから招いた審査員により”Laval Virtual Award”が贈られ、受賞作品は次年のLaval Virtualへ招待されます。
また例年3-4月に行われるLaval Virtualに参加した学生プロジェクトの中からIVRCの審査員により”IVRC Award”が贈られ、同年のIVRCに招待されます。各々の招待作品は招待先のコンペでも審査対象とされ、これまでにもLaval Virtual代表作品がIVRCで準優勝したり、IVRC代表作品がLaval Virtualで芸術賞を取るなど、相互に高め合う関係にあります。
また、2010年には米国カーネギーメロン大学(CMU)の ETC (Entertainment Technology Center) と国際協定を結び、CMU内で選抜されたプロジェクトをIVRC決勝大会に招待するなど、日仏米学生の国際的な交流を行っています。
特にLaval Virtualとは10年以上の交流を続けてきました。これまでの交流の歴史は動画「IVRC日仏交流の歩み」にまとめられています。
2014年より、さらなる国際化を目指して「IVRC 国際ビデオ部門」が新設されました。東京、お台場で開催される決勝大会では、国際ビデオ部門の優秀作品も展示予定です。
部門
一般学生部門
すべての学生を対象とする部門です。書類のほか、一般公開の予選展示・決勝展示により作品を審査し、優勝作品には国際学会投稿サポートや渡航費用が授与されます。
ユース部門
大学2年次、高専5年次、専門学校2年次、高校生以下相当の学生を対象とする部門です。書類審査と一般公開の作品展示により作品を審査し表彰します。参加するチームにはVR技術の勉強会やラボツアーも実施します。
国際ビデオ部門
海外の高校生、学部生、大学院生を対象とする部門です。デモビデオと一般公開の作品展示により作品を審査し、表彰します。
Laval枠
同年にフランスにて開催されるLaval VirtualにてIVRC Awardを受賞した作品を決勝大会に招待します。
スケジュール
決勝大会(一般学生部門、ユース部門、国際ビデオ部門、Laval Virtual招待作品)
会場:日本科学未来館 7F コンファレンスルーム・水星・火星・金星 所在地:東京都江東区青海2-3-6 日本科学未来館 日程(予定): 10月27日(金) 10:00-20:00 設営 10月28日(土) 9:00-10:00 展示立ち上げ 10:00-12:00 審査コアタイム(非公開) 12:00-15:30 展示(一般公開) 16:00-17:00 表彰式(DCEXPOメインステージ) 18:00-20:00 懇親会 10月29日(日) 9:00-10:00 展示立ち上げ 10:00-17:00 展示(一般公開) 17:00-17:20 未来観客賞表彰式 17:20-18:30 撤収 DIGITAL CONTENTS EXPO 2017
予選大会(一般学生部門)
会場:筑波大学 エンパワースタジオ 日程: 9月13日(水) 9:00-18:00 設営 9月14日(木) 9:00-13:00 設営 13:00-18:00 VREXPOオープニング&プレス内覧会(取材優先日) 9月15日(金) 10:00-11:00 テザーセッション(2分 *25件)於:会場内特設コーナー 11:00-17:00 展示 (11:00-14:00 審査コアタイム) 17:00-18:00 表彰式 於:会場内特設コーナー 9月16日(土) 10:00-17:00 展示(一般公開) 17:00-18:00 観客賞表彰式(Japan VREXPO観客賞) 17:00-19:00 撤去・搬出 JAPAN VR EXPO 2017
書類審査(一般学生部門、ユース部門)
応募締切:6月16日(金)17:00 結果通知:7月上旬
事前説明会
- 4月12日(水)11:10- ショート版 神奈川工科大学 メディアホール (情報メディア専門ユニット)
- 4月19日(水)11:10- 神奈川工科大学 K1-605
- 4月19日(水)16:30- 東京工業大学 R2-624
- 4月25日(火)20:00-21:45 ショート版 Tokyo VR Meetup#16 デジタルハリウッド大学
- 4月27日(木)11:00-12:00 名城大学天白キャンパス 共通講義棟北N221講義室
- 4月27日(木)12:40- 京都産業大学 14号館 14102教室
- 4月27日(木)18:00- 筑波大学 第3エリア3L301-2
- 4月30日(日)18:00- 渋谷南口G-style
- 5月1日(月)13:00- 北陸先端科学技術大学院大学 知識棟5F コラボルーム2
- 5月1日(月)17:00- 芝浦工業大学 大宮校舎3403教室(3号館4階)
- 5月2日(火)16:30- 電気通信大学 東3号館301号室
- 5月2日(火)17:00- 芝浦工業大学 豊洲校舎研究棟情報工学科会議室(研究棟13階)
- 5月10日(水)16:30- 大阪大学 豊中キャンパス 基礎工学部J棟3階セミナー室
- 5月10日(水)17:00-18:00 東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館 W834講義室
- 5月11日(木)13:00- 慶應義塾大学 矢上キャンパス 26-502
- 5月11日(木)15:00- 情報科学芸術大学院大学(IAMAS)(備考: 学外から参加を希望される方は,事前に井村 m.imura[at]kwansei.ac.jp までご連絡ください.)
