作品展示のご案内
IVRCでは、コンテスト参加チームによって制作された作品を、予選大会・決勝大会の2回にわたって展示します。いずれの展示も一般公開(無料)され、来場いただいた方には実際に作品を体験していただくことができます。 作品展示・公開の詳しい情報はこのWebサイトにて随時掲載していきます。ぜひ会場に足をお運びいただき、学生による最先端のインタラクティブ作品をご体験ください。
決勝大会
決勝大会は、DIGITAL CONTENT EXPO 2018と同時開催で、11月14日(水)-16日(金)に開催されます。予選大会を通過したチームが、約1ヶ月のブラッシュアップ期間を経て完成した作品を、千葉の幕張メッセにて実演展示します。決勝大会には、予選通過各チームのほか、フランスのLavalVirtual学生コンテストを勝ち抜いた招待チームも参戦し、総合優勝の座を競います。また、大学2年次以下の学生や高専、高校生による「ユース部門」の作品展示も行われます。 審査委員が展示されている各作品を体験し各賞を決定するほか、一般来場者による人気投票で最も多く票を集めたチームには「観客大賞」が贈られます。今年はInter BEEとの同時開催により、日本随一の音と映像と通信のプロフェッショナル展に併設された展示となります。入場・体験無料となっておりますのでぜひご家族連れでご来場ください。
決勝大会情報
会場:幕張メッセ 展示ホール5 〒261-8550 千葉市美浜区中瀬2-1 日程: 11月14日(水) 10:00~17:30 展示(一般公開) 11月15日(木) 10:00~17:30 展示(一般公開) 10:00~12:00 審査コアタイム(審査員を優先) 11月16日(金) 10:00~16:00 展示(一般公開) 16:00~17:00 表彰式(DCEXPOミニステージ) DXEXPO 2018
アクセスマップ
G1 「ブレインツリー」チーム:にんにんラボ(明治大学総合数理学部)
G2 「天獄渡り」チーム:暗黒メガコーポ 極(筑波大学システム情報工学研究科)
G3 「蹴球インパクト」チーム:Team南葛(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
G4 「無限滑り台」チーム:ウロボロ戦隊スベンジャー(甲南大学知能情報学部)
G5 「TeleSight 」チーム:マネキンヘッズ(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
G6 「出血体験」チーム:出血研究会(東京工業大学工学院情報通信系)
G7 「孤独をFoot Bath」チーム:足湯同好会(電気通信大学情報理工学部)
G8 「鼻腕」チーム:KZMproductions(岐阜大学工学部)
G9 「ピノーズ」チーム:しゅわっと(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
G10 「Be Bait! ~求めよ,さらば食べられん~」チーム:Fishers(東北大学電気通信研究所)
U1「打ち上げ花火、 下から見るか? 指から打つか?」チーム:Firefloworks(会津大学VR部)
U2「ARCO-Avoid the Risks of CO-」チーム:カツゾー避難する(立教池袋高校 数理研究部)
U3「なんでもじゃらし」チーム:独りぼっち党(神奈川工科大学 KaitVR)
U4「Suspense Creeping Bomb」チーム:ArcadiaⅦ(長野県松本工業高等学校)
L1「L’Allumeur de Reverberes」パリ第8大学ATI
一般学生部門
孤独をFoot Bath
チーム:足湯同好会(電気通信大学情報理工学部)
たとえひとりで利用しても孤独を感じることなく他者とのコミュニケーションが可能な足湯を実現する. VR空間上に表示されるキャラクターと同期して波を発生させることで他者の存在感を提示する. さらに水を介したインタラクションを通じて他者とのコミュニケーションを実現する.
