作品展示のご案内

IVRCでは、コンテスト参加チームによって制作された作品を、予選大会・決勝大会の2回にわたって展示します。いずれの展示も一般公開(無料)され、来場いただいた方には実際に作品を体験していただくことができます。 作品展示・公開の詳しい情報はこのWebサイトにて随時掲載していきます。ぜひ会場に足をお運びいただき、学生による最先端のインタラクティブ作品をご体験ください。

決勝大会

概要

決勝大会は、DIGITAL CONTENT EXPO 2016と同時開催で、10月29日(土),30日(日)に開催されます。

予選大会を通過したチームが、約1ヶ月のブラッシュアップ期間を経て完成した作品を、お台場の日本科学未来館にて実演展示します。
決勝大会には、予選通過各チームのほか、フランスのLavalVirtual学生コンテストを勝ち抜いた招待チーム、国際ビデオ部門のチームも参戦し、総合優勝の座を競います。
また、高校生による「ユース部門」の作品展示も行われます。

審査委員が展示されている各作品を体験し各賞を決定するほか、一般来場者による人気投票で最も多く票を集めたチームには「未来観客賞」が贈られます。
DCExpoとの併催により、お台場の週末に日本最大級の技術・アートのイベントでの展示会となります。
例年一万人を超える来場があり、ファイナルを飾るIVRC表彰式では大変な盛り上がりとなります。
こちらも入場・体験無料となっておりますのでぜひご家族連れでご来場ください。

会場

日本科学未来館7F

アクセス

スケジュール ※

10月29日(土)

正午12時~午後4時:体験展示

午後4時~午後5時:1Fセンターステージにて表彰式

10月30日(日)

午前10時~午後5時:体験展示

※ スケジュールは変更の可能性があります

決勝大会参加作品

一般学生部門

  • リアルベイビー / リアルファミリー チーム:明るい家族計画 (神奈川工科大学 情報学部)

    これは新しい家族の愛を体験できるVRです。お友達やカップルの顔画像を合成し、赤ちゃんの顔画像を生成します。HMDを装着し、赤ちゃんをあやしてみましょう。きっと、体験者は子供とパートナーをかけがえのない存在として認識することができ、未来のコンピュータと人間の関わりについて深く考えることができるでしょう。

  • ミミトンネル 〜あなたの耳、貫通させます〜 チーム:MIMIMOTO’S (明治大学 総合数理学部)

    もしも耳の穴がトンネルのように反対側まで貫通していたら…?私たちが開発した「ミミトンネル」を装着して、ジェリービーンズや虫が頭の中を通り抜けていくような感覚を体験してみてください。

  • THE JUGGLINGM@STER チーム:いや、オタクではないです (慶應義塾大学 理工学部)

    本企画では,経験の有無に関係なくジャグリングができるような体験を提供する.また玉の数を増やす,普段扱うことのできないような物体をジャグリングするといった,物理的な制限を越えた体験も実現する.

  • The first cradle ~うまれるまえのゆりかご~ チーム:おまえがママになるんだよ (電気通信大学 情報理工学部)

    本企画は,最大限人に癒やしを与えられる場である胎内の再現デバイス「クレイドル」を開発することにより,体験者に「人間が感じる最大の包まれ癒やし体験」を提供することを目的とする.

  • S.E.A. ~Sink into the Enormous Abyss~ チーム:Abyss Watchers (名城大学 理工学部)

    S.E.Aはスキューバダイビング中に起きる平衡感覚の麻痺を擬似的に再現する。本企画ではスキューバダイビングの平衡感覚の麻痺と海に住む魚を発見する楽しみを体験してもらう。

  • りっかーたん チーム:りっかーたんにぺろぺろされ隊 (電気通信大学 情報理工学研究科)

    「舐める」という行為は感情伝達手段として広くみられる行為である。本企画では「舐める」行為でコミュニケーションを取る生物「りっかーたん」と触れ合い、「舐められる」ことで友好の深まりを感じてもらう。

  • 電子転生 チーム:チーム マサケンヤス (慶応義塾大学)

    『電子転生』私たちの作品の体験を終えた時。あなたは新たな自分となって生まれ変わる。VRでしか体験できない人生の終わりと始まりを知ることにより、あなたは命の尊さと意味を再認識できるだろう。

  • 2016年 食物の旅 チーム:べんとうのきもち (豊橋技術科学大学 工学部)

     本企画では、体験者自らが食物となり、捕食者による食物の摂取から排泄までの道のりをほふく前進で移動する”2016年 食物の旅”を開発することで、体験者がインタラクティブに体の仕組みを学習することを目的とする。

  • 通り抜けうぉ~る チーム:Gu-Punch (東北大学大学院 情報科学研究科)

    迫り来る壁に対して,あなたは壁に開けられた「穴」と同じポーズをして,壁を通り抜けなければなりません!もし壁と衝突してしまうと...あなたは着用したスーツから大きな衝撃を感じることでしょう...