- 5月16日(火)16:40-17:40 大阪工業大学 枚方キャンパス 2号館221院生ゼミ室
- 5月16日(火)16:50- 関西学院大学 神戸三田キャンパス アカデミックコモンズ 1階 アクティブルーム3・4
- 5月17日(水)16:20-17:30 大阪大学 吹田キャンパス 創造工学センター4F
IVRCでは、関東・近畿・中部・東北の各地で参加希望者向けに事前説明会を行っております。今までIVRCに参加したことのない方、何か不明・不安な点のある方など、是非気軽にご参加ください。
参加者向け情報
一般学生部門募集要項
企画募集にあたって
IVRCでは、新しい体験を実現する優れたインタラクティブ作品を募集しています。誰もが体験を楽しめ、そこに発見があり、有識者をもうなずかせるような作品を歓迎します。IVRCは、企画の段階から制作の終わりまで半年近くにも及ぶ長い期間、バーチャルリアリティなどの第一線での研究者を中心に構成される優秀な運営スタッフが参加チームメンバーと関わるという、非常に珍しい形態を取るコンテストです。
まずは新しいアイディアに溢れる企画を書いて、「インタラクティブ作品」にチャレンジしてみてください。すばらしい企画をお待ちしています。
応募方法
募集は専用のWebフォームを通じて行います。 応募受付期間内に、必要事項の記入と必要書類のアップロードを行ってください。
応募条件
作品の条件
学生を中心としたグループにより企画提案された、「バーチャルリアリティをはじめとするインタラクティブ技術」を利用した、未発表かつ展示可能な作品であること。
展示スペース
- 1.8m(W)×1.8m(D)×2.0m(H)
- 予選大会・決勝大会ではこの展示スペース内で展示することが求められます。
応募者
- 「バーチャルリアリティ/インタラクティブ作品」を実現できる能力・熱意をもつ学生を主体としたチームであること。
- 一般学生部門では、学生であればどなたでも参加が可能です。
応募受付期間
書類投稿締切:2017年6月16日(金)17:00
余裕をもって投稿し、締切時間を厳守してください!