天獄渡り
チーム:暗黒メガコーポ 極(筑波大学システム情報工学研究科)
本企画では、ユーザがセグウェイに乗って高所に架けられた橋を渡るスリリングな体験ができるVRシステムを製作する。人間は強い恐怖を感じたとき膝が痙攣する。この現象を逆手に取り、外部から膝の振動を与え、疑似的に膝を痙攣させることでユーザに恐怖感を錯覚させる。膝を振動させる膝振動デバイスのみではなく、HMD、モーションプラットフォームを用いることで、ユーザに恐怖感を与える。
Be Bait! ~求めよ,さらば食べられん~
チーム:Fishers(東北大学電気通信研究所)
本企画は,普段なり得ない釣り餌となり,魚に食いつかれてから釣り上げられるまでの一連の流れを体験するコンテンツである.水中での浮遊感,魚に食いつかれる感覚,釣り糸と魚双方からの引力等の複数の感覚を,ハンモック上に横たわったユーザに対して提示可能なシステムを構築する.これにより,ユーザは従来の釣り体験とは一味違った新しい体験ができるだろう.
出血体験
チーム:出血研究会(東京工業大学工学院情報通信系)
サーマルグリル錯覚とLeapMotion付きHMDを使用し、出血をせずに安全に出血をしているような感覚を体験できるシステムを構築する。
特徴は出血時の拍動に合わせて感じるズキズキとした痛覚である疼痛の表現である。
無限滑り台
チーム:ウロボロ戦隊スベンジャー(甲南大学知能情報学部)
VRで現実世界の滑り台を凌駕する”無限”の滑り台を作り、体験者を未知の世界へといざなう。無限の滑り台を作成するにあたって、Arduinoによる滑り台の回転制御と送風機の風力制御、Unityで滑る速度に合わせたVR空間内の風景を動かす技術が必要となる。実際の滑り台はすぐに終わってしまうが、VRならば滑り台の長さを自由に調節することができる。
ブレインツリー
チーム:にんにんラボ(明治大学総合数理学部)
「スイカの種を食べるとへそから芽が出る」という迷信がある。もし、体内から植物が生えてきたらどのような感覚なのだろう。本企画では、頭の中で植物の種が成長する奇妙な体験を提供する。
TeleSight – HMDによるVR体験者の視点を介した傍観者とのインタラクション-
チーム:マネキンヘッズ(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
HMDを用いたVRコンテンツ体験には, HMDを装着しない第三者には体験が伝わらないという問題点がある.本企画では,HMD を用いたVR体験で最も重要である視界に着目し,視界を介した新たな VR 体験を提示することでこの問題点の解決を目指す.HMD装着者の視線操作と視界を写像するマネキン型現実拡張デバイスを用いてVR 体験者の視点を介した傍観者とのインタラクションを実現する.
ピノーズ
チーム:しゅわっと(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
世界的に有名な童話の一つである「ピノキオ」。ピノキオは嘘をつくと「鼻が伸びる」。そこで私たちは、ピノキオの特徴的な身体変化である「鼻の変化」を体験できないかと考えた。本企画ではVR空間の映像に合わせて、鼻が伸びる触覚(身体拡張)変化、鼻の温度変化、嗅覚表現などによって、嘘をついた時のピノキオの「鼻体験」を実現することを目的とする。
蹴球インパクト
チーム:Team南葛 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
本企画では、体験者がアニメ上で行われる必殺シュートを蹴ることができ、シュートを手で受け止める際のボールとキーパーのせめぎあいの感覚の2パターンの体験ができる。これにより「キャプテン翼」のような世界観にで入り込むことができ、アニメのようなシーンを再現することが今回の目的である。
鼻腕
チーム:KZMproductions(岐阜大学工学部)
本企画は仮想空間上で、ユーザーの鼻を象の鼻のように伸ばし、それを3つ目の腕として操作できるようにすることを試みる。フェイストラッキングの技術を用いて、ユーザーの顔の動きを計測し、仮想空間上の鼻を操作する。仮想空間上の鼻を使ったゲームを行うことによって、3つ目の腕があることがいかに便利であるか提示する。
ユース部門
打ち上げ花火、 下から見るか? 指から打つか?