  • みかけハこハゐが 全部俺である チーム:¬広重 (公立はこだて未来大学 システム情報科学部)

    歌川国芳の浮世絵を題材とした新しい鑑賞体験ゲーム。鑑賞者は、複数の人を寄せ集めて一人の大きな顔を表現しただまし絵の構成員のポーズを真似ることにより、VR空間上で絵画作品に参加できる。また、構成員がとっているポーズの難しさ滑稽さを体験できる。

ユース部門

  • Jumping Sprite Bambino チーム:SpriteⅦ (長野県松本工業高等学校 電子工学部)

    このコンテンツは不思議な靴を使って空を飛び回る爽快アクションゲームである。人は古来より「空を飛びたい」という願望を持っている。その願いを叶えるべく作られたコンテンツだ。さあ、大空へ飛び立とう!

  • THE MIRROR ~鏡に映るもう一人の自分~ チーム:Merror (関西学院大学 理工学部 人間システム工学科)

    本作品は鏡を使った新感覚VRホラーとなっている。鏡に映っているあなたは本当にあなたなのか。最初から最後まであなたに驚きを与え、最後には現実か仮想現実にいるのかわからなくなり奇妙な体験ができるでしょう。

  • ふらっとFLAT チーム:酔っ払ってみ隊 (電気通信大学ロボメカ工房VR部隊)

    ヘルメット型デバイスと重心を移動させるデバイスを装着してもらい、身体のふらつきや火照り、視界の歪み、心音を提示し、体験を通して体験者に酔っ払った感覚を味わってもらう。

  • HoverBoard Air チーム:まな板 (木更津工業高等専門学校 情報工学科)

    SF世界の空飛ぶスケートボードであるホバーボードをVRで再現しました。体重移動による直感的な操作と浮遊感やスピード、そして少しのスリルを体験してみてください。

  • デザインマジック チーム:元祖Katsuzo (立教池袋高等学校 数理研究部)

    一見無関係に見えるアラベスク文様や天平文様などの文様には共通する数学的な普遍性が存在します。デザインマジックではこの数学と文様の関係をVR空間の中で体感できます。この革新的な発見をぜひ楽しんでください。

Laval Virtual招待作品

  • A night stroll in the Alps チーム:Team Alps (IMIE Ecole de la filiere numerique, France)

    「アルプスの夜散歩」は、アルプスに住んでいる野生動物を発見するために山岳地帯を訪問します。山のふもとから頂上まで、異なるエリアを旅して、静けさ漂う詩的な自然の中で動植物について学びましょう。

国際ビデオ予選通過作品

  • BlockTower チーム:XJTLU-CSSE-VR (西安交通・リバプール大学, China)

    ジェンガに似た二人対戦型のゲームを、様々なプラットフォームで楽しむことができる作品です。タブレット、VRヘッドセット、大型ディスプレイのうち好みのものを用いて、そばにいても遠く離れていてもゲームができます。

予選大会

概要

 書類審査を通過したチームが実際に制作した作品を、予選大会で実演展示します。

 今年の予選大会はつくば国際会議場で開催されます。作品は第21回日本VR学会大会の技術展示に併設され、学会参加者のほか一般来場者の方も、実際に作品に触れて体験していただくことが可能です。

 また、VR学会大会内では、IVRCに関したオーガナイズドセッションも行います。口頭発表聴講は有料(要参加登録)となります。

会場

つくば国際会議場 多目的ホール/大会議室101・102

アクセス

スケジュール

9/14

13:45 – 15:15 : オーガナイズドセッション(中会議室202B)

9/15

9:15 – 12:00 : 展示(一般公開)

17:40 – 18:00 : IVRC表彰式(大ホール)