IVRCでは、締切時間以降のアップロードは一切受理していません。
例年、以下のようなケースが発生します。余裕をもった投稿を心がけてください。
締切時間近くは応募が殺到し、アップロードに時間がかかります。
応募者側の回線不調などでアップロードが失敗することもあります。
あわてて投稿すると、間違ったファイルをアップロードするかもしれません(締切後は差し替えも受け付けません)。
応募に必要なもの:一般・ユース共通
- 参加チーム名、所属団体名、氏名、メールアドレス、チームメンバーの顔写真などが該当します。
- 特に2012年からは企画書・企画梗概にチーム名を一切記載しないこととしていますので特にご注意ください。
提出の際には、必ずPDF形式に変換してください。
まずは企画書を制作し、それを簡略化する形で梗概を制作していただくことを推奨します。
審査時の不公平等をなくすため、表紙を含め企画書内で出自がわかる情報を載せないようにして下さい。
同意書は印刷・署名の後スキャンし、画像をアップロードしてください。
参加申込書・同意書はチーム全員分提出してください。申込書のメンバー記入欄が足りない場合は複数ファイルを提出してください。
実物は、プレゼンテーション審査会場・予選大会会場まで持参するか、予選大会までに事務局へ郵送してください。
投稿料は、1企画あたり1000円です。
投稿料振込の後、振込を証明できるもの(支払い証明書、ATMの利用明細票など)をスキャンし、画像をアップロードしてください。
複数の企画の審査費をまとめて振り込んだ場合は、両方の応募情報に同じファイルをアップロードしてください。
可能であれば投稿ID(投稿サイト応募企画情報の項目から確認可能)を記載し、いずれの企画の振込かがわかるようにしてください。
投稿料はいかなる理由があっても返金いたしません。よく考えてから振り込んでください。
《振込先》
郵便貯金
10110-59607361
トクヒ)ニホンバーチャルリアリティガッカイゆうちょ銀行 ゼロイチハチ店(018)
普通預金口座 5960736
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
トクヒ)ニホンバーチャルリアリティガッカイ
電話・電子メールなどで確実に連絡できるようにしてください。
過去の企画書の例
これから応募する方の参考のため、過去の優秀作品の企画書を公開します。
※サンプルは予稿集掲載のためにチームの連絡先などが明記されたものもありますが、応募に当たっては、審査時の不公平等をなくすため作品名以外の出自を示す所属団体名、氏名、メールアドレス等を載せないようにして下さい。
「渡る世間は綱渡り」IVRC2014 川上記念特別賞 大阪大学
綱渡りは、高所に張った綱の上を歩いて渡る危険なスポーツであるが、そのスリルを一度体験してみたいと感じる人は少なくない。本企画では、綱の上での体の傾き、綱のたわみ、景色などの綱渡りのエッセンスを再現することで、地面に固定した綱の上で安全に綱渡りの体験が可能なシステムを構築する。 | 企画梗概 |
企画書 |
「Sense-Roid」IVRC2010 総合優勝 電気通信大学
体験者は、ジャケット型の触覚提示デバイスを身につけ、自分の分身となるSense-Roidと向き合う。Sense-Roidは人間の上半身を模した模型に圧力センサ、圧電センサが組み込まれたものである。体験者がSense-Roidに触れることで、ジャケット型デバイスにその触覚をフィードバックする。これによって体験者はあたかも外側にいるもう一人の自分を触り、またそれから触られているような感覚を味わうことができる。 | 企画梗概 |
企画書 |
「パランガ」IVRC2010 明和電機社長賞 大阪大学
(※書類審査時タイトル:フリフリ -Flip Freaks-)
あなたの子供時代、学校の授業中に、コマ送りの絵を教科書の1ページ1ページに描いて、パラパラ漫画を作ることに没頭した思い出はないだろうか。静止画だったキャラクタが動き出す喜びと、自分が思い描いたように動いてくれた時の達成感、ページが等間隔に1枚1枚めくられることの小気味良さを味わったはずである。大人になった今、あの気持ち良さを再び味わってみようではないか.フリフリ – Flip Freaksで、無限に続くパラパラワールドを体験してみよう! | 企画梗概 |
企画書 |
「ダイラタノシー」IVRC2009 VR学会賞 大阪大学
水中に存在する妖精とのインタラクションを実現し、ユーザにワクワク感を提示させることを目的とする。素の実現手段としてダイラタント流体という特徴的な流体を用いて力覚提示を行う。プレーヤーは吸引及び給水機構が取り付けられたグローブを装着することで、流体中の任意の場所に物体を知覚する。 | 企画梗概 |
企画書 |
