■IVRC 2002 参加チーム募集

 参加チーム募集

 IVRC では、他のコンテストでは、類を見ない、企画の段階から制作の終わりまで半年にも及ぶ長い期間、VRにかかわる第一線の研究者を中心に構成される優秀な運営スタッフが参加チームメンバーと関わるという、非常に珍しい形態を取っています。

 このコンテストの目的が単に制作費を援助して作品を作ってもらう、ということだけではなく、それを通じて参加チームのメンバーが、VRにかかわる技術者・研究者・芸術家として成長することも、コンテスト自体の目的であるからです。

 こうした充実した体制に基づいて優れた作品を輩出しており、今年度は米国で行われる世界最高峰のCGとインタラクティブ技術の祭典「SIGGRAPH 2002」で、IVRC による出展支援を受け、2000年度優勝作品 東京大学 ARIELチーム「バーチャルチャンバラ」が実演展示を行います。

 また、予選会と同時開催の第7回 日本バーチャルリアリティ学会大会でのコンテスト特別セッションにて、予選参加者の口頭発表及び大会論文集への予稿掲載が認められました。

 優秀な作品の、世界への挑戦を IVRC が支援します。

総合優勝 副賞 50万円(SIGGRAPH 2003 研修旅費として)(※1)
+ SIGGRAPH 出展投稿サポートなど(※2)

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 「バーチャルリアリティ」と言うと高価で特殊な機械を使って実現するものというイメージがありますが、実際は手作りの機械で表現できることがたくさんあります。

 例えば触覚デバイスやHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を自作したチームもあります。「ものづくり」はどうも・・・というチームは企業や研究室からHMDや三次元センサを借りてきてコンテンツの作り込みに力を入れることになります。

 結局体験して面白くなければ意味ありません。このコンテストが求めているのは様々なVRデバイスを自作したり借りてきたりして、それらを組み合わせて面白いコンテンツを提示することです。

 面白いアイディアはあるんだけどどうやってVRで実現したら良いの?というチームも心配しないでください。コンテスト経験者を中心に構成される学生ボランティアの先輩たちが懇切丁寧にアドバイスをしてくれるはずです。

 まずは新しいアイディアに溢れる企画書を書いて、「インタラクティブ・バーチャルリアリティ作品」にチャレンジしてみてください。審査を通過したチームは、IVRCが援助する制作費をもとに作品の制作を行い、東京予選大会へ参加します。ここで勝ち残ったチームだけが、岐阜県で行われる本大会へ参加する権利を得ます。

 本大会では、新規性、技術力(ハード、ソフト)、芸術性などを総合的に評価して審査を行いますが、何といっても「体験して面白い」かどうかが勝敗の鍵をにぎることになります。

 IVRC 2002 が、コンテストのさらなる発展の契機となるよう、すばらしい企画をお待ちしています。

 実際の応募に当たっては、【参加募集】の各ページをご覧ください。

(※1)旅費が50万円に満たなかった場合、実際にかかった旅費との差額分は優勝チームのものとなります。チーム登録メンバーによるSIGGRAPH 2003への旅行が一切行われない場合は副賞は無効となりますのでご注意下さい。

※2)SIGGRAPHをはじめ、東京ビッグサイトで開催される産業用バーチャルリアリティ展等国内外のVRイベントへの展示をサポートします。ただしSIGGRAPHの出展には審査通過が必要です。よって出展を保証するものではありません。




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