チーム:FireFloworks(会津大学コンピューター理工学部VR部)
“体の中を物体が移動する” とはどのような感覚なのだろう?本企画は,指の中を物体が移動する,という通常では体験できない感覚を,ファントムセンセーションとVRHMDを利用し提示することを目的とする.体験者は自身の腕を煙火筒にすることで,花火玉が自身の腕から指先にかけて移動する感覚を得られる.
ARCO-Avoid the Risks of CO-
チーム:カツゾー避難する (立教池袋高校 数理研究部)
見えない恐怖を体験するまったく新しいVR作品。見落とされがちな一酸化炭素中毒に着目し、仮想空間で目に見えないものを表現した。体験者の呼吸感知する「呼吸感知マスク」、全方向での歩行を可能にする「歩行感知デバイス」を作成。コントローラーを排除し、リアルな没入感を再現した。
なんでもじゃらし
チーム:独りぼっち党(神奈川工科大学 KaitVR)
もしも植木鉢や椅子、ダンボールなどと犬や猫などのように戯れる事ができたらどのような感情を想起するだろう?本企画では自作のしなりを提示するデバイスを用いて、植木鉢などと戯れ合う事のできる体験を提供する。
Suspense Creeping Bomb
チーム:アルカディア Ⅶ(長野県松本工業高等学校 電子工業科 電子工学部)
Suspense Creeping Bombはテーマパークに仕掛けられた時限爆弾をダクト内に隠されたヒントをたどり匍匐前進して探しだし爆弾を解除する、インタラクティブなVRコンテンツです。爆発までの時間が迫るサスペンス感ある没入感を実際の風やミスト、傾斜により演出しています。
Laval Virtual枠
Title: L’allumeur de réverbères
メンバー:Clément David, Félix David, Léo Macaigne, Élie Michel(パリ第8大学ATI)
本作品はプラットフォームを構築することで街に明かりを灯す子供を助けるARビデオゲームです。
一般学生部門 予選大会
予選大会結果
1位 「孤独をFoot Bath」チーム:足湯同好会(電気通信大学情報理工学部)
2位 「ブレインツリー」チーム:にんにんラボ(明治大学総合数理学部)
3位 「天獄渡り」チーム:暗黒メガコーポ 極(筑波大学システム情報工学研究科)
4位 「出血体験」チーム:出血研究会(東京工業大学工学院情報通信系)
5位 「Be Bait! ~求めよ,さらば食べられん~」チーム:Fishers(東北大学電気通信研究所)
6位 「蹴球インパクト」チーム:Team南葛 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
7位 「ピノーズ」チーム:しゅわっと(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
8位 「無限滑り台」チーム:ウロボロ戦隊スベンジャー(甲南大学知能情報学部)
9位 「鼻腕」チーム:KZMproductions(岐阜大学工学部)
10位 「TeleSight – HMDによるVR体験者の視点を介した傍観者とのインタラクション-」チーム:マネキンヘッズ(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
VR観客賞 「出血体験」チーム:出血研究会(東京工業大学工学院情報通信系)
予選大会情報
会場:東北大学青葉山キャンパス 青葉山コモンズ 2Fロビー+小講義室1 〒980-8572 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1 日程: 9月19日(水) 12:10~17:00 展示 13:00~15:00 審査コアタイム(審査委員を優先させていただきます) 9月20日(木) 9:00~14:00 展示 16:40~17:40 表彰式 9月21日(金) 発表2日目 9:00~10:30 口頭発表(OS:オーガナイズドセッション) 10:30~13:00 展示 15:00頃 VR観客賞表彰(VR学会大会 大会参加者による投票) 第23回日本バーチャルリアリティ学会大会
作品情報
ブースレイアウトはこちら
とうめいなおかいもの
チーム:ふっとぷりんたーず(東京大学UT-virtual)
HMDを装着しVRでおつかいを体験する人の周りにいる現実空間の人も,VR上の行動により引き起こされる変化の一部分が表現された現実を観察し想像を膨らませることで,同時に楽しめるコンテンツを提案する.