「THE DIMENTION BOOK」IVRC2002 総合優勝 武蔵野美術大学/東京大学
本企画は、物体の持つ様々な特性を、プレイヤに改めて深く知覚して貰う事が目的である。物体は、その表面に光が反射する事によって視覚する事が可能となる。この為、視覚する時の視線の変化や、光の強弱によって物体の見え方は様々に変化する。しかしながら、視覚行為と光との関係は、非常に密接であるにも関わらず、現実の環境光を反映させて画像を描画する画像装置の実現は進んでいないのが現状である。本企画では、正確な三次元空間における位置計測と、環境光の入力可能なセンサを、液晶ディスプレイに搭載する事によって、視線の変化や光の強弱により描画される物体が変化するディスプレイ装置を実現した。 | 企画梗概 |
企画書 |
書類審査
応募企画数が20件を超えた場合には書類審査が行われ、30チーム程度を目安に選抜を行います。
審査は、提出された企画概要・企画梗概・企画書に基づいてWeb上で行います。作品企画の新規性・技術的チャレンジ・作品のインパクトを軸に、企画がしっかり練られているか、実現すべき企画であるかどうかを審査します。
審査のポイント
新規性:提案者もしくは他者によって過去にまだ実現されていないこと、あるいは過去に類似の研究・作品がある場合は適切に引用し差分が明確にされていること。
技術的チャレンジ:作品の実現において達成すべき目標が明確にされていること。それを達成する新しいアイディアが提案されていること。その実現方法が具体的に提案されていること。
体験のインパクト:体験者が体験できる内容が明確になっていること。ぜひとも体験したいと思える内容であること。国際的なステージにおいて専門家を魅了する、あるいは家族連れなど広く一般の観客が楽しめること。
予選大会
書類審査を通過したチームには、実際に制作した作品を用いて、実演展示していただきます。展示作品を審査委員が体験し、審査委員会において決勝大会に進む作品を決定します。また、参加者による人気投票で最も多く票を集めたチームには「VR観客賞」が贈られます。
決勝大会
決勝大会は、DIGITAL CONTENT EXPO 2017と同時開催で、10月下旬に開催されます。予選大会を通過したチームが、約1ヶ月のブラッシュアップ期間を経て完成した作品を、お台場の日本科学未来館にて実演展示します。予選通過各チームのほか、フランスのLavalVirtual学生コンテストを勝ち抜いた招待チーム、国際ビデオ部門のチームも参戦し、総合優勝の座を競います。また、高校生による「ユース部門」の作品展示も行われます。 決勝大会でも、審査委員が展示されている各作品を体験し、審査委員会で総合優勝を始めとする各賞を決定します。また展示会場には、専門家や業界関係者だけでなく、先端科学に大きな興味を持つ一般の来場者も大勢訪れます。一般来場者による人気投票で最も多く票を集めたチームには「未来観客賞」が贈られます。したがって、各作品には、学術・芸術・技術的な要素の他に、一般の来場者に対してもアピールできることが求められます。
表彰
総合優勝 GrandPrix:決勝大会で展示した作品の中から最優秀の1作品に対して与えられます。
IVRCでは、総合優勝作品に対し、米国で行われる世界最高峰のCGとインタラクティブ技術の祭典SIGGRAPHに出展するための資金援助・サポートを行います。
副賞20万円
Laval Virtual賞:IVRCでは、2003年度大会から、ヨーロッパで最大のバーチャルリアリティ関連イベントLaval Virtualとの協力を行っています。IVRCのLaval Virtual賞の受賞作品は、Laval Virtual出展作品として招待されます。同様に、Laval Virtualの学生コンテストでIVRC Awardの受賞作品は、IVRC本選に招待されます。
各賞:
日本VR学会賞 副賞:5万円
川上記念特別賞 副賞:3万円
審査員特別賞 副賞:1万円
VR観客賞 副賞:1万円(すべての展示作品より観客の投票により決定)
未来観客賞 副賞:1万円(すべての展示作品より観客の投票により決定)
協賛企業賞
ユース部門募集要項
応募方法
一般学生部門同様、募集は専用のWebフォームを通じて行います。 応募受付期間内に、必要事項の記入と必要書類のアップロードを行ってください。
提出物の詳細はこちらを御覧ください。
応募対象
平成29年4月1日時点で、大学2年次、高専5年次、専門学校2年次以下相当の学生で構成されたチームまたは個人
※ 応募資格を有するかが不明な場合はivrcinfo[at]ivrc.netまでお問い合わせください。
展示形式
体験型デモンストレーション
審査方法
書類審査ののち実演展示
支援
デバイスアートツールキットの貸し出し
予選大会査通過者には制作補助金を支給
交通費・宿泊費補助は書類選考時に検討
表彰
金賞:3万円
銀賞:賞状
