2003年4月26日(土)に、東京大学 IML 3F会議室にて、IVRC 2003事前説明会(関東圏)を開催しました。
Web上のみの告知にもかかわらず、青山学院大学、多摩大学、千葉工業大学、電気通信大学、東京大学など、文系理系の幅広い機関からのご参加を頂きました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
【会場の様子】
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第一部では、進行担当の安藤氏(JST/NTT CS研)が、IVRC概要、作品募集、応募方法、などの説明を行いました。
審査方法の説明の中では、昨年度から、導入されたプレゼンテーション審査について、入念な事前準備が必要であることがビデオを交えて説明されました。
第二部では、IVRCの過去の映像を中心として、SIGGRAPH 出展経験者でもある長谷川氏(東京工業大学)によるSIGGRAPHについての解説、SIGGRAPH E-Tech Video Preview上映も行いました。
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事前説明会資料
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当日配布しました、募集のチラシ、事前説明会資料、および第一部で使用したプレゼン資料を下記から、ダウンロードして頂けます。
よろしければ、募集チラシを印刷してチームメンバ募集などに、お使いください。
○プレゼンテーション資料(ppt:4.6MB)
○配付資料(pdf:110KB)
○参加募集チラシ(A4)(pdf:6MB)
○参加募集チラシ(B4-A4:トンボ入り)(pdf:7MB)
○2002年AnnualReport 5分版(MPG:72MB)
○2002年AnnualReport 20分版(MPG:446MB)
○プレゼン審査の様子:IVRC2002 「MAHO-PEN」(MPG:111MB)
○プレゼン審査の様子:IVRC2002 「バーチャルカーチェイス」(MPG:92MB)
○プレゼン審査の様子:IVRC2002 「THE DIMENSION BOOK」(MPG:114MB)
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研究室見学:東京大学 舘研究室
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【東京大学 工学部1号館】
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事前説明会終了後、第二次審査:プレゼンテーション審査が予定されている、東京大学工学部1号館の見学を行いました。
その後、希望者を募って、懇親会となる運びだったのですが、予定通りの16:00時前後と、懇親会のお店の開店までは、ちょっと早い...
急遽、運営スタッフの多田隈氏(東京大学)にお願いをして研究室見学をさせていただくことになりました。
行った先は、東京大学本郷キャンパスから徒歩15ほど、IVRC 実行委員会委員長でもある東京大学 舘教授の研究室が借りる秘密基地...いえ、マンションの一室。
【説明する多田隈氏】
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そこには、テレイグジスタンスの研究テレイグジスタンスマスタ・スレーブシステムの人間側のインターフェイスであるマスターシステムと、スレーブロボット TELE-existence Surrogate Anthropomorphic Robot: TELESARが、設置されていました。
しかも、驚くべきことにこの約20年前に製作されたシステムは、今も動くのです!
そして、HMDの解像度などが当時と比べてきわめて向上した現在でも、独自設計のHMDの光学系と、ロボットに対してインピーダンスマッチングされた操作系によって、とても優れた臨場感を提供してくれています。
【テレサ体験中:クリックで拡大画像】
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参加者の方にも、「自分が画面に映らなければ、レスポンスがよいので、ロボットからの映像とはとても思えない!」と、非常に好評でした。
素晴らしいVRシステムを体験しておくことは、参加者の今後の、研究・制作活動を考えた上でもよい経験になることでしょう。
Thu. 2003 5.1
文責:IVRC 2003 広報担当:杉本 麻樹
e-mail:sugimoto@star.t.u-tokyo.ac.jp
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