目からビーム
チーム:ヒーロー育成会(電気通信大学インタラクティブメディアラボ)
非接触熱提示により顔面を温めることで眼球にエネルギーが集まる感覚を再現し、目からビームを出して現実世界の風船を割る体験を提供する。
孤独をFoot Bath
チーム:足湯同好会(電気通信大学情報理工学部)
たとえひとりで利用しても孤独を感じることなく他者とのコミュニケーションが可能な足湯を実現する. VR空間上に表示されるキャラクターと同期して波を発生させることで他者の存在感を提示する. さらに水を介したインタラクションを通じて他者とのコミュニケーションを実現する.
天獄渡り
チーム:暗黒メガコーポ 極(筑波大学システム情報工学研究科)
本企画では、ユーザがセグウェイに乗って高所に架けられた橋を渡るスリリングな体験ができるVRシステムを製作する。人間は強い恐怖を感じたとき膝が痙攣する。この現象を逆手に取り、外部から膝の振動を与え、疑似的に膝を痙攣させることでユーザに恐怖感を錯覚させる。膝を振動させる膝振動デバイスのみではなく、HMD、モーションプラットフォームを用いることで、ユーザに恐怖感を与える。
回路のお医者さん
チーム:この手に限る(電気通信大学大学院情報理工学研究科)
ロボットなどには「設計者ならではの愛情」を抱くことがある。我々は、これを子供やペットのお世話にも愛着が湧くことと同じだと考えた。そこで、電子回路を有機的な存在として取り扱えるインターフェイスを提案する。このデバイスを通して、回路や電子工作に対して愛情を抱いてもらうことを目標とする。
リトルウォークメア
チーム:小人研究会(大阪大学情報科学研究科)
本企画では未知のものと触れ合いたいという,人が持つ欲求を満たすための小人と触れ合えるシステムを提案する.
手法としては,主に2つの技術を用いた.
(1) 超音波を用いた力覚提示
(2) 運動視差を用いたスクリーン投影
まず,(1)では,超音波振動子により,局所的な力覚提示を行う.
次に,(2)に関しては,ユーザの頭の位置をKinectにより取得し,小人を様々な角度から見えるようにする.
Be Bait! ~求めよ,さらば食べられん~
チーム:Fishers(東北大学電気通信研究所)
本企画は,普段なり得ない釣り餌となり,魚に食いつかれてから釣り上げられるまでの一連の流れを体験するコンテンツである.水中での浮遊感,魚に食いつかれる感覚,釣り糸と魚双方からの引力等の複数の感覚を,ハンモック上に横たわったユーザに対して提示可能なシステムを構築する.これにより,ユーザは従来の釣り体験とは一味違った新しい体験ができるだろう.
異世界(あちら)のお客様から
チーム:ガチ恋距離(電気通信大学情報学専攻)
本システムは、現実の物体を介した「手の届かない会場に対して物を投げ入れる」ことによるコミュニケーションツールであり、この手法によるインタラクティブ化をバーチャルYouTuberへ応用することを提案する。バーチャルYouTuberがもともと持つ場所や空間にとらわれないという特性と、投げ込みインターフェースによるインタラクティブ性を融合させることで、このシステムが新しい映像の共創形態となるため、現実とバーチャルの境目が曖昧になり、バーチャルをより身近に感じることができる。
ガラスクラッシャー
チーム:けんちゃんズ(熊本県立大学総合管理学部)
世の中には、現代社会でストレスを感じている人が多くいる。その数と同様にストレスの発散の方法も数多くある。このガラスクラッシャーでは、ガラスをVR上で壊すことによってストレス発散を目指す。ガラスを故意に壊すことは、けがの危険性や後片付けの問題で大きなリスクを伴う。そこで本企画では、多くの人が実際のガラスを壊すことなく、ガラスを壊す体験できるシステムの制作を目指す。
出血体験
チーム:出血研究会(東京工業大学工学院情報通信系)
サーマルグリル錯覚とLeapMotion付きHMDを使用し、出血をせずに安全に出血をしているような感覚を体験できるシステムを構築する。