銅賞:賞状
注意事項
応募していただく参加チームには、下記の条件に同意していただきます。
- 参加者は、IVRCの期間中、作品の企画・制作および関連業務に注力する義務を負うこととします。
- 応募企画または作品(以下応募作品)に、著作権に関する問題がある場合、全面的に参加団体または参加個人(以下参加者)がその責任を負うものとします。使用する文章、音楽、画像、ソフトウェア等に著作権上の問題がないよう、注意してください。また、応募作品が他の団体/個人の著作権を侵害している恐れがある場合には、失格とみなします。応募作品には、必要があればコピーライトを明記してください。
- 各応募作品の著作権は参加者に帰属するものとします。
- 大会期間中に撮影した静止画像、動画像を大会は参加者に通知することなくIVRC の広報活動に用いることができることとします。ただし、肖像権に関しては、参加者からの申し出があればその意思を尊重します。
- 参加者が、作品協賛企業/研究室等から機材を借用した場合、機材の管理運用は各参加者が責任を持って当たることとします。大会側では、借用期間中、事故が起きた際にこれを補償することができません。
- 参加者およびIVRC実行委員会は、コンテストの広報活動、大会以外での実演展示活動(産業用バーチャルリアリティ展、SIGGRAPH、LavalVirtualでの展示)に誠意を持って協力し合うものとします。
- 会場の設備や観客等に危害を及ぼすことの無いよう、細心の注意を払ってください。
- チームメンバーにもこの条件を承諾していただく様、ご確認お願いいたします。
Q&A
Q IVRCとは何ですか?
A IVRC とは、「国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(International collegiate Virtual Reality Contest)」のことです。1993年より開催されている、世界で最も歴史のあるバーチャルリアリティ技術を中心としたインタラクティブ作品のコンテストです。詳しくは「IVRCについて」をご覧ください。
Q 参加者は学生でなければなりませんか?また専門学校等でも参加できますか?
A 一般学生部門の参加は、チームの代表者が小中高等学校、専修学校、短期大学、高専、大学、研究科(大学院)等の所属であれば問題ありません(ac,edドメインと同じ解釈とします)。メンバーに企業所属の社会人等が「任意の個人として」参加している場合は、協力者としての参加を認めます。
2012年より、高校生・高専生(本科3年以下)を対象にした「ユース部門」も開催していますので、対象となる方はこちらも検討してみて下さい。もちろん、高校生・高専生が一般学生部門に参加しても構いません。
Q 参加者は必ずグループである必要がありますか?
A 制作を行う技術や時間があれば、1名のみで構成されたチームも応募可能です。
Q メンバーは、何人ぐらいが望ましいのでしょうか?
A 特に制限等は設けておりません。人手が必要ならば、制作期間だけ手伝ってくれるメンバーを増やすのも良いかと思います。
Q 「未発表の作品」とはどのレベルですか?
A 原則として、作品が未発表作品であることを指します。
ただし既存の作品を改良したものや、学会等で発表した基礎技術を応用したものは企画内容に応じて「未発表の作品」として認める事があります。また、卒業制作等で、学内の発表会で展示しただけという作品も、未発表と認める事があります。基準としては、他のコンテスト等での受賞等の経歴が無いこととします。
もちろん『名前を変えただけ』といった改良では『新規性が乏しい作品』として審査される可能性はあります。
Q どんな企画でも良いのでしょうか?
A 学生を中心としたグループによって企画提案された「バーチャルリアリティをはじめとするインタラクティブ技術」を利用した未発表の作品で、展示体験可能な作品であればどのような企画でも構いません。
但し、火や大量の水など通常の展示が困難と思われるもの、安全性を十分に考慮しないもの、公序良俗や社会的に問題のある作品(差別や中傷)等は企画書審査の段階で落選する可能性があります。
Q 水を使ってはいけないのでしょうか?
A 大量の水を開放状態で用いるような作品は、書類審査の時点で安全上の問題があると判断される場合があります。
密閉された容器の中で使用する、少量の水であればブース全面に防水シートを張って転倒時であっても会場を濡らさないようにするなどの対策を行なって展示を実現した作品はあります。こうした対策については、企画書にも明記するようにしてください。
ただし、大会を開催する会場の都合でどうしても水が使えないと判明した場合には、書類審査通過やプレゼン審査通過の時点で作品形態の変更をお願いする可能性があります。
Q サイズに制限はないのですか?
