2004年10月29日,30日に岐阜県各務原市VRテクノプラザにて第12回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト IVRC 2004の岐阜本大会が執り行われました.
厳正な審査の結果,下記のように受賞作品が決定されました.
【開会式の様子】
|
【こびと -Virtual Brownies-】
|
【SpikeTree】
|
【RFIDタグを使った人気投票】
|
また,以下の作品にフランス Laval 市で執り行われる Laval Virtual 2005 への招待を副賞とした賞が授与されました.
賞
|
作品名
|
チーム名
|
所属機関
|
ラバルバーチャル賞 / Laval Virtual Award |
「Conspiratio」 |
地球人 | 電気通信大学 |
以下の作品に明和電機様より明和電機忘年会への参加権を副賞とした下記の賞が授与されました.
賞
|
作品名
|
チーム名
|
所属機関
|
明和電機社長賞 / MAYWADENKI President's Award |
「Conspiratio」 |
地球人 | 電気通信大学 |
以下の作品にRFIDを用いた人気投票により賞が授与されました.
賞
|
作品名
|
チーム名
|
所属機関
|
VR市民賞/Citizen's VR Award |
「Spike Tree」
| Team Spike Tree | 電気通信大学/東京大学 |
小中学生みらい賞 / Student's Future Award |
「㌧㌧(トントン)」
]
| 宮田部屋 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
|
受賞チームのコメント
|
「Conspiratio」
総合優勝、LavalVirtual賞、その上明和電機社長賞まで頂くことができて、まさに感無量です。この作品を通して、吸い込むことの楽しさを皆さんに体験していただくことができたと思います。今後、さらに作品を精錬させ、LavalVirtualやSIGGRAPHで良い結果が得られるよう努力していきたいと思います。
「こびと -Virtual Brownies-」
今回の企画は実現が難しく、岐阜に至っても当初の企画を十分に実現したとは言い切れないものでした。そんな状況下でありながらの受賞ということで、今後の開発に向けた大きなはずみになりました。さらなる完成度の向上を目指して頑張って行きたいと思います。
「㌧㌧(トントン)」
この度は、「各務原市長賞」及び「小中学生みらい賞」を頂き大変光栄に思います。本作品は半年かけて作ってきましたが、モノ作りというものの大変さや人に興味を持ってもらう為のアイディアを見つけることがどれ程難しいか痛感したように思います。本作品『㌧㌧』は、昔の遊びとしてあった紙相撲を取り入れ、多くの人に『遊ぶことの楽しさ』を改めて知ってもらう為に作りました。きっとみなさんに伝えることができたのではないでしょうか。
「Spike Tree」
今回、このようなコンテストに参加できたことを大変光栄に思います。"Spike Tree"は「トゲトゲ生物とのコミュニケーション」を実現した作品です。磁性流体を使うことで、生物的な動きが表現できたと思います。今後、このような機会がありましたら、また新しい素材を用いた作品に挑戦したいと考えています。
「Pinocchio, a virtual character」
IVRC2004のレベルは非常に高く、お招きいただき、そしてこのような賞をいただき誠に光栄に感じております。優れた運営、そしてスタッフやその他のチームの方の暖かいお心遣いにとても感謝いたします。
以上
|