特徴は出血時の拍動に合わせて感じるズキズキとした痛覚である疼痛の表現である。
無限滑り台
チーム:ウロボロ戦隊スベンジャー(甲南大学知能情報学部)
VRで現実世界の滑り台を凌駕する”無限”の滑り台を作り、体験者を未知の世界へといざなう。無限の滑り台を作成するにあたって、Arduinoによる滑り台の回転制御と送風機の風力制御、Unityで滑る速度に合わせたVR空間内の風景を動かす技術が必要となる。実際の滑り台はすぐに終わってしまうが、VRならば滑り台の長さを自由に調節することができる。
ブレインツリー
チーム:にんにんラボ(明治大学総合数理学部)
「スイカの種を食べるとへそから芽が出る」という迷信がある。もし、体内から植物が生えてきたらどのような感覚なのだろう。本企画では、頭の中で植物の種が成長する奇妙な体験を提供する。
TeleSight – HMDによるVR体験者の視点を介した傍観者とのインタラクション-
チーム:マネキンヘッズ(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
HMDを用いたVRコンテンツ体験には, HMDを装着しない第三者には体験が伝わらないという問題点がある.本企画では,HMD を用いたVR体験で最も重要である視界に着目し,視界を介した新たな VR 体験を提示することでこの問題点の解決を目指す.HMD装着者の視線操作と視界を写像するマネキン型現実拡張デバイスを用いてVR 体験者の視点を介した傍観者とのインタラクションを実現する.
めざせドラムマスター
チーム:まちかねワニさんチーム(大阪大学大学院情報科学研究科)
ドラム演奏未経験者にとってドラムセットを叩く場所・タイミングを把握するのは困難である.本企画では,リズムアイコンを投影することによってドラム演奏未経験者でも叩くべき正しい場所・タイミングを楽しみながら直感的に把握でき,結果を手ごたえとしてフィードバックするドラム型デバイスの開発を目的とする.
華麗なる回転
チーム:ウィルキンソン(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
フィギュアスケートの4回転ジャンプには、限られた滞空時間内で高速で4回転するという技術的難易度に加えて、身体能力も要する。4回転ジャンプは、このような高い身体能力を持つ一部の選手のみ可能であり、一般的には習得困難である。そこで本企画では、誰でも4回転ジャンプを体験することを目的とする。
ピノーズ
チーム:しゅわっと(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
世界的に有名な童話の一つである「ピノキオ」。ピノキオは嘘をつくと「鼻が伸びる」。そこで私たちは、ピノキオの特徴的な身体変化である「鼻の変化」を体験できないかと考えた。本企画ではVR空間の映像に合わせて、鼻が伸びる触覚(身体拡張)変化、鼻の温度変化、嗅覚表現などによって、嘘をついた時のピノキオの「鼻体験」を実現することを目的とする。
蹴球インパクト
チーム:Team南葛 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
本企画では、体験者がアニメ上で行われる必殺シュートを蹴ることができ、シュートを手で受け止める際のボールとキーパーのせめぎあいの感覚の2パターンの体験ができる。これにより「キャプテン翼」のような世界観にで入り込むことができ、アニメのようなシーンを再現することが今回の目的である。
ハコニワールド
チーム:庭師(筑波大学大学院システム情報工学研究科)
本企画の目的は架空世界へ自分の手を持ち込んで干渉できるようにすることである。本企画では、箱型筐体内部に置かれた積み木の形状に合わせて生成される架空世界に対し、手を持ち込むことで干渉を可能とする。体験に必要なものは自分の手のみ、そして体験者は一人ではなく複数人の人が鑑賞可能であるという、鑑賞可能で干渉可能な架空世界の構築を目指す。