A 1.8m(W)×1.8m(D)×2.0m(H)以内に収めてください。
Q 1.8m(W)×1.8m(D)では、とても目標とするプロジェクタの投影距離が得られません…
A 会場の実際の配置が許す場合には、展示スペース外にプロジェクタのためのバックヤードなどを提供したいと考えています。
また、例えば展示機材が1.8m(W)×1.8m(D)に収まるのであれば、体験者および来場者の安全が確保されることを前提に「歩行感覚提示デバイス」を制作し、「会場内を歩き回る」といったアプリケーションを設定するといった企画内容もご相談いただければ、展示して頂くことができるかと考えます。
Q どのような作品がプレゼンテーション審査において有利ですか?
A プレゼンテーション審査の審査員は、VR界における産業、学術専門家などのプロフェッショナルで構成されています。各審査員が、作品企画の技術的/芸術的新規性や作品の将来性、実現可能性を総合的に判断します。例えば、もし審査員の一人に、実際に活躍されているベンチャービジネス起業家がいらっしゃった場合、あなたの作品の実現可能性と収益性、社会へのインパクトなどを基準に判断することでしょう。
Q どのような審査員がプレゼンテーション審査に参加しますか?
A 確実にいえるのは、IVRCの理念に興味と関心、そして賛同の意思を持った人々であるということです。彼らの期待を裏切る事は、予選落ちに繋がる事は間違いないでしょう。世界の舞台で活躍するVRの研究者、VR産業界のプロフェッショナル、ゲーム・アミューズメント業界のプロフェッショナル、マスコミ関係…と最高の審査員を予定しています。
付け加えるならば、審査員は「学生の作品」ではなく、発表者をプロフェッショナルとみなして発表者に辛辣な質疑応答をするでしょう。虚勢はともかく、うそやごまかしは最大の減点につながりますので、判らない事があってもパニックに陥らないように。審査員は建設的で教育的な立場で質問をしていることをお忘れなく。
Q 制作はいつから始めればよいのでしょうか?
A プレゼンテーション審査を通過したチームのみに実際の制作・展示を行っていただきます。但し、制作開始は特に定めておりませんので、プロトタイプ制作など、自信のある方は早めに始めておくことは勝利への第一歩かもしれません(プレゼンテーション審査において、プロトタイプや模型を使った発表は強力な説得力要素になることでしょう!)。
Q 技術的に制作が不安なのですが…
A あなたの技術的不安はどのような部分ですか?IVRCはバーチャルリアリティやインタラクティブ技術を利用したコンテストであり、あなたのイマジネーションを体験可能な状態にする「技術」は最低限必要です。しかしながら、審査においては「作品企画の技術的/芸術的新規性」を重視しています。つまり「先進技術的の先端」と「人類に及ぼす芸術的新規性」は等価に扱われます。
まずは企画を提出する前に、いろいろな「挑戦」をしてみてください。技術的な裏打ちをするための調査をする、エンジニアリングに秀でた協力者を探す、企画を実現可能なレベルまで練りこむ…全ての参加チームは、さまざまな挑戦の上に、自分たちのイマジネーションを「体験可能な状態」にしています。
Q 予選大会の予稿において、アブストラクトは必ず必要か。
A はい。必ず原稿に含めてください。
Q予選大会の予稿において、実験環境を提供頂いているので所属研究室の先生方を共著に含めたい。
A IVRCは学生が主体のコンテストですので、共著に含めることはできません。謝辞等に名前を記載して代替してください。
運営情報
パートナーシップ
協賛募集
ご協賛のお願い
国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)は、学生達の新しい発想を生かしたバーチャルリアリティ(VR)作品、インタラクティブ・アート作品のコンテストです。1993年より 毎年開催され、先端技術や、アート性に優れた学生作品が生まれる場として、国際的にも注目を集めております。IVRCは、「新規性・技術力・芸術性に優れた学生作品の展示」、「幅広い年代の一般来場者の皆様に、楽しんでいただけるイベント」という点において、各方面から高く評価されており、近年では、オンラインメディアやテレビによる報道等に加え、優秀作品は、大会終了後も、科学教育番組やバラエティ番組などを中心に、数年間にわたって紹介されることが多くなりました。一昨年度の決勝大会における来場者数は、1,600人を超え、大勢の方々に学生達の作品を体験いただけました。これも、ひとえに、ご協賛・ご協力下さいました皆様のおかげでございます。ここに厚く御礼申し上げます。
応募時期等
印刷物への掲載上、締め切りがございます。また協賛企業賞設定につきましては予定数に達し次第受付終了する可能性がございます。
ご協賛金額
1口あたり金10万円
ご協賛のカテゴリ
改訂中
メディア
取材のお申し込みを随時受け付けております。予選大会・決勝大会の展示を取材いただける場合はぜひお問い合わせください。例年、様々なニュースサイト、TV、紙面等で、IVRCの展示や作品を紹介していただいております。
企画委員募集
企画委員募集
IVRCの運営は、IVRC出場経験のある学生や、関心のある学生が「企画委員」として運営に携わることで支えられています。
運営に携わることは、今年勝敗を競った他チームのメンバーと交流したり、あなたの作品を審査した先生方との長い付き合いを得るチャンスでもあります。
あなたも、一緒にこれからIVRCに出場する後輩たちの活躍の場を支えていきませんか?