9/16

9:15 – 15:00 : 展示(一般公開)

予選大会 参加作品

  • リアルベイビー / リアルファミリー チーム:明るい家族計画 (神奈川工科大学 情報学部)

    これは新しい家族の愛を体験できるVRです。お友達やカップルの顔画像を合成し、赤ちゃんの顔画像を生成します。HMDを装着し、赤ちゃんをあやしてみましょう。きっと、体験者は子供とパートナーをかけがえのない存在として認識することができ、未来のコンピュータと人間の関わりについて深く考えることができるでしょう。

  • ミミトンネル 〜あなたの耳、貫通させます〜 チーム:MIMIMOTO’S (明治大学 総合数理学部)

    もしも耳の穴がトンネルのように反対側まで貫通していたら…?私たちが開発した「ミミトンネル」を装着して、ジェリービーンズや虫が頭の中を通り抜けていくような感覚を体験してみてください。

  • 人間風船 チーム:デブの素 (名城大学 大学院理工学研究科)

    ある昼下がり,ハンモックで寝ているあなた.急に体が膨らみ…なんと空に浮いてしまった!この企画では腹部への圧迫・振動による体の膨らんだ感覚と空中浮遊を体験できます.さあ,あなたもLet’s Balloon!

  • ブラジル落下旅行 チーム:中南米愛好会 (早稲田大学 基幹理工学部)

    地球に穴を通して、そこを落下することで日本からブラジルへ行くという体験の提示を行う。これまで一度も行われていない、地球の内部を通過することによる重力の大きさの変化、および重力方向の変化という未知の体験をすることができる。

  • ストマックミキサー チーム:腹虫軍団 (京都産業大学 コンピュータ理工学部)

    自身の身体の中で滅多に触れない部分とは、体内である。本企画は、臓物の触感を模した箱に手を入れると同時に、腹巻き型触覚提示デバイスが貫通錯覚を感じさせることで、自身で自身の腹の中に手を突っ込んでいるような感覚が得られる事を目指した。

  • 音茸 チーム:チーム音茸 (筑波大学 システム情報工学研究科)

    「音茸」とは音に合わせて光ったり動いたりして人間を癒してくれる茸である。音茸の家に入ると、そこには複数の音茸たちが迎えてくれる。みなさんが音茸たちと会うとき、彼らはどのような反応をするでしょうか・・・

  • THE JUGGLINGM@STER チーム:いや、オタクではないです (慶應義塾大学 理工学部)

    本企画では,経験の有無に関係なくジャグリングができるような体験を提供する.また玉の数を増やす,普段扱うことのできないような物体をジャグリングするといった,物理的な制限を越えた体験も実現する.

  • エッシャーの無限階段 チーム:ものづくり部 VR班 (島根大学 総合理工学部)

    「 本企画ではエッシャーの無限階段と言う仮想世界に入り込むことを目標にする。そのため、階段を登るときに行う上方向への移動に注目し、これをダイラタンシー流体により再現した。また、自分が登っている姿を俯瞰することで実際に入り込んだような体験を与える。」

  • アイアムアモンスター チーム:パワーハレイション (無所属)

    子どもにとって、怪物が暴れ、街が破壊されていくような特撮のシーンはとても印象強く、またなぜかその力に憧れを抱いたこともあったのではないでしょうか。本企画は、その憧れを形にし、体験者自身が怪獣になって街を破壊しているような感覚を体験できます。

  • 鷹ニンジャ チーム:鷹パルクール (関西学院大学 理工学部)

    本企画では,VRHMDで映像を提示し,映像に応じた風圧と足元の感覚を提示することで,建物の上を自身の足で飛び回るような感覚に加えて,鷹のアシスタントが常に肩をつかんで誘導する感覚を再現することで,簡単かつ安全なパルクール体験を実現する.

  • ひっぱレンジャー チーム:nobi-nobi (慶応義塾大学 大学院メディアデザイン研究科)

    近年のVRゲームでは個人で楽しむものが増えてきている。しかし複数人で同じ空間を共有できるVRゲームを作れないだろうか。我々はこのような着眼点から、引っ張るという動作を用いて複数人で楽しむデバイスを開発した。

  • The first cradle ~うまれるまえのゆりかご~ チーム:おまえがママになるんだよ (電気通信大学 情報理工学部)

    本企画は,最大限人に癒やしを与えられる場である胎内の再現デバイス「クレイドル」を開発することにより,体験者に「人間が感じる最大の包まれ癒やし体験」を提供することを目的とする.