夢をバクバク
チーム:UMA味覚党(東北大学大学院情報科学研究科)
本企画では,口に空気を噴射することによって食感を提示するともに視覚および聴覚情報との統合をすることで今までにないコンテンツを提供する。
ユーザは複数の空気噴射ノズルを取り付けたヘッドマウントディスプレイを装着し,投影された映像を見ながらバクの目線になって道行く人の夢を食べていく。夢には個性が表れており,各々の夢に応じて噴射ノズルの噴射口を変えたり,複数のノズルから空気を噴射させたりすることでそれらの違いを表現することを目指す。他にも,口の開閉のトラッキングによって個人差のある開閉に対して空気の噴射範囲の補正を行う。以上のシステムを構成することで、体験した人に臨場感や没入感の高い体験を提供する。
鼻腕
チーム:KZMproductions(岐阜大学工学部)
本企画は仮想空間上で、ユーザーの鼻を象の鼻のように伸ばし、それを3つ目の腕として操作できるようにすることを試みる。フェイストラッキングの技術を用いて、ユーザーの顔の動きを計測し、仮想空間上の鼻を操作する。仮想空間上の鼻を使ったゲームを行うことによって、3つ目の腕があることがいかに便利であるか提示する。
ウォーターストライダー
チーム:2018ニシィー(芝浦工業大学機械工学専攻)
もしも、水面上を人間が歩くことができたら、
さらに活動範囲が広がり、生活の楽しみが広がると推測する。
本企画は、体験者が水面に浮かぶアメンボとなる疑似的な体感装置“Wa-St”により、
水上をぷかぷかと浮遊し、水面を這う体感を得ることができる。
体験者は、アメンボのようにうつ伏せの姿勢で胴体を装置に委ね、
4つのインターフェース装置に手足を乗せて、ヘッドマウントディスプレイを装着する。
そして、映像と動きにより、アメンボの生活空間を演出する。
金縛り布団VR
チーム:おふとぅん(関西大学大学院総合情報学研究科)
本企画では、布団型体験アトラクション「金縛り布団 VR」を開発する。寝台上でユーザの動きを制限することで「金縛り」感を演出し、HMDを用いることでユーザの視線に応じて幽霊が襲い来る映像や身体的なフィードバックを呈示し、恐怖感を与える。
ブースレイアウト
①「華麗なる回転」 慶應義塾大学科(チーム名: ウィルキンソン)
②「無限滑り台」 甲南大学(チーム名: ウロボロ戦隊スベンジャー)
③「鼻腕」 岐阜大学(チーム名: KZMproductions)
④「異世界(あちら)のお客様から」 電気通信大学(チーム名: ガチ恋距離)
⑤「夢をバクバク」 東北大学(チーム名: UMA味覚党)
⑥「ガラスクラッシャー」 熊本県立大学(チーム名: けんちゃんズ)
⑦「TeleSight – HMDによるVR体験者の視点を介した傍観者とのインタラクション-」 慶應義塾大学(チーム名: マネキンヘッズ)
⑧「目からビーム」 電気通信大学(チーム名: ヒーロー育成会)
⑨「リトルウォークメア」 大阪大学(チーム名: 小人研究会)
⑩「めざせドラムマスター」 大阪大学(チーム名: まちかねワニさんチーム)
⑪「ウォーターストライダー」 芝浦工業大学(チーム名: 2018ニシィー)
⑫「とうめいなおかいもの」 東京大学(チーム名: ふっとぷりんたーず)
⑬「孤独をFoot Bath」 電気通信大学(チーム名: 足湯同好会)
⑭「天獄渡り」 筑波大学(チーム名: 暗黒メガコーポ 極)
⑮「回路のお医者さん」 電気通信大学(チーム名: この手に限る)
⑯「ハコニワールド」 筑波大学(チーム名: 庭師)
⑰「蹴球インパクト」 慶應義塾大学(チーム名: Team南葛)
⑱「Be Bait! ~求めよ,さらば食べられん~」 東北大学(チーム名: Fishers)
⑲「ピノーズ」 慶應義塾大学(チーム名: しゅわっと)
⑳「ブレインツリー」 明治大学(チーム名: にんにんラボ)
㉑「金縛り布団VR」 関西大学(チーム名: おふとぅん)
㉒「出血体験」 東京工業大学(チーム名: 出血研究会)