運営の仕事
IVRCの運営には様々な仕事があります。企画委員の役割は、実行委員と一緒になってこれらの仕事を行ってもらうことです。
デザイン:説明会や展示で配布するチラシ・パンフレットの作成、会場内外の立て看板や公式Webサイトのデザインなど、「IVRCの見栄えをよくする」ための仕事です。
記録・撮影:プレゼン審査や大会展示を写真・動画で撮影します。撮影した映像は、記録映像「IVRC Annual Report」を作成したり、Webサイトに掲載したりします。
IVRCの作品群と、それに携わった学生たちの活躍を、後世に残す仕事です。
広報:多くの学生に参加してもらえるように、また多くの人にIVRCを知ってもらえるように、Webサイト・twitter・facebookなどを駆使して宣伝します(twitter「IVRC」の中の人をやったりもします)。ネットだけでなく、展示会に出向いて宣伝することもあります。
展示運営:会場をレイアウトして展示に必要な設備を揃えたり、展示を行うチームとの連絡をとって展示のための調整を行ったりします。展示当日には、出展者がスムーズに展示できるよう、また多くのお客さんに体験を楽しんでもらえるように、誘導や調整・トラブル対応なども行っています。
Web:IVRC公式Webサイトの内容を更新します。その年のルールやスケジュール、大会が近づくと作品一覧なども掲載します。また、書類審査を行うWeb審査システムの管理を行ったりもします。
IVRC実行委員
実行委員
実行委員長 | 舘 暲 | 東京大学 | 名誉教授 |
副実行委員長 | 岩田洋夫 | 筑波大学 | 教授 |
副実行委員長 | 武田博直 | VR コンサルタント | 代表 |
実行委員 | 安藤英由樹 | 大阪大学 | 准教授 |
実行委員 | 大谷智子 | 東京藝術大学 | 助教 |
実行委員 | 梶本裕之 | 電気通信大学 | 准教授 |
実行委員 | 栗本育三郎 | 木更津工業高等専門学校 | 教授 |
実行委員 | 小泉直也 | 電気通信大学 | 助教 |
実行委員 | 小林昌廣 | 情報科学芸術大学院大学(IAMAS) | 教授・附属図書館長 |
実行委員 | 杉浦裕太 | 慶應義塾大学 | 助教 |
実行委員 | 杉本麻樹 | 慶應義塾大学 | 准教授 |
実行委員 | 塚田裕太 | チームラボ | IVRC OB |
実行委員 | 永谷直久 | 京都産業大学 | 助教 |
実行委員 | 野嶋琢也 | 電気通信大学 | 准教授 |
実行委員 | 野田陽 | OGA システムデザイン | IVRC OB |
実行委員 | 長谷川晶一 | 東京工業大学 | 准教授 |
実行委員 | 古川正紘 | 大阪大学 | 助教 |
実行委員 | 三武裕玄 | 東京工業大学 | 助教 |
実行委員 | 南澤孝太 | 慶應義塾大学 | 准教授 |
実行委員 | 柳田康幸 | 名城大学 | 教授 |
実行委員 | 吉元俊輔 | 大阪大学 | 助教 |
実行委員 | 小沢淳 | 日本科学未来館 | 科学コミュニケーター |
実行委員 | 星貴之 | 東京大学 | 助教 |
実行委員 | 佐藤克成 | 奈良女子大学 | 講師 |
実行委員 | 稲見昌彦 | 東京大学 | 教授 |
実行委員 | 井村誠孝 | 関西学院大学 | 教授 |
実行委員 | 白井暁彦 | 神奈川工科大学 | 准教授 |
実行委員 | 簗瀨洋平 | Unity Technologies Japan | クリエイティブ・ストラテジスト |