  • S.E.A. ~Sink into the Enormous Abyss~ チーム:Abyss Watchers (名城大学 理工学部)

    S.E.Aはスキューバダイビング中に起きる平衡感覚の麻痺を擬似的に再現する。本企画ではスキューバダイビングの平衡感覚の麻痺と海に住む魚を発見する楽しみを体験してもらう。

  • ギル+マン チーム:ギルメン (電気通信大学 情報理工学研究科)

    「ギル+マン」は魚が行うエラ呼吸を人に体験させることができるインタフェースです.本来人間が持っていない臓器を追加され,今まで得たことのないエラ呼吸感覚を提示します.

  • りっかーたん チーム:りっかーたんにぺろぺろされ隊 (電気通信大学 情報理工学研究科)

    「舐める」という行為は感情伝達手段として広くみられる行為である。本企画では「舐める」行為でコミュニケーションを取る生物「りっかーたん」と触れ合い、「舐められる」ことで友好の深まりを感じてもらう。

  • 電子転生 チーム:チーム マサケンヤス (慶応義塾大学)

    『電子転生』私たちの作品の体験を終えた時。あなたは新たな自分となって生まれ変わる。VRでしか体験できない人生の終わりと始まりを知ることにより、あなたは命の尊さと意味を再認識できるだろう。

  • 2016年 食物の旅 チーム:べんとうのきもち (豊橋技術科学大学 工学部)

     本企画では、体験者自らが食物となり、捕食者による食物の摂取から排泄までの道のりをほふく前進で移動する”2016年 食物の旅”を開発することで、体験者がインタラクティブに体の仕組みを学習することを目的とする。

  • Love Dream 歯ppiness チーム:歯ppiness (東京大学 大学院学際情報学府)

    本デバイスを使用することで,あたかも自分の口の中に,相手の口があるかのように感じることができる.相手が口を開いたり閉じたりする力を,自信の口の中で感じることができ,咀嚼のシンクロによる新体験を提供する.

  • Who’s an architect? チーム:はるる (慶應義塾大学 総合政策学部)

    この企画では他者のたくさんいる空間の中で、体験者がロボットからの映像を元にロボットを操作しブロックを使って建築物を作る。この体験によって、異種・異質なものとの共生を考えるきっかけが生まれることを望む。

  • 感電体験 チーム:感電感覚dreamer ( 電気通信大学 ロボメカ工房VR部隊)

    コールドスプレーを粘着物質に吹きかけて微小気泡を発生させ、接触した指腹を刺激することにより麻痺感覚(ビリビリ感)が生じます。この感覚を用いて、電気を使わない安全な「感電体験」をご提供いたします。

  • 通り抜けうぉ~る チーム:Gu-Punch (東北大学大学院 情報科学研究科)

    迫り来る壁に対して,あなたは壁に開けられた「穴」と同じポーズをして,壁を通り抜けなければなりません!もし壁と衝突してしまうと...あなたは着用したスーツから大きな衝撃を感じることでしょう...

  • リアライズ バーチャリティ チーム:ポテトグリコアルカロイド (筑波大学大学院 システム情報工学研究科)

    本企画ではユーザーはHMDの上からバーチャルなHMDを装着し、バーチャル空間の中のバーチャル空間を体験する。さらに着脱を繰り返すことで自分が見ている世界がバーチャルなのか現実なのかを曖昧にさせる。

  • なわとびマスターに俺はなる!! チーム:愉快な仲間たち (大阪大学 大学院情報科学研究科)

    なわとびには2重跳びや3重跳びなどの技があり,ギネス記録によると人間は6重跳びまで成功している.そこで本企画では7重跳び以上を目指して,現実では体験することのできない“N重跳び”の感覚を提示するデバイスを実現する.

  • みかけハこハゐが 全部俺である チーム:¬広重 (公立はこだて未来大学 システム情報科学部)

    歌川国芳の浮世絵を題材とした新しい鑑賞体験ゲーム。鑑賞者は、複数の人を寄せ集めて一人の大きな顔を表現しただまし絵の構成員のポーズを真似ることにより、VR空間上で絵画作品に参加できる。また、構成員がとっているポーズの難しさ滑稽さを体験できる。

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