実行委員 | 橋本悠希 | 筑波大学 | 助教 |
実行委員 | 矢野博明 | 筑波大学 | 教授 |
審査委員
審査委員長 | 岩田洋夫 | 筑波大学 | 教授 |
副審査委員長 | 武田博直 | VR コンサルタント | 代表 |
審査員 | 稲見昌彦 | 東京大学 | 教授 |
審査員 | 井村誠孝 | 関西学院大学 | 教授 |
審査員 | 内田まほろ | 日本科学未来館 | 展示開発課長 |
審査員 | 大倉典子 | 芝浦工業大学 | 教授 |
審査員 | 北村喜文 | 東北大学 | 教授 |
審査員 | 草原真知子 | 早稲田大学 | 教授 |
審査員 | 串山久美子 | 首都大学東京 | 教授 |
審査員 | 佐藤 誠 | 東京工業大学 | 名誉教授 |
審査員 | 白井暁彦 | 神奈川工科大学 | 准教授 |
審査員 | 関 昌充 | 関特許事務所 | 所長 |
審査員 | 塚本昌彦 | 神戸大学 | 教授 |
審査員 | 土佐信道 | 明和電機 | 代表取締役社長 |
審査員 | 苗村 健 | 東京大学 | 教授 |
審査員 | 前田太郎 | 大阪大学 | 教授 |
審査員 | 水口哲也 | 慶應義塾大学 | 特任教授 |
審査員 | 森山朋絵 | 東京都現代美術館 | 企画係主任学芸員 |
審査員 | 簗瀨洋平 | Unity Technologies Japan | クリエイティブ・ストラテジスト |
アドバイザー
大倉典子 | 芝浦工業大学 | 教授 |
筧 康明 | 慶應義塾大学 | 准教授 |
串山久美子 | 首都大学東京 | 教授 |
岸野文郎 | 関西学院大学 感性価値創造研究センター | 客員教授 |
北村喜文 | 東北大学 | 教授 |
斎藤英雄 | 慶應義塾大学 | 教授 |
常盤拓司 | 慶應義塾大学(大学院政策・メディア研究科) | 特任講師 |
廣瀬通孝 | 東京大学 | 教授 |
福本雅朗 | マイクロソフトリサーチ | Lead Researcher |
前田太郎 | 大阪大学 | 教授 |
宮田一乘 | 北陸先端科学技術大学院大学 | 教授 |
橋本 渉 | 大阪工業大学 | 准教授 |
サポーター
福嶋政期 | 東京大学 | 特任研究員 |
青木孝文 | IVRC OB | |
小川博教 | 日本精工株式会社 | |
家室 証 | 株式会社CRI・ミドルウェア | 研究開発本部 エンジニア |
櫻井快勢 | 株式会社ドワンゴUEIリサーチ | |
櫻井 翔 | 電気通信大学/東京大学 | 特任助教/客員研究員 |
鳴海拓志 | 東京大学 | 助教 |
細田真道 | IVRC OB | |
山川隼平 | IVRC OB | |
横山牧 | IVRC OB | |
吉田 匠 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | プログラマー |
チャリス フェルナンド | 慶應義塾大学 | 特任講師 |
橋本 直 | 明治大学 | 准教授 |
企画委員
連絡担当 | 設楽幸寛 | 電気通信大学 |
デザイン担当 | 山内沙也果 | 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 |
受付誘導担当 | 小池篤哉 | 千葉工業大学 先進工学部 未来ロボティクス学科 |
協賛企業・団体
Platinum
Gold
Silver
後援:フランス大使館